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ポーションで頑張ります。  作者: 白百合・N
異世界での新生活
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第23話 アップルパイを作ろう

 翌日は朝からポーション作りに励んでいた。

 ポーションを作りながら、これを売ったお金で何を買おうか悩んだり、何が売られているのか想像したりしながらニヤニヤしながらも、丁寧に大量の魔力を込めながら、最高級ポーションを作り続けた。

 最高級ポーションを200本ほど作ったところで、疲れてきたのでポーション作りを止めて、ポーションをアイテムボックスにしまい込みカリン婆のところに行ってみると、いつの間にかブランが来ていてカリンに気配察知を確認してもらっていた。


「なあ、カリン婆、桃子と比べて俺の気配察知はどうだ?」


「今、何も感じないようなら、桃子に負けるよ」


 カリン婆は、私が部屋の前で聞いているのに、気が付いているようだ。

 ブランもやっと気付いたようだ。


「桃子!盗み聞きはよくないぞ!」


「ブランが気付かずにカリン婆ちゃんと話してたんでしょ、私はポーション作りに疲れたから、お茶でも飲もうと思っただけだもん」


 自分で緑茶を入れながらブランに文句を言うのも忘れない、ブランをからかうのは私の日課でもある。

 からかえばからかう分だけ、ブランは成長するようで見ていると、とても面白いのだ。


「お婆ちゃん、今日のブランの練習はもう終わった?…終わったんなら昨日採取したアプーでお菓子を、お婆ちゃんと一緒に作りたいんだけどいいかなぁ?」


 一応可愛くお願いしてみると、相好を崩して一緒に作ると言ってくれる。

 ブランもお菓子と聞いて一緒にやると言ってきたので、3人でアップルパイを作ることにした。


 小麦粉とバターを用意して、昨日採取してきたアプーを出す。パイ生地をカリン婆が作ると言っているので、私はブランと協力しながらアプーをカットして、バターと砂糖を使い甘く柔らかくなるまで炒めていく。

 カリン婆が用意したパイ生地を、うちとブランの家ように二つ分に分けて、アプーを炒めたフィリングも二つ分に分けてパイに入れていく。

 綺麗にパイで蓋をして模様もきれいに入れていく。

 卵を蓋に塗ってからオーブンで焼いていった。

 綺麗な焼き色がついたら取り出して粗熱を取っておく。ひとつはブランに持って帰ってもらって、昨日ジンに約束した通り渡してもらうことにして、もう一つをおやつにしてみんなで食べることにした。


 アプーの皮で作ったアップルティーを入れてアップルパイを食べる。


「甘くて、酸味があって美味しいね」


「うまい、桃子やブランはこんな美味いもんを作るとは、天才じゃの〜」


「えへへ〜………うまいね〜、また作りたいな〜婆ちゃんまた一緒に作ってくれな!」


「甘くて美味しい………アプーはまだあるからまた作ろうね」


「そうだね、美味しいからまた作ろうね」


 そんな約束をして、美味しいおやつを食べたのだった。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

誤字脱字などありましたら報告していただけると嬉しいです。

宜しくお願い致します。

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