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!?!?!?

わ、わたし夢でも見てるのかな???

朝の光で目を覚ませば、わたしはアスベル様と同じベッドでアスベル様に抱き締められていた…!

え、待って!?この世界で最初に目を覚ました時と違って幸せだけど!

アスベル様の匂いと体温に包まれてなんだかお腹がキュンキュンしてるけど!!!

………うん、それはそれ、だね。

落ち着いて、昨日の事を思い出してみようね??
















うん。

こうなった経緯のキッカケはお買い物デートから帰ってきて、晩御飯を食べ終えて、食後のお茶を飲みながらまったりしていた時のお話だね。



「ミーシア。

話…というより提案があるのだが。いいか?」


「アスベル様の頼みでわたしが出来る事だったら何でも聞きますよ!

アスベル様はわたしの(未来の)旦那様なので!」


「…私が婚約者だからと言え、気を許し過ぎではないかな?ミーシア。」


「勿論大好きな婚約者であるアスベル様だからですよ?

アスベル様以外の男の人からの頼みなら、基本的に断るつもりなので!」


「……可愛すぎる……結婚してくれ。」


「では今すぐ婚姻届を提出しましょうね!

婚約期間も捨てがたいですが!」


「そうだなよし行こう。

そもそも、提案自体が学園に入学する前に結婚しておかないか、という話だからな。

ミーシアも乗り気なら話は早い、今日はもう管轄部署が閉まってるから明日にでも―


「御館様。

13歳の奥様はまだ未成年(この国の定義では16歳で成人)なので婚姻届は却下されますぞ。

お二人共急にポンコツになりましたな??」


「あ。」

「およ?」


「…なら特例にはならないか?

ブロッサム家最後の一人が未成年では没落貴族になってしまう。

そうなると私と結婚が出来なくなる。」


「ふむ…確かにそれならば特例処置はなされるかもしれませんな。

しかしながら、御館様はロリコンになりたいのですかな?」


「ろり…なんだって?」


「小さい女の子が好きな変態って意味ですよアスベル様…



と言うかまだ13歳だったんだわたし(の身体)!?

確か学園って卒業時に成人になる様に13歳以上に受験資格があったはず(ただし受験資格は成人する16歳まで)だけど……まだ学生ですらなかったんだね、わたし。


尤も…あの最低な父親と義母が母親そっくりな見た目のわたしを嫌って育児放棄どころか召使い扱いしてた訳で、そんなだから学費を出さないどころか学園に行かせるつもりも無く、当然受験させるつもりも無かった上に、

単純に勉強嫌いで家庭教師を追い返すおバカだから模擬試験ですら合格出来ないのに逆ギレする義妹の散財(ストレス発散)でそもそも家計が火の車だった訳だし。

と言うか、確か義妹の方が実年齢は上なんだよね。

まぁ、見た目も中身もわたしより遥かに子供(ワルガキ)だったし、ある意味では順当なサバ読みかな??


ともかく、わたしの説明に苦虫を噛み潰したような顔になるアスベル様。



「失礼だな、私はミーシアが好ましい性格の女性だから好きなだけだ。」


「それは私めも承知しておりますぞ。

しかしながら世間はどうでしょうなぁ?

13歳の奥様と25歳の御館様では噂の的ですぞ?

