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山中さんはリッチ

大変お待たせいたしました!


僕たち5人はリフレッシュ期間中に入ってから山中さんの別荘に遊びに来ていた。


大祭が終わった後も5人のバンドを続けるか?という話になったのだが、至極当然の様に今後も続けていくことになった。

それならば、今回の成功のお祝いとお疲れ様の意味を込めて5人でどこか遊びにいく?という話に。

そこで山中さんが、「それならば、私の別荘に遊びにくればいい。」っと言って来たのがここという訳だ。


しかしなんだ・・・。デカい。家が。


「山中さんの家って大きいんだね・・・。」


その大きさに僕は愕然とする。いや、莉緒と龍、紫音も驚いてほけ~っとしている。


「ハハハ。いやいや、少々恥ずかしいな。自慢つもりではないが、少々裕福な家庭なんだ。まぁゆっくりしてくれ。」


山中さんはそう言って家の中を案内してくれる。


「基本的には好きな部屋を使ってくれて構わない。一人一部屋以上あるからな。」


確かに部屋の数が凄い多い。おそらく20ぐらいはある。


「ちなみに、ここは防音室だ。ここでバンドの練習も出来る。」


設備が必要分揃っている。練習するには十分。でも、今回はそれが目的ではないから使うことは少ないかもしれない。


「そして2階のここが、海とプライベートビーチが一望できるリビングルームだ。」


「おお~!」


僕は思わず驚きと興奮に満ちた声をあげる。


「すごーい!」


莉緒も同じ様に目を丸くしている。


「こりゃ凄いな。」


龍も声を漏らす。紫音は同意するようにコクコクと縦に顔を振っていた。


「気に入って貰えたようでなによりだよ。」


みんなの反応を快く思ったのか、山中さんは嬉しそうに笑った。


「とりあえず、日中はリビングルームとかプライベートビーチで遊ぶとして、夜はそれぞれの部屋でゆっくりするって感じで良いかな?」


僕はそう言って、ここでの大雑把な過ごし方を提案する。


「うん、それでいいよ。」


莉緒はすぐに同意してくれる。


「あぁ、構わないさ。好きに過ごしてくれ。」


家主の山中さんも了承してくれた。


龍、紫音も首肯してくれたのでこれで決まりだ。


「さてと、まずはもうすぐお昼だし、みんなでご飯でも作る?」


僕は時計をチラっと見てそう言った。


「うんうん、良いね!楽しそう!」


ワクワクしている莉緒。


「山中さん、キッチン借りてもいいかな?」


山中さんに確認。


「もちろんさ。」


即快諾。


「食材は今回の泊まりに合わせて冷蔵庫に用意してあるから、好きに使って大丈夫だ。」


山中さんはそう言って業務用と見まがうばかりの冷蔵庫を開けて見せてくれた。


「じゃあ早速5人で分担して料理を始めよう!」




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