表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/75

階段前の攻防

 真ん中の空間をスルーして、一旦外に出ようと右回りで 2層を戻る。

 コボ、コボを倒して戻る道の先に奴が見えた。


{リザードマンがいる}


 私はモーニングスターの持ち手を腰の左に差し、鎖を後ろにまわして、鉄球は右の腰に引っ掛けた。

 背中のナップサックから細長い方の棍棒を抜き、棍棒の 2刀流で奴と対することにした。

 不意打ちできないかと、そ~っと近づいたが、気づかれて槍を向けられた。

 こいつも三叉の槍を持っていた。


 右手の棍棒を槍に添わせて穂先を避けながら近づき、左手の棍棒でリザードマンの小手を打ち、その場で一回転して右手の棍棒でリザードマンの右脚の膝裏を叩いた。

 リザードマンが膝カックンして両手をついた。

 左手の棍棒でリザードマンの後頭部を殴り、また一回転して右手の棍棒でも後頭部を殴る。

 ここで右手をモーニングスターに持ち替えて、鉄球連打を繰り返した。

 リザードマンをダンジョンに還すまでに MPが上がって、HPが 3 下がった。

[ケア]を使っておく。


 その後、 2層から 1層に戻り外に出た。

 レベルは 2 のままで、 HPは 14だった。


[魔石換金] カプセルホテルに戻り [昼食] [仮眠]


 ダンジョンに入り直したら HPは 21まで回復していた。


 2層の地図はかなり埋まっている。

 完成させて、 3層をチラッと覗きに行こう。


 1層から 2層に、また -2で降りて、今回は最初だけ右に進んで、左回りで進む。

 曲がって曲がって曲がって、1層から 2層に降りてきた階段の壁のすぐ裏側辺りに 3層へ降りる階段はあった。

 階段の前にはオークがいた。

 すると、階段を上がってきた探索者が、眼の前にいたオークを一刀両断に斬り倒した。

 かなり露出の高い剣士か騎士のような装備の女性だった。


「あ、ごめんなさい。横取りしちゃいましたか?」 と、モーニングスターと棍棒を持ち替えようとしていた私に気づいた女性騎士(騎士にしておこう)が謝ってきた。


「いえ、まだ戦闘に入ってませんでしたから、全然大丈夫です」 と、私。


「そうですか。 あ、よかったら魔石をどうぞ」 とオークが落とした魔石を拾って渡してきた。


「いえいえ、本当に、何にもしてませんから…」 と断ろうとする私の手をとって、


「どうぞ、どうぞ」 と棍棒を握っている私の手に魔石を乗せようとしてくる。


 そこに、階段を上がってくる、別の探索者が2人。

 魔石のやり取りをしている私達の横を、[失礼します〜]という感じで通っていく。


 その後、もう 1ターン「どうぞどうぞ」「いえいえ」を繰り返してから、「そうですか」と魔石を渡すのを諦めて女性騎士は去って行った。


 地図が埋まりきってないので、まだ 3層には降りない。

 シンメであろう地図を想像して進んで行くと、午前中とは逆から真ん中の空間にたどり着いた。

 おもむろにモーニングスターの鉄球を振り回し、私は中のゴブリン、インプ、コボルト、ゴースト、スケルトン、スライム(倒した順)をダンジョンに還した。

 HPは 2減った。


 真ん中の空間の左右の空白も埋めて、2層の地図が完成した。

 MPが上がったので[ケア]を使う。


 そして、3層に降りる階段に戻り、3層を覗いてみた。


{ほへ〜… 空がある…}


 これは、1層、2層の洞窟迷路型とは桁違いの広さだ。

 まず草原が広がっている。

 草原のむこうには森も見える。

 探索者も沢山いるようだ。

 見えている範囲でも戦闘中の探索者が何組もいる。


{売店で3000円で売っていた 3層の地図はどんな地図なんだろう?}


 私は、360度、くる〜っと見渡して、ざっくり楕円を描き、真ん中に[草原]と書いた。

 そして、楕円の外に[森][森][森][森]と書いた。

 3層の地図の作成の第一歩だ。

 明日から、これにちょこちょこと描き足して行く。

 描き直し前提で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