奥様はまだ学園にすら通っていませんし、学園に行かずに花嫁修行に専念する、というのも貴族女性としては一応普通、ではありますが。」


「でもそれは、旦那様に従順な傀儡の花嫁を造る修行デショ?」


「おいえの事情に寄るでしょうが、大方そうですな。

フォートラン公爵家は違いますが。」


「なら良かった。わたしは旦那様と対等な関係の夫婦になりたいので。」


「それは当然だな。」

「迷いなく答える旦那様好きぃぃっ!!」


「…ごちそうさまですぞ。

ともかく、そうなると奥様はまず学園でしょうな。

最速で来年に入学したとすれば卒業する3年後には16歳以上になっているでしょうし、寮に入るのは強制では無いので公爵家から通えば宜しいかと。」




そうなんだよねぇ〜。

ご都合主義なのかなんなのか、この世界…?国…?の学園って入寮が強制じゃないんだよ。

遠い領地からやってきてる生徒は通学に便利だから入寮するって感じだった。


ちなみに作中ゲームでも漫画でもミーシアは入寮を選んでて、漫画ミーシアは部屋に攻略対象を連れ込んでまぁ、うん、()()シてた。

漫画ミーシアは腹黒ビッチ。

婚約者が居る男に手を出すとか倫理観の欠如が凄い。

ゲームミーシアですら『でもあの人には婚約者が』とか悩んでたのに、そこはゲームを無視して手を出しちゃう辺りくるくるぱーだよね漫画ミーシア。


あ、ちなみにこの国では婚約者が相手なら婚前交渉もなんなら妊娠しちゃうのもありだよ。

その場合は“既成事実アリ”の判定で強制的に夫…婦…に……?



「あ。」


「どうした?ミーシア。」


「え、あの、うん。そのぅ…ですね?

婚約者同士のわたしとアスベル様だったら、

その、あの………ね………?

こ、婚前…ごにょごにょ………、したら、アスベル様と今すぐ結婚…出来るんだった……とか思っちゃいまして………


「っ!?」



あ、アスベル様も顔が真っ赤だ。

シェパードさんもギョッとした顔してる。

うん、はしたなかったね、ごめんね。



「今のは、淑女らしく無かった…ですね…?…わ、忘れて……下さいぃぃ………。」


「コホン、では話題を変えさせていただきますぞ。

ブロッサム伯爵家については心配いりませぬ。

“ミーシアお嬢様”は御館様の奥様になられるお方。

であればこそブロッサム伯爵家の存続の為にブロッサム家の縁者を当主に宛てがえば問題ありませぬ。

人選に関しては奥様との婚姻後に親戚筋となる我がフォートラン公爵家に口出しさせていただきますが。」


「それって実質フォートラン家の分家になるって事ですか?」


「ブロッサム家の正統なる血筋が“ミーシアお嬢様”のみになってしまい、その“お嬢様”が“フォートラン公爵夫人”になる以上致し方無いかと思いますぞ。」


「それもそうですね。

まさかわたしが当主になる為にアスベル様との婚約を解消する訳にはいかないですし。」



そもそもアスベル様との婚約を解消するくらいなら当主になんてなりたくないし。

それはアスベル様も同じみたいだ。



「婚約は継続するだろう?ミーシア。」


「もちろん!

でも今すぐ結婚してくれるなら別に婚約者じゃなくなっても良いですよ!」


「よし分かった。やはり既成事実作戦で行こう。」


「話を逸らした意味を無くさないでくだされ御館様!?

奥様の事になると本当にポンコツですな御館様!?」


「だが、学園に行かせてそこで変に手を出されるのは嫌だぞ私は。」


「わたしだっていやです!!」



と言うかこの身体は一応ヒロインだから王子(笑)とかが寄ってきそうだし、【既婚者】って肩書の盾は必要かも…?

神の前で夫と誓い合った人妻に手を出すのは例え王族でも重罪だし。

勿論人妻側から手を出すのも重罪。

つまり既婚者の浮気は重罪って事。


なのに恋人同士とか婚約期間中なら浮気や横取り既成事実が免罪されるどころか寝取り結婚が成立するのが謎。

つまり王族に手籠めにされたりしたらわたしは強制的に王族の妻にされてしまうって訳。


尤も、常識がある人なら免罪されるとしても婚約者が居る人に恋愛的な意味で近付こうとは思わないんだけど。

免罪されるにしても周りからは当然白い目で見られるし。


ちなみにゲームや漫画の攻略対象(笑)達は周りの目を気にしないタイプだった。

もうミーシアしか見えてないって感じ。


漫画版では逆ハーレムが成立してて、それぞれ婚約者が居る男を複数侍らずミーシアが周りから白い目で見られててもだ。

寧ろ周りを不敬罪だとかなんかで威圧してたな。

『こんな可憐な女性がそんな事をするはずがない!それに彼女は王太子妃だぞ!不敬罪だ!』

とか言ってね。

漫画ミーシアは得意げなドヤ顔でほくそ笑んでたけど、どこが可憐なの?邪悪過ぎない?

