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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第九章 少しずつ変わる日々···

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152話 出直してきな···

バイト終わり、駐輪場で待ち伏せにあう

僕の前に3人の女が立って、行き先を塞いでいる。


「あの···退いてくれませんか?そこに立たれると通れません。それに、ここは従業員専用スペースです。お客様は基本立ち入り禁止ですよ?」


一応注意をしておく


やりとりを録音しているので、此方からは無難な言い方をしておく


「あなた!!私の婚約者に色目使って恥を知りなさい!!」


お嬢様っぽいのがいきなり訳のわからない事を吠えた


頓珍漢な物言いに、僕は早口で捲し立てる。


「はい?何言ってるのか皆目検討つきませんが?第一あなた誰ですか?あと、婚約者って誰の事です?あなたの婚約者って事は男性ですよね?僕は男なのでそっちの趣味はありません。言いがかりですね。あまりにしつこいと警察を呼びますよ?それでも構わないのでしたら、どうぞ『あなたの勘違いの恥ずかしい話』をして下さい。」


「因みに『このやり取りは記録しています』ので、後で『何を言っても覆りません』よ?さぁ、その覚悟があるならどうぞ?」


そこまで言って、相手の答えを待つが、何も言ってこないので、とどめとして言い放つ


「無いなら出直してきな···1日付き纏われて此方は迷惑しているんだ。店内のカメラにも映像があるから、出るとこ出るぞ?わかったら退け。時間の無駄だ」


少し強引に自転車を押して3人を退かし、自転車で帰路につく



(時々ああいった輩に絡まれるけど、今回は悪質になりそうだな···店長に連絡して映像を保管しておいてもらおう···)


不機嫌な気持ちで自転車を走らせていたが、一向に気分が晴れないので『見晴らしのいい高台』の駐車場に転移した。


(少し帰り遅くなるね。多分夕飯が遅くなるけど、何かリクエストあれば言ってね)


白達に小枝を通して連絡をして、近くの自販機でホットココアを買ってベンチに座り、沈む夕陽を眺める···


店長にも連絡を入れ、映像を保管してもらっておくのも忘れない。



「さて···どうなるかな。相手の出方次第では、それなりの対策も考えなきゃね···」


ココアを飲み、気持ちを落ち着かせる。


(何か···明日バイト行くの嫌になって来たな···。絶対高確率で明日も邪魔しに来るよな···。)


(しかも、婚約者って誰だよ?男で独身···店長?忍野さんは既婚者だし···他の男性店員も聞いた事ないぞ···)


誰にも思い当たらないので、考えるのをやめて、ココアを飲み干してゴミ箱に捨てる。




自転車を走らせ、ファーストフードで大量買いして家に帰り、白達と一緒に夕飯にした。


やけ食いもたまには良いよね···。


寝る前に明日の朝食の仕込みだけ済ませて布団をかぶる


風呂は明日の朝に入る事にした。


(お休み···せめて夢だけはいい夢を···)




次回『婚約者って···自称かよ!?』

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