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秋の大祭はホントにビックだった

大変お待たせしました。



大祭初日、国語選択の発表の日だ。「国語」と言ったが、大雑把に分類した場合で、実際はかなり幅広く行う。古典、小論文、弁論大会、書道などなど。


僕と莉緒は二人で発表を見て回った。なかなかレベルの高そうなモノもある。

専門家じゃないから、なんとなくそう感じるというだけだ。でも、みんな自分が得意と思っている、好きと思っている科目を選択して学習しているからだろうか。自然とクオリティの高いものが出来上がる。

勉強ではなく、学習・・・いや、もっと言うならば「楽しく習う」で「楽習(がくしゅう)」。

それが本来一番正しい教育の在り方だと思う。個性を活かし、個性を認めるというのはそういう事だと思う。


ある程度見て回って疲れてきた僕たちは休憩がてら、衣服づくりを手伝ったメイド喫茶に行った。

なかなかの行列が出来ていたのでしばらく待ってから入った。


「おかえりなさいませ、ご主人様、お嬢様。」


元気の良いお出迎えを受け席に座る。メニューは軽食5品、飲み物5品と少なめではある。

だが、出て来た品を見てびっくり。なかなかどうして、凝っている。


「おお。凄い美味しそう。」


「ホントだ、飾りつけも可愛いし。」


二人して舌鼓を打ちながら美味しくいただいた。接客もすごく良く安定している。これは行列が出来る人気があるのは当然ともいえる。可愛い制服を眺めながらしばらく料理を楽しんだ。


その後は演劇を見に行った。こんなのもあるのか。関係者の生徒に聞いたらこれも7日間行うとのこと。

演目は、某有名な2つの名家の男女の間で起こる悲劇の物語と、完全オリジナルの物語。

1日おきに交互に行う。今日は有名な方だった。

この演劇もまた演技が良くてつい見入ってしまった。


「うぅ・・・。二人とも可哀そうだよ~・・・。」


莉緒は見終わった後、しばらく涙目だった。そんな莉緒に僕はキュンキュンだ。


演劇の後は出店を何件か周り、食べ歩きした。


1日目の来場者は5万人とビックイベントの様相だ。

もしかしたら、僕は知らないだけでこの学校って凄い・・・?

よくよく考えたら、ちゃんと「大祭」って言ってるじゃん。ビックって言ってるよ。

学校の新たな一面が見れた。これは、僕たちのバンドライブもしっかりやらないと。


そんな感じで一日目は無事終了した。







ブックマーク、評価ありがとうございます。とても励みになります。

毎日10時更新でしたが、一日空いてしまいました。

これからは1日おき、2日おきの更新になるかもしれないです。

でも、万が一の事がない限りは完結まで書きます。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

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