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ポーションで頑張ります。  作者: 白百合・N
異世界での新生活
33/40

第29話 ブランとランランと一緒に薬草採取に森へ行きました。

 お昼を済ませ、薬草採取の再開をする。

 途中で毒草や体力草などもあったので、これもたっぷり取っておくことにする。

 毒草と体力草と薬草で上級毒消しが作れるのである。

 体力草が無ければ普通の毒消しになるのは、体力草が体力を上昇させているのだろう。


 薬草等を採取しながら、ハイポーションの事を考える。

 薬草と水でポーションが作れるが、ハイポーションは薬草と甘露水で出来るようだ。

 甘露水は甘露石を水に浸けて魔力を込めたら出来るらしい。


 甘露石は村では売っていないし、行商人に頼まないといけないが、一つ金貨10枚もするそうだ。

 金貨10枚で買うこともできるが、迷宮に入って取ることも出来るらしい。

 なかなか難しい問題で、お金で買うか、自分の力で手に入れるかそこが問題だ。

 行商人が来る前に、購入するかしないかを、カリン婆達と相談したほうがいいようだ。





 採取を続けていると、気配察知で魔物の気配がしたが、なんだか様子がおかしい様だ。

 2人と1匹で警戒していると、一角うさぎが走ってくる。

 サクッと倒してアイテムボックスにしまうと今度はブラウンボアが走ってきた。

 ブラウンボアは私めがけて走ってきたので、私がよけたところでブランが横から首をはねてくれた。

 ブラウンボアもアイテムボックスにしまったが、周りの気配がなんだか何時もと違うので、もう帰ろうかと相談しようと思ったところで、ブラウンボアが走ってきた方角から大きな気配がしたのでランランが私の前にきて私を守るように前を見据えている。


「何か大きな気配がする、ブランも気をつけて!」


「おう…分かってるよ」


 向こうからやって来たのは、ブラックベアだった。

 ランランの2倍はある体躯だったが、ランランは勇敢にもずっと私の前に立ち、私を守ろうとブラックベアに唸っている。


「ブラックベア、こんな所に出て来るとはな。

 桃子!気を付けろ、身体強化して桃子は怪我しない程度に魔法で牽制してくれ!」


「わかった、ブランも気をつけて!

 ポーションで治る程度の怪我はOKだけど、それ以上の怪我には気をつけて!」


 私はすぐに身体強化の魔法をかけて、ブラックベアが襲ってきてもそう簡単に怪我をしないようにしてからブランとランランにも身体強化の魔法をかける。


「ヴォォ」


 ブラックベアが威嚇してくるところで、ランランはブラックベアの前に立ち威嚇し返しているが、何せランランの倍はあるのであまり威嚇が効いていない。

 ブランは剣で牽制しているので、その間に私はブラックベアの目を潰すことにした。

 ブラックベアの目をめがけてウインドショットを2発放つ。


「ヴァァァァァァ…………」


 キチッと目に当たったところで、ブラックベアが混乱してるところを、ブランが仕留めにかかる。


「良し、よく当てたな桃子!」


 ランランがブラックベアの手に噛みつき片手を塞いだところで、ブランは反対側の手を避けながらブラックベアの首に刃を当てる。

 首を切ることはできなかったがブラックベアは四肢をつき、血を流している。

 でもまだ生きているので、ランランがブランが切った首筋に噛みつき、とどめを刺した。

 ブラックベアが死んだことを確認してからブランとランランの様子を見てポーションを渡す。


「はい、ポーション飲んでね」


 ブランとランランは肩で息をしているので、一応怪我をしていないとは思うが体力回復にポーションを飲ませておく。

 こんな時に飲ますにはポーションはとっても便利なのだ。


 ブラックベアもアイテムボックスにしまい、解体は村ですることにして、さっさと帰ることにする。

 次に採取に来るときにはもう少し、ゆっくり出来ればいいなと思うのだった。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

誤字脱字などありましたら報告いただけると有難いです。

宜しくお願い致します。

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