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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第九章 少しずつ変わる日々···

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155話 今度は何ですか?

開発センターには行かないようです

木曜日 朝


開発センターに行く準備をして、外で車を待つ


いつもの時間に車が来て、運転席から凛が降りてくる


「おはようございます。志希様。本日は開発センターではなく、他の場所にて『お嬢様達』がお待ちしております。移動に少々お時間がかかりますので、準備をお願いします。」


いつもと違う雰囲気の凛に若干の警戒をするが、『行かない』という選択肢はない様だ。


何故なら『助手席に綾香が、後部は鈴音と桜花が控えている』からだ···


断ればいつもの運ばれ方をされるだけだ。


とりあえずトイレだけ済ませ、車に乗る


「では、出発します。」


凛が車を走らせる···


いつもとは逆方向を走る車は何処に向かっているのか?




車で走る事3時間···見知らぬ建物に到着した。


「失礼ですが、志希様はパスポートをお持ちですか?」


「いえ、1度も作った事無いですね。」


綾香が聞いてくるので、正直に答える


「では、こちらでお作り下さい。ここは最速でパスポートを発行出来る所です。」


車は駐車場に停まり、建物の中に案内される


「パスポートは写真とか身分証明が必要ですよね?そんなの持って無いですよ?」


綾香にそう訪ねると、書類一式が渡され、あとは本人が提出すれば良いだけになっていた。


(そういえば入社の時に色々な書類に署名したなぁ···。パスポートも頼んでいたけど忘れてたわ···。前々から身分証明として使えるから欲しいとは思っていたんだよね···)


自分で頼んだ事を思い出し、反省しつつ書類を提出しに行く




窓口で手続きを済ませ、再び車に乗って次の場所へ···


2時間程で到着した場所は大きなホテルだった


車から降りてホテル内に入り、受付を済ませると、4人に囲まれてEVに乗り、最上階へ···


そして部屋に案内されたので中に入ると、雨宮家の3人(誠·静流·静)が待っていた。



「おはようございます。皆さんお揃いで、今回は何でしょうか?」


僕が挨拶もそこそこに問う


「おはよう。今回は海外に行く話をしていたんだよ。あと十数日後が『私(誠)の誕生日』でね。うちの所有している海外の島に行こうと思ってね?どうだろうか?一緒に来てくれると私としては嬉しいのだが···。」


誠さんがそう言ってくる。


「そうなんですか?それは、おめでとうございます。しかし、僕が一緒で良いんですか?お邪魔では?」


誕生日を祝うのなら、『家族』とか、『会社のお偉いさん』とかを呼んでやるとかではないのだろうか?


僕みたいな者が一緒に来て良い事なんて無いと思うんだが···


そう答えると、誠さんが僕を連れて皆から離れた場所で話始める。


「実は、志希君にはお願いがあってね···。今回の旅行には人数が足りないんだ···。その枠を埋めるのに一役かって欲しいんだ。他に安心出来る人がいなくてね···。それに、『例の件の話』もしたいんだ。」


『例の件』が本命か···。僕としては『誠さんを祝いたい気持ち』があるので、『例の件』云々が無くても祝う事は決定していた。


「態々『例の件』を持ち出さなくても、知らせてくれればお祝いしますよ?誠さんにはお世話になってばかりなんですから···気兼ねなく言って下さい。頼りないかも知れないけど、力になりますから」


そう答えると、誠さんが僕を抱き締めて来た。


そして背後から黄色い悲鳴(鈴音)が聞こえた···


彼女とは後で『お話し』しなきゃな···


「ありがとう!!やはり志希君はうちの子になってもらおう!!静の婿が嫌なら、養子にしよう!!早速手続きおっ!?」


暴走しそうな誠さんが急に気を失って倒れた···


そして背後には静なオーラを纏った静流さんが笑顔で立っていた···


そして、その手にはバチバチと電気が通っている物体が···


「あらあら···あれだけ私にはキツく言っていたのに···貴方が暴走してどうするのです?」


声は優しいが、その表情は冷たい···


まるで氷河期の様だ···


気絶した誠さんは執事さん達に運ばれて行き···僕は『生まれたての小鹿』の様に震えるしかなかった···



次回『気を取り直して···』

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