生まれ変わるなら
生まれ変わるなら…
「今度はゆっくりと誰にも縛られない人生を送りたいですね」
「そうですか、此処に来る皆さんの祈りを出来るのなら叶えたいと毎回思います」
「死んだら女神さまに皆会えるんですか?」
「いえ、私アメストは歪みによって亡くなるはずでれはなかった人を担当しています」
担当と言うことは役所みたく、色んな神がいるのか。
「歪みって結構前からあるんですか?」
「はい、ただその存在はいつからあったかははっきりとは言えません」
「なるほど」
「それで最大限貴方の願いを叶えたいのですが、その前に貴方に頼みがあるのです」
「頼み?」
「はい、貴方には歪みによって変化された世界を救って欲しいのです」
「救う?」
「はい、世界は広いです。なので非業の死や前世で功績を残した人など様々な方にこのような頼みをしています」
「なるほど、でも俺普通のサラリーマンだったのにできますかね?」
「大丈夫です、貴方のような人にはステータスは最高レベルまで引き上げて資金なども援助し歪みからなるものを解決していただきたいのです」
「結局その歪みはなんなんですか?」
「普通なら出てこないモンスターや人の邪悪な心に入り込んで支配し、暴れ回る存在などを解決してほしいのです」
「まあ分かりますが、僕はゆっくりと過ごしたいんですがそれでも?」
「構いません、貴方のペースで構いません」
「分かりました、じゃあ最初は?」
「先ずは貴方が過ごしていた地球に近い場所で、過ごしてほしいのですが一つ問題が」
「なんですか?」
「地球と同じような環境で居れば居る程、死ぬ前の体の状態に近いんです」
「つまり?」
「全く同じ環境に居れば居る程、体の状態も変化が追い付かないんです」
なんだか難しくなって来たなと思いつつ話を聞く。
「つまり?」
「事故で亡くなったり殺されたりしたらその痛みを背負った状態で転生するんです」
「普通のよくある転生ってそう言うのは関係ないのでは?」
「私達の力ではそんな力はないんです」
「そうですか、なんとなく話は分かりました」
「最後に貴方が次に向かう世界では命は一か月です。命が尽きると此処に戻ってきますので」
「分かりました」
「では、貴方を飛ばしますね。お願いします黒瀬 恒一様」
そうして俺は地球に似たとある世界に飛ばされた。




