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ポーションで頑張ります。  作者: 白百合・N
異世界での新生活
30/40

第26話 ポテトチップスは美味かった。

 買い物が終わってみんなで家に帰ってきた。

 私は早速ポテトチップス作りを始めた。


 油を火にかけ、ジャガイモを薄切りにして、下ごしらえしてから油で揚げていく。

 次から次へと揚げていき、気の済むまで揚げると塩を振って味付けをする。

 出来上がったポテトチップスは、大量になったがそれを全てアイテムボックスにしまい込んだので、湿気る事もなくいつでもカラッと揚げたてで美味しくいただける。

 久しぶりのポテトチップスを一口味見してみると、パリパリして美味しかった。

 ポテトチップスをリビングに持って、行ってみんなで試食することにする。


 私がぽりぽり食べているのを毒は大丈夫かと心配そうに見ていたが、私があまりに美味しそうに食べるので、我慢できなくなりみんな次々手を出してぽりぽり食べだした。


「桃子!これ美味いぞ!!!なんで今までこんな美味いもんがなかったんだ!!!」


「こんなに美味しいんなら、お腹壊しても悔いはないわ」


「桃子は天才じゃ〜、こんなうまいもん今まで食わんかったとは〜」


「美味しいけど、あんまり食べ過ぎると太るから気をつけてね」


 みんなでぽりぽりと美味しくいただいている時に、行商人のマイルが一人でやって来た。

 カリン婆ちゃんが「チッ!」と舌打ちを打ちながらも、マイルをうちに入れていた。

 ポテトチップを食べるのを邪魔したヤツとしての認識のようだ。

 マイルの方もそんなカリン婆の様子を感じているようで、恐縮しながら入ってきた。


「お食事中申し訳ございません」


「食事じゃなくておやつだったんだけどね、仕方がないからあんたも食べるかい。あんたが桃子に売ってくれた、ジャガイモで作ってるんだよ」


「え…………ジャガイモですか?……………自分で売っておいて何ですが、大丈夫でしたか?」


「全然問題なく、すごく美味かったぞ。桃子がうまく料理してくれて、毒も問題ない。また売りに来てくれ、3倍ぐらいの量でもOKじゃ」


 カリン婆やドラク爺も気に入ったみたいなので、ポテトチップス以外のジャガイモ料理が作りたいので、また売りにきてくれるとありがたい。


「これどうぞ」


 ポテトチップスをすすめながら、私もパリパリ食べると、マイルも覚悟を決めて一口食べた。


「うまい、…………ジャガイモが…………ジャガイモがこんなに美味いとは、知らなかったです、商人なのに知らなかったとは、不覚です」


「毒があると思ってるからね、仕方がないよ。ジャガイモは芽のところに毒があったり、紫になってたらOUTだけどそれ以外は大丈夫だから、処理さえ間違えなきゃ大丈夫だよ。これからも、安くジャガイモを持ってきてね。楽しみにしてます」


「もちろんまた売りに来ますよ。知り合いも売れればラッキーなつもりで私に渡したんで喜ぶと思います。ただ次回は少し値が上がると思いますが、ほんの少しにしておきますね」


 そんなことを言いながら行商人は、ドラク爺から家具を受け取りホクホクで帰っていった。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

誤字や脱字などありましたら報告いただけるとありがたいです。

宜しくお願い致します。

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