莉緒の勧誘
ーーーーーーーーーー莉緒視点ーーーーーーーーーーー
私は、ドラムが得意な人に声をかけていた。ギターの人には葵君が声をかけてくれてる。
「おはよー。優」
彼女は山中 優。音楽の授業で仲良くなった友達。
「おはよう。莉緒。」
名前で呼び合う仲だったりする。
彼女は短髪ですこし髪を茶赤に染めている。
結構美人さん。美少女って感じじゃなくて、美人さん。スタイルが良い。
「どうしたんだ?」
「えっとね、実は秋の大祭で葵君とバンドをしようって話してて、ドラム出来る優が入ってくれれば嬉しいなって。私普段ピアノだけど、キーボードやるから。」
「ふむ、今からだと少し早すぎるのでは?」
優は葵君の方を見てそういった。
「あーうん、確かにちょっと早いかなぁとは思うんだけど。葵君がね、やるならクオリティの高いモノにしたいからって。」
「高嶺君が?なるほど。」
優は納得の表情だ。
「ん?なにがなるほどなの?」
私は聞き返す。
「ん、むしろ莉緒は気づいてはいないのか?高嶺君の素質に。ギターの龍は気づいてるとおもうが。」
優は気軽に「龍」と呼んでいる。友達なんだ。
「??」
私は、疑問符を頭の上に大量生産している。
「意外と鈍感なんだな・・・。それはまぁ良いとして。秋の大祭の課題では頭悩ませてたところでな、乗らせてもらうとしよう。」
優は承諾の意を見せてくれた。
「ありがとう~!よろしくね!」
私は優の手をとり、ぶんぶんと振る。
「痛いぞ。」
優は苦笑い。
「あ、ごめん。」
おもわず。
ちょうど、葵君の勧誘も終わったところみたいだ。
ーーーーーーーーー葵視点ーーーーーーーーーーーー
僕たち4人は早速顔合わせだ。
「えっと、ギターの龍だよ。一緒にバンドやるって。」
「優、宮津さん、よろしく。」
龍は二人にそう声をかける。
「ドラムの山中優だよ、私は優って呼んでるけど。」
莉緒がそう紹介してくれる。
「よろしく、龍、高嶺君。」
山中さんは同じように返してる。龍と親しげだ。
「二人とも友達なんだね。」
「同じクラスで同じ授業選択してたら普通だと思うがな。」
龍はなんの事もなげに、そう言った。
う・・・。確かにその通りです。
「この4人でやるのか?」
龍は僕に聞いてきた。
「ボーカル、キーボード、ギター、ドラムが揃ったから、出来ればベースがほしいかな。」
僕はそう答える。
「双子の妹がベースが得意だ。今日は病欠してるが。」
龍はそう答えた。
「じゃあ、勧誘していいかな。」
「どうだろうな、妹は気難しいやつだからな。容易ではないかもしれないぞ。」
「が、頑張るよ・・・。」
若干の不安を抱えつつもその日の勧誘は無事成功した。
600PV超え、ユニーク140人超え、ありがとうございます。活動報告にも似たような事かきました。




