150話 居心地いいの~
聖の聖域のチェックに来たよ
お昼の片付けも終わり、隣の家に入ると、白達が思い思いの場所へと飛んで行く
「どうかな?違和感とかある?」
近くにいた白に聞いてみる
『特に違和感は無い。寧ろ居心地がいい』
『居心地いいの~』
他の子も戻って来て、周りをくるくる回る
『具体的にはマスターの霊力に包まれている感じ。世界樹の聖域より居心地がいい。これはマスターと契約しているからだと思う。これは他の精霊達に合うかは不明だが、少なくとも不快に感じる事はないと思う』
白の長文が出た···
そんな感じなんだ···
『しかも、世界樹の聖域と干渉しない為、自然と適合していると思う。更にマスターの聖域だと魔法に使う魔力量が少なく、威力は高くなる様子。これは他との不純物がないマスターの魔力のみの聖域だからだと思う。』
黒もそう言いながら魔法を見せてくれる。
他の子達も同じらしい
どうやら『世界樹の聖域』は『精霊王の霊力』と『僕の霊力』が『混ざっている』らしく、『聖の聖域』は『僕の霊力のみ』らしい
これは種から創造したからだろうと結論を出した。
思わぬ結果を知り、ある事を考える···
『僕の創った木と世界樹の枝を接ぎ木したらどうなるのかな?』
現状世界樹は僕の創った木にリンク出来ない様子だ···
それならば互いに接ぎ木したらどうなるのか?
どちらかが消える?
それとも融合して適応する?
最悪互いに消える?
新しい存在になるかも?
この検証は世界樹と共にやろう···
万が一があったら大変だからね···
世界樹に話をしてみた
「やりますか。はい、この枝使って下さい。」
世界樹が枝を伸ばしたのを切り、僕の聖木に接ぎ木してみる
この聖木は別に育てた木だ。
繋いだ箇所を固定して成長させる
見た目は世界樹だが···失敗したか?
隣の世界樹に聞いてみると
「リンクは出来ますね···。変わったところは···『聖域』の質が志希さんの霊力のみになってます」
「それで?今の大きさまで成長は出来るの?」
「出来ますね。しかも今まで以上に自由に大きさが変えられます。実の質も上がりますね···これは私の上位互換···凹むわ~」
世界樹が凹んでしまった···
実験結果を知れたのでストックしていた別世界の1つに植えておく
ある程度成長させてから世界ごと封印する。
定期的にバックアップとしてリンクする程度にしておこう。
まぁ、結果は良かったのでこの実験は終了する。
これ以上世界樹を増やすのは止めておこう···
一応ストックしていた別世界に『聖木』を植えて大きく成長もさせて置いた。
これで今使用している別世界は『訓練場』『温泉』『食料生産』『遊び場』『精霊樹』『バックアップ』『バックアップ(上位)』『聖木(封印)』『分身体』『封印(隠蔽)』『隠れ家』になった。
別世界のストックはまだあるが、あまり増やすと管理が出来なくなるな···
纏められる所は纏めるか···
次回『また女の子に間違えられた』
この話で八章終了です。
九章もお楽しみに
誤字脱字の修正しました。
報告ありがとうございます。