そもそも自由恋愛の意味を履き違えてないかな?漫画の作者。


まぁ、だから評価が低いしマイナー気味なんだけどね、この世界の元になった漫画。


悪役令嬢サイドの人達がマトモだからそんな彼等の苦労と、そこからの悪役令嬢さんによる逆転劇でスカッとする感じのやつだけどさ。


おっと、話が逸れた。



「でもね、シェパードさん。

もしわたしが王族に手籠めにされたりしたらどうするつもりです??」


「…そうだな、ミーシアと同い年の王太子は女性にだらしないと聞く。」



実際、あの王子(笑)は自分の事を皆から好かれる愛され系のイケメンだと思ってるだけのナルシスト浮気野郎だし。

実際は王族だから無下にできないし逆らえない、或いは王族だから甘い汁が吸いたいってだけで彼自身が好かれてるわけじゃないのにね。


周りのお付の人達が上手く隠してるだけで既にあの王子(笑)に()()()()女性は多数居るっぽい。

いや、隠蔽するんじゃなくて諌めなよ……


確か同い年位だから王子(笑)も13歳前後のはず。

その年で既にそうゆう事を知ってるのはどうなんだろ?

いや、16歳で成人だと考えたら普通なのかな??


ともかく、あの王子(笑)、(自業自得だけど)悪役令嬢さんが厳しすぎるとかで自分を甘やかしてくれる女性にすぐ惚れるから、被害者は皆おっとり系の美人ばかりだそうな。

…流石に人妻にまでは手を出してないみたいだけど。

手を出してない、よね……?


…それはそれとして甘言しか受け入れないとか王族としてどうなの?

そんなのだからヒロイン(笑)こと漫画のド屑ミーシアに騙されるんだよ……


あと作中原作ゲームの頭がお花畑なミーシアにもね。

まぁ、作中原作ゲームのミーシアは一応、大好きなオウジサマの為にその頭脳をフル活用してマトモな政治をして

処刑した悪役令嬢の父の代わりに悪役令嬢の兄(攻略対象:ミーシアに惚れてるから言いなり)を宰相に、

処刑したアスベル様の代わりに騎士団長の息子(攻略対象:ミーシアに惚れてるから言いなり)を軍務卿にして実権を握り、

オウジサマだけを甘やかす傀儡の王作成王妃になってたらしいから 国 民 的 に は マ シ だとは思うけど。

優秀な3人を私怨で処刑とか全然良くないけどね。


傀儡の王でも願望通りミーシアにデロデロに甘やかされて本人は国王の特権だけを享受する状態だったから幸せそうだったらしいけど、漫画版悪役令嬢さんの回想的には。


そんな甘えた王子が王太子とか、この国終わってるよ…それを良しとする現国王も…

だから政治は宰相さんが、軍備方面はアスベル様が頑張って維持してるんだけどさ。

要するに政治は悪役令嬢さんの宰相家…バルディア公爵家に、軍務はアスベル様のフォートラン公爵家に丸投げだもん。


ちなみに、この悪役令嬢の父親でもあるバルディア公爵閣下、後に王太子に対する不敬罪(常識を説いただけ)やら娘がミーシアを虐めた(常識を説いただけ)ことの責任だとかを取らされて悪役令嬢さんと共に彼女の兄、閣下から見たら自身の息子の手で処刑される。

兄的にはこの優秀すぎる父親や妹がコンプレックスかつ邪魔だったらしいね。

そこをミーシアが上手く取り入ったってわけ。

ゲームミーシアは頭お花畑な天然キャラではあるから無意識だろうけどね。


次に悪役公爵ことアスベル様は、後にミーシアを攫って無理矢理婚約者にしたと言う意味不明な容疑と王族に対する不敬罪(常識を説いただけ)で処刑される。


つまり、原作ゲームの時の3人や漫画版の宰相さんとアスベル様は、()()()()()()()()()()って訳。

意味不明過ぎる。王族がくるくるぱー過ぎて漫画版でこの国が滅ぶのは当然では?


とにかく、そんな王族には関わりたくないですね、はい。





「わたしは嫌ですよ!

