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ポーションで頑張ります。  作者: 白百合・N
異世界での新生活
22/40

第18話 薬草採取に行ってきました。

 次の日、朝食が済むとすぐにブランがやってきた。

 ずっと興奮しまくっていたので、もう少し落ち着くようにとカリン婆ちゃんに叱られていた。

 落ち着くように緑茶をカリン婆が入れてくれたので、ブランと一緒に飲んでいると、ブランが文句を言ってきた。


「カリン婆、これちっとも美味しくないよ!」


「ブランは大人の味が解らないお子ちゃまですね〜

 家でもお砂糖入りのミルクをのんでるの?」


 私の好きな緑茶に対するブランの台詞に、ちょっとイラっとしたので私が文句を言うとブランは顔を真っ赤にしながら言い返してきた。


「俺はお子ちゃまじゃねぇ、変なこと言うな!」


「文句があるなら、緑茶を美味しくいただいてからにしてくださいね」


「うぬぬぅ」


 唸りながらも緑茶を飲み干しながらこれでお子ちゃまじゃないんだとブツブツ独り言を言っていた。





 ブランが落ち着いたところで、カリン婆が2人の装備を取り出しきちんと装備できるかチェックしてくれた。

 きちんと装備できたところで、ドラク爺がスコップと小刀を渡してくれた。

 私は、アイテムボックスにしまい込んだが、ブランはカリン婆に作ってもらったカバンに仕舞い込んでいた。

 採取用のカゴを背負い、カリン婆に一人ずつお弁当を渡され、私はランランに乗らずに一緒に並んで歩き、カリン婆に村の門まで見送りをされて初めての薬草採取に森へ出かけた。




 門を出てからは私はランランに乗り込み、ブランは羨ましそうにしていたが、ドラク爺に「男ならこんな森歩けなくてどうする」とハッパをかけられ、張り切って歩き出した。

 本当にブランは単純なやつだ。


 森の中でドラク爺から森で採取できるものを教えてもらった。

 食べられる木の実やハーブ、キノコなどは毒があるものも多いので、食べられるものを覚えて採取するのはなかなか難しい。

 でもランランはきっちり食べられるものを選んでは私に教えてくれた。

 キューンと鳴きながら教えてくれるのが、なかなか可愛い。

 ブランもランランに教えてもらってはいるが自力では難しいようで苦労しているみたいだ。

 出来るだけ森に採取に出かけて経験を積む方がいいだろう。


 やっと薬草を見つけて、ドラク