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ポーションで頑張ります。  作者: 白百合・N
異世界での新生活
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第25話 お買い物をしました。

 商品が並べられた頃に、村の人々がお買い物にやってきた。

 ドラク爺やカリン婆もやってきたのでさっきのマイルがドラク達に話しかけてきた。


「ドラク様、お久しぶりです。頼んでました家具と剣は出来ておりますか?」


「出来とるぞ〜、後でうちに引き取りに来いや」


「はい、では後ほどお伺い致します」


 ドラクはマイルに、仕事を頼まれていたようだ。


「ドラク爺ちゃん、どんな家具を作ったの?」


「前に桃子に作ってやった家具の、安価版じゃ。ちょっと木材の質を落として作った分を、安く下ろしたんじゃよ」


「ドラク爺ちゃんも忙しいから、体を壊さないように気をつけてね」


「もちろん気をつけるよ」


 鼻の下を伸ばしながら気をつけると言ってくれたので、ひとまず安心かな。

 なんとなく最近ドラク爺が忙しく仕事しているのは、座敷童の加護がきいて仕事が忙しいのかと思ってしまったのでちょっと責任を感じてしまったのだ。


「カリン婆ちゃんは何か買うの?」


 カリン婆は何かを買う気だったようだが、何を買うんだろう。

 買うものは、かぶらないほうがいいからね。


「いい調味料があれば良いんだけどね〜」


「お婆ちゃんは調味料ですか。じゃ私はそれ以外で良いのがあれば買いたいな〜」


 商人達が並べている商品の中で、馬車からほんのわずかしか出していない物を見つけた。

 よく見るとそれはジャガイモのようで、ジャガイモをなぜ少ししか出さないのか、気になった。


「おじちゃん、それ見ていい?」


 ジャガイモを指差して聞くと、カリン婆からダメだと言われた。


「ジャガイモは食べたらおなかが痛くなったり、頭痛が起きたりするし、子供だったら死んじゃうかもしれないんだよ」


「カリン婆ちゃん、ジャガイモの毒は芽にあるんだよ。芽が出たら食べたらダメだけど、ちゃんと処理すれば美味しい料理になるの」


「そうなのかい、それは知らなかったね〜、今まで損してたね」


「おっちゃん、ジャガイモ買える分だけ欲しいんだけど、どれくらい買えるかな?」


「いや〜このジャガイモ、知り合いに頼まれて仕入れたんだけど、全然売れなくてね〜買った値段で引き取ってくれれば助かるよ〜…………銀貨1枚で1袋なんだけど10袋も仕入れちゃったんだよ。…………で、どのくらい買うのかな?」


「全部買うよ」


「え……………良いのかい、助かるけど」


「良いよ、ジャガイモが欲しくて欲しくて探したかったから。自分で探しに行くこともできないから、ここで見つかってよかったよ」


「ありがとね。他に欲しいものがあるなら負けちゃうよ〜」


「お料理するときの油、植物油があれば欲しいな〜………あるかなぁ?」


「有るよ〜、これで良いかな?」


「菜種油かな?………それ下さい。

 あと、チーズとバターと小麦粉もください。

 いくらぐらいになりますか?」


「さっきの銀貨半分までは行かないよ。これだけで銀貨110枚と銅貨50枚だけどさっき負けるって言ったから、銀貨110枚で良いよ〜」


「ありがとです、じゃあ110枚払うね」


 買ったものを全て、アイテムボックスに入れてから、代金を払った。

 今日はジャガイモを買ったので、オヤツは久しぶりのポテトチップにしようと思う。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

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