194話 利用方法を変えよう
別世界『鍛練』の利用方法を変えよう
月曜日 夕方
『鍛練』に氷山を作り、氷山の内に氷室を作った
氷室の中に氷を敷き詰め、『レモン蜂蜜』(中瓶と大瓶)を並べて置き、氷で出入り口を密閉する
「これで通常よりも早く完成するな」
事の発端は『仕込んでいたレモン蜂蜜が白達に狙われた』のだ
正確には『完成品(小瓶)が全部消費された』である
残るのは中瓶と大瓶のみ···
中瓶はあと少しで完成するが、大瓶はまだまだ先だ
今は『世界樹の実』でなんとかなっているが、白達が完成を待っているのは明らか···
今回新たに創造した『鍛練』に入れれば、『早く出来る様になる』と考えた白達がお願いしてきたので、試しに氷室に入れてみた
撹拌は風華がやるので、僕は何もやる事が無くなった···
他にも『燻製小屋』『熟成小屋』も作り、様子見をしている
上手くいけば保存食が出来るので楽しみだ
『燻製小屋』には『豚肉ブロック·牛肉ブロック·丸鳥一羽』を吊るして燻して置く
『熟成小屋』にも同じ様に設置する
『熟成小屋』には追加で『チーズ』も置いてみた
『鍛練』の管理は世界樹がするので上手く出来るだろう
これからは時間経過が必要な物はこちらに持ってこよう
一通り『移動·設置』が済んだので、少し鍛練をしてから『温泉』に転移して汗を流した
「今度は魚の開きや一夜干しとかも作ってみたいな···」
それには『乾燥小屋』も必要になるな···
他にも『寝不足の時に、こちらで就寝すれば、あちらの1秒もあれば充分に睡眠がとれる』等、普段の生活にもメリットがある
「『鍛練』の新たな使い方が見つかったのは嬉しい事だ」と思う志希であった
夕飯後
世界樹に「『鍛練』のレモン蜂蜜等が完成したので回収した。他の物も回収したので、確認して欲しい」と言われた
回収した品を出して、一つずつ確認して格納庫と保存庫に分けていく
世界樹の管理のお陰で燻製や熟成等も最高の状態で回収されていて、文句のつけようがない
レモン蜂蜜もしっかり漬かっている
大瓶は格納庫に入れて、僕が管理する事にして、中瓶は一瓶を保存庫に入れて残りを格納庫に入れる
保存庫の一瓶は白達に自由に飲んで良い事にした
一応「少しずつ飲んでね」と伝えたが、いつまで持つかなぁ···
とりあえず『中瓶が無くなったらまた仕込む事』を決め、『熟成肉』各種と『燻製肉』各種を切り分けて、朝ご飯用以外を格納庫にしまう志希であった
今日の精霊王
『·········。』
どうやら眠っている様だ
そして精霊樹はまだ帰る気はない様だ
次回『世界樹+聖木で聖界樹とかどう?』