アスベル様と引き離されてそんな甘えたバカ王子の妻になるなんて!!」


「奥様、不敬ですぞ。

ここには我々しか居ないとは言え、発言にはお気をつけを。」


「敬う程の者じゃない奴等に不敬なぞ成立するものか。」


「御館様。」


「我が国の王族が他国の王族と比べて役立たずなのは公然の秘密、ただの事実だろう。

それに、そんな奴に王族だからというだけでミーシアを取られるかもしれないと思ったらな。

ほら、ミーシアは見た目も可憐だし、夫となる私の為に奉仕する事も厭わない献身さがあるだろう?

…【献身的かつ可憐な少女】。

あの怠惰で色欲魔な王太子や国王の好みではないのか?」


「…………それは、そうですな。」

「それはそう。」



何せ乙女ゲームの主人公だし、この身体。

わたしは主人公やるよりアスベル様の妻がしたいんだけどね?

…ちなみに、わたしが国王の好みにも当てはまる、というのは、王妃様もゲームミーシア並に頭お花畑でかつ幼顔、見た目が学生時代からあまり変わらない美魔女という姿チート持ちでなおかつ今でも人目を憚らずに国王を愛してるからだ。

王妃ってエルフの血でも入ってる??


そして、重要なのは元男爵令嬢で公爵令嬢から国王を寝取った事。

まるで乙女ゲーか漫画の主人公みたいだね。

それとその公爵令嬢はアスベル様の叔母にあたる事。

……その叔母様、今のわたしなら話が合いそうだし“お酒を美味しく飲めそう”と言っておくね?


だからアスベル様は余計に王族が嫌いだったりする。

それでもわたしの事を好きになってくれたのは当然ながらその王妃とは見た目も細かい性格も違う、というのもあるんだけどね。

あっちは銀髪で青と緑のオッドアイを持ってて中身が空っぽお花畑で国王全肯定ペンギンな本当に見た目だけのお飾り王妃だから。





「ならやはりミーシアは私の妻にしておくべきだ。

幸い、と言っていいか分からないがまだ今年の受験受付までは時間がある。

それに、入学試験で優秀な事が露見すれば王政派の連中がミーシアを王太子妃にしようとするかもしれん。」



…?

あれ、もしかしてゲームや漫画で“ミーシア”が王太子妃になれたのってまさか…?

考えすぎかなぁ?



「あれ?そしたらわたし、普通に受験出来るのですか…?」


「そうなるな。合格すれば今年から学園に入学出来る。」



まぁ、作中原作ゲームや漫画での主人公の設定は15歳だった事を考えたら規定年齢通りに受験出来る時点で早いけど。


ゲームの場合はあのクズ両親のせい、漫画の場合は漫画ミーシアがゲーム通りに行動するべきという謎のこだわりで態々15歳になってから受験してた。

にも関わらずご都合主義なのかなんなのか、成績優秀すぎて王子(笑)達と同じ2年生への途中入学スタートだった。


だから余計に王子達から注目されるんだけどね。

と言うか、そうだった。

…攻略対象には悪役令嬢さんの兄である宰相の息子 (コイツもクズ)が居たんだったなぁ…悪役令嬢さん、身内にも爆弾が居るのかわいそう。

しかも優秀かつ自分の事も可愛がってくれた父親諸共、王子(笑)やヒロイン(笑)に常識を説いただけなのに反逆罪で処刑されるんだからやってられないよ……

そんなヒロイン(笑)になりたくないしわたしはアスベル様一筋。

今のわたしは悪役令嬢さんと敵対する理由が無いね!

………アスベル様に色目を使わない限りは。

無いよねぇ…?悪役令嬢さん??


それはそれとして。



「ならやっぱりアスベル様の妻として、【ミーシア・フォートラン公爵夫人】として学園に入学するべきですねぇ…

出来れば、いっそのこと妊娠しちゃうのもありかもしれません。」


「奥様??」


「そうだな、私との子を孕んだ状態なら尚の事ミーシアが私の妻となるのが確定するな。」


「御館様??」


「ですよね?」


「ミーシアも乗り気なら良いか。」


「お二人共!?」


「まぁ、それは冗談だとして。」

「え?冗談なの??」

「………冗談だとして。」

「今迷いましたよな御館様??」

「ともかくだな、ミーシアは我がフォートラン公爵家の夫人だ。誰が何と言おうと私の妻だ。

これは決定事項だ。」

「ならばこれ以上は言いますまい。が、ロリコン公爵の(そし)りを受ける事だけは覚悟なさいませ、御館様。」



この間、怒涛。

シェパードさん諦めたね。

でもシェパードさんが危惧する通り、アスベル様がロリコンのレッテルを貼られるのは嫌だから、表向き事実は伏せてカウンターとしての伝家の宝刀って扱いにしとこうかな??


