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エピローグ

 

 光の柱が夜空を穿つ。

 それが転送時に起こる現象であることは、誰の目にも明らかだった。


 時刻は月が頂点に達し、霊狐と人間が現世へと赴く頃のことだ。

 その眩い光をじっと見つめる影が一つ。


 その者の神力が、月夜に当てられて青く光る。

 最後まで見届けて、その影は踵を返した。

 その口元にはニタリと下卑た笑みが浮かんでいる。


「逃げた、逃げた。偽神が逃げた。あの方にご報告しなければ。偽神の血を分けたあの方に」


 唄うようにそう呟いて、影は闇に紛れ込む。

 不穏な空気を残して。



第一作目、これにて完結です!

ここまでお読みくださった皆様、本当に本当にありがとうございました!

お時間のある方、評価や感想を教えていただけると嬉しいです( ᵕᴗᵕ )


エピローグの内容は、第二作目への伏線になります。

また、閑話も書いていますので、是非お立ち寄りください( ˵・・˵ )

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