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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第十一章 新しい事と···

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203話 実験に協力してくれないかい?

実験の報酬が車?


何するの!?

日曜 昼 運転練習場


「実験に協力···ですか?」


「あぁ、今開発中の車でね?本当は高齢者向けの物なんだけど、幅広いデータが欲しくてね。初心者の人のデータが不足気味らしい。それに最近『免許取得』をした志希君にも協力して貰いたいんだ。」


説明を聞くと怪しい事はない


寧ろ役立つ事だ


「日頃の恩返しに良いな」と思い、ある条件を提示してみる


「協力は喜んでしますけど、一つだけ条件をよろしいですか?」


「何かな?報酬の車のカスタムかな?」


「いえ、あの車を『格安で売って』下さい。それなら協力します。」


報酬でくれるのはいいけど、対価が多すぎる。少しでもこちらからお金を払いたい


それに、『自分で買った』と思えば大切にするからね?


「ふむ···いいね。では、実験の協力の報酬は『あの車を格安で譲る』事にしよう。」


誠さんもこちらの意図を理解して、了承してくれた


「それで?僕は何するんですか?」


肝心の内容を聞いてなかったので、内容を聞いてみる


「簡単に説明すると、決められたコースを実験車で走ってもらうだけだよ。決められた天候で速度·コース·時間等のデータを記録するんだ。」


どうやら車の性能テストの一つで、初心者(何ヵ月)·ペーパードライバー(何年間)·ベテラン(運転歴何年)·高齢者(何歳以上)等のデータを記録するらしい


しかも男女別·年齢別でもデータ取りをやるので、人が集まり難いとか···


確かにここまで細かくしたら、該当する人が集まるのは難しいよね


そして僕は『18歳·男性·免許取得1ヵ月未満』のデータ枠に参加となった


「試験日時·場所は後で連絡するから、その日はよろしく」と言われて、解散となった


「実験車のテストかぁ···。危なくないといいな···。」


(でも、頑張って協力すればあの車が手に入るんだ。多少の危険は大丈夫だ!!)


そう考えて、家に帰宅した




そして木曜日。雨宮社長から車の実験の日時·場所を教えてもらった


日時は明日金曜日の朝8時で、開発センター近くの広い敷地だった


急になったが、他の人達の予定が合わず、この日時になってしまったらしい


日時と場所がわかったので、仕事に集中する


お昼に明日の仕事の事を聞いてみたら、「明日はお休みです。それか、午後出勤でもいいですよ?」と言われた


どうやら実験は午前中に終わる時もあれば、1日の時もあるらしい


「では、明日の状況で出勤するか判断するという事ですね?」


「そうですね。大抵の人はお休みしてますね。実験が結構大変らしいです。」


どうやら実験はそれなりに大変な事の様だ


人の命が関わるから当然か···


「でも、困ったな···。明日の特売には来たかったんだがなぁ···」


つい考えが漏れてしまった···


「実験が終わったら買いに来てはいかがです?こちらの食堂は出入り自由ですから、お休みでも買い物する事は出来ますよ?」


「現にお休みの人も食堂を利用してますし、全然大丈夫です。」


「なので、志希さんもお休みの日(水曜日)に来て、食堂を利用しても大丈夫です。出入りは一般口から入って3階の社員専用出入口を通る必要がありますけどね?」


社長は笑顔でそう話してくれた


「休日も利用可能なら利用しに来ようかな···今は前半も休みだから、食費を節約出来るかな···」


そんな事をぽつりと漏らしてしまった


「それなら、お休みの期間もこちらで仕事しませんか?」


社長がそう提案してくるが、「あちらを辞めた訳ではないので···」と断った


「それは残念ですね。でももし、こちらで働く気になったら、いつでも言って下さい。お待ちしてますので!!」


「それと、先程言いましたが、お休み中でもこの食堂を利用しても大丈夫ですから、遠慮なく来てください。」


「勿論志希さんの社員証で支払いをして下さって構いません。志希さんも『大事な一員』なんですからね?」


やわらかく微笑む社長に感謝しつつ、「休みの日の利用分は自腹で出す」と固辞する志希であった




次回『実験と特売』

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