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カッシーナ物語  作者: チョコファッション
久々のギャグパート
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29/30

29.脱却そして転落~治安維持組織(笑)~

 アルバイト採用から丸一日。今日が初出勤だ。え? アルバイトは就活とは言わないって?ちょっと黙っていようか。

「店長!働きに来ましたよ!これで僕も無職脱出です!」

「む?カッシーナ君か。すまんな。ピアノを演奏してもらった時から記憶があやふやだ。採用したんだっけ?」

 早速ピアノの前に案内された。手始めに「エリーゼのために」でも弾くか。ズボンを脱いで。シャッ! パンツを脱いで、シャッ!

 プププププー

 これが最近習得した、おならで自由な音を出す技、〈音域自在(おならスピーカー)〉だ!透き通ったきれいな音色!みんなこっちに注目しているね!でも、なんだか変な感じに注目されている気がするな・・・?

 あれ、店長の動きがおかしいぞ。何やら電話を・・・。

「私、通報を受けてきました。警視庁の笹河と言います。公然わいせつをしているのは・・・・あなたですね。」

 警察呼びやがった。公然わいせつとは失礼な。僕は音で皆に真の芸術を見せているだけだ。お尻だっておならをクリアに聞かせるために出しているだけだよ。

「なんかお尻を出すのが普通のようなことをいいますね。本当に日本の文化圏で育ったのか?店の評判が悪くなるからさっさと捕まってくれ!」

「店長さん、落ち着いて。あの、とりあえずお尻しまっていただけますか?」

 唐突に羽交い絞めにしてきた。やめていただきたい。

「ちょ、抵抗しないでください。力、強いな・・・。」

 警察とは町の治安を正すための組織ではないのか。暴力を振るう治安維持組織とは。警視庁も堕ちたものだな。よし、逃げよう。僕は平和主義者だから乱暴はしないぞ。それはそうと逃げるために〈激臭領域(すかしっぺフィールド)〉。

 バタバタと店の人間が倒れていく。

「こちら笹河。通報を受け到着したカフェで毒物が・・・まかれ・・ました。応援、お願いしま・・・・。」

『了解。犯人は・・・。・・?笹河?応答せよ!笹河ーッ!』

 あれ、治安維持組織(笑)の応援が来るらしい。逃げなきゃだな。

 ***

「王子ーッ!なんか警察に追われてしますー!」

「何やってんだお前ェー!」

「王子、ボクも追われてるんだけどどうしよう⁉」

「ライプニッツ!お前もか!」

「カッシーナ、私とヨシとヨリも追われ始めてしまったわ!」

「政子さまに命令をする無礼者がいたのだ。」

「気絶で済ませてやっただけありがたいはずなのだがな。」

 まとめると、らっきょうマンは店のらっきょうをお客に勝手にサービスした。ライプニッツは会社のオフィスの機会を勝手に改良したら、分解している所を見つかった。政子は・・・ヨシとヨリを置いてからファミレスの接客に行くべきだったな。ヤンキーがファミレスに来ることは想定できなかったかもだけど。

「どうしましょう王子!このままわが家へ帰っては警察が待ち構えている可能性も!」

 確かに、らっきょうマンの言っていることも正しい。だがしかし。

「あ、見てあれ!ラッシーナが・・・!」

 そう、ラッシーナは、僕たち犯罪者集団の近くにいた者として警察に連れて行かれる可能性があったのだ。

「ヨリ、ラッシーナを助けよ!」

「御意」

 警察を傷つけて罪を重ねるわけにはいかないので、ヨリは服を切り刻むだけで許してやったらしい。

「またつまらぬ物を斬っ——」

「それ以上は言うな、ヨリ。地球には著作権というものがある。」

「王子、逃亡生活へ転落してしまいました。我らがオナラ王国の希望の光を犯罪者あつかいなどあってはなりません。王国へ救援を要請しますか?」

「いや、いい。助けてもらうと、また王国へ連れ帰られそうだからね。」

「・・・わかりました。」

 こうして、カッシーナと愉快な仲間たちの逃亡生活が始まる。前章の敵のボスの関わり方を考えずに始めたが、物語はどうなってしまうのか。次回へ続く!

ギャグパートもっと上手になりたいな(五七五)

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