と、アスベル様とシェパードさんに相談。



「私の名誉の事まで考慮してくれるとは。

流石だな、ミーシア。」


「ちと悪辣な罠じみてますけどな。」


「でもアスベル様はロリコンじゃなくてミーシアコンですから、そうですよね?」


「ニュアンスは伝わりますが意味不明ですぞお嬢様。」



















あー……そうだった。

それでわたしはアスベル様と同じベッドで眠ったんだ…でも前々からアスベル様と一緒に寝たいなぁとは思ってたからオッケー!

…ちょっと恥ずかしいけどっ!


こほん。

婚姻届はお城に提出するとして、契った証拠的なものはどうするのかな?

さすがに見た目がロリっ子なわたしにアスベル様は手を出す気なんか更々なかったから本当に抱きしめられながら眠っただけなんだけど……?

って、そこは影達の役目らしい。


そもそもわたし、なんだかんだでもう長い事公爵家で過ごしてる上にあからさまにイチャイチャしてたから既成事実は当に既成事実として既に成立してたらしいのは影さん達から聞きました。

良かった…!

でも、本当に手を出してくれても良かったんだよ?アスベル様……



「すまない、流石に今のミーシアには欲情は出来ない。

と言うより、愛しているからこそ君のその身体がまだまだ痩せすぎだし小さいし壊れてしまいそうだしで心配が勝る。」


「……なら身体を鍛えます!!」


「そうしてくれ。

時間はまだまだ沢山あるから焦る必要は無い、ゆっくり夫婦らしくなれば良いさ。」



数日後、無事に書類が受理されたから結婚式は街の教会にて簡易で行った。

大々的なものは卒業後にしようということらしい。


とにかく今は“わたしがアスベル様の妻でフォートラン公爵夫人に成った”って事実が大切みたいだから。


こうして、13歳の公爵夫人、【ミーシア・フォートラン夫人】が爆誕したのだった!!ばばーん!!

恋愛RTAかな???


まぁ、夫婦になれたからそこは気にしない……うん、気にしないっ!!(ポジティブ全開)




「あ、そうだアスベル様。」


「…ん?どうした、ミーシア。」


「順番が逆になってしまいましたけど……これからは愛称で…ベルさんって呼んでも良いですか?」


「……………………。」


「アスベル様…?」



あれ…?アスベル様がフリーズしちゃった。

もしかしてわたし、何か間違えた!?

愛称が気に入らなかったとか??


と、わたしが不安になってきたらアスベル様がぎゅっと抱きしめてきた…!



「すまない、突然の事に思考が停止した。

もちろん構わない。

私はミーシア…いや、し……し…シア、の、夫…なのだからな。」


「はわわ…!!

あ、あぅ……その、嬉しいですけど恥ずかしくもありますね…!?

べ、ベルさん…!!」


「あ、あぁ……そうだな、………シア。

出来れば“さん”も、要らないが。

いや、それも捨てがたいか…?」


「……ふふっ♪」


「ん?どうした、ミーシア……いや、シア。」


「お互い、愛称にも慣れましょうね、ベルさん♡」


「ダメだ、妻が可愛すぎる……!」


「へぇぁ!?」



更にぎゅぎゅ〜っと抱きしめられちゃった!?

変な声でちゃったよ!恥ずかしいっ!!



「ふはっ…!なんだその声は。」


「うぅ…酷いですよベルさんっ!!」


「ははははは…!」



まぁ、アスベル様…うぅん、ベルさんが楽しそうなら良いかなぁ……

さて、コレで後は学園の入学試験に合格するだけだね。

まぁ、この身体なら油断しなければ余裕かな??






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