↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
21/22

1-21.興味

1-21.興味


「ふむ。そやつ、名は何じゃったかな。」

「ラルスです。」

「ラルスか。覚えたぞ。ちょっとネリナの顔も見てみたいし、田舎旅行にでも行って来よう。」

「え?よろしいので?」

「考えがあるのじゃ。」

「はい…。」

「今度、野菜を仕入れに行く行商の荷車に便乗させてもらうことにするよ。お前が泊まれたんじゃから、私も少しご厄介になろう。」

「ああ。よろしいので?」

「入門してから力を見ても良いが、多分ラルスは、野放しになっているのであろう?」

「ええ。」

「野放しのラルスを見てみたいのよ。」

「なるほど。」

「ネリナの子じゃ、あっさり複数属性使えるのではないか?」

「どうしてそれを?」

「やはりな。男の子なら体が出来たら、しごき倒す甲斐があろうというもんじゃ。しかも駆け落ち夫婦の子。実力があるなら這い上がるしかない。」

「先生…。」

「そうと決まれば、旅の準備じゃ。」

「で、このラピスラズリ、どうするつもりなんじゃ?」

「ええ。今後は、私が複製品[コピー]の方を使おうかと。ネリナには結婚祝いもあげられなかったので。こちらのオリジナルはあげようかと思うんです。」

「なるほどな。」

「じゃあ、そなたもそれを渡してやるためにもう一度ディアナ村に行くのではないか?」

「ああ、確かにですね。先生も当家の馬車にお乗り頂けますか?」

「そいつは助かるわい。」

ペラギアはすっくと立つと、自室で旅装を詰め始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。