163話 お悩み相談?
どうやら『電』がお悩みの様子···
夕飯前ののんびりしていた時、白に相談をされた
「最近電の元気がない?」
『そうなの。何か元気ないの』
白がそう言って落ち込む
「う~ん。考えても仕方ないから、本人に聞こう。白は電以外と別世界で待機していてくれる?2人きりで話してみるよ」
『了解。マスター、電を頼んだの~』
白はその場で転移して電以外を別世界に呼ぶ
僕は電を呼んで温泉の休憩所に行き、話を聞く事にした。
「さて、白が心配していたけど···電はどうして元気ないのかな?何かあったのかい?」
『最近何もしてない···。風華と琥珀は毎日お仕事してる···。白達も魔法でサポートしてる···。電は何もしてない···。』
電は落ち込みつつ、話をしてくれた。
どうやら皆に比べて自分は仕事をしていないのを気にしている様だ···
「う~ん···そうかな?電だって毎日料理を手伝ってくれてるよね?それじゃ駄目なのかな?」
『違うの···。魔法のお仕事してないの···皆魔法のお仕事してる。白は照明。黒は転移。琥珀は世界樹の世話。風華と雫と灯は料理や洗濯や洗い物。電は何もしてないの···』
「(あ~···そっちかぁ···)電だと電気·電子系だから···。う~ん···じゃあ···とりあえず家の電気のサポートしてみる?」
『どうするの?』
「簡単なのは僕の携帯の充電とか、家電製品の電力供給の補助とか?」
『それなら出来る!!すぐにやる!!』
「待って待って!!全部やったら電力会社から怪しまれるから、少しだけでお願い。『メーター動いてないのに電気使ってる』なんて怪しいだけだからさ···」
やる気になった電を落ち着かせて、電力供給の補助を頼む
『わかった。どれくらいにする?』
「う~ん···いきなり多く補助すると怪しまれるから···。『常に動く物』じゃなくて『炊飯器』とか『電子レンジ』でどうかな?後は出先での携帯の充電とか?」
本当は『冷蔵庫』とか頼みたいが、それは怪しまれるかも知れないのでやめた。
『わかった。これからはそうする』
「電が元気になった様で良かった。でも、張り切り過ぎて壊さないでね?」
『大丈夫!!そんな事はしない。ついでにマスターの携帯のメンテナンスもしておく。』
そう言って雷は僕の携帯に入り、充電を始める
「これで解決かな?」
後で判明した事だが『携帯の一部に不具合があり、それを直しておいた』と報告をうけた。
その時はしっかり電を褒めておいたよ。
そして『日頃のお礼にたこ焼きを作る事になり』昼に漬け込んだお肉は明日になってしまった···。
夕飯がたこ焼きになったので、冷蔵庫から格納庫に全部移動したよ···
流石に漬け込み過ぎになるからね···
次回『豪快な魚屋だったなぁ···』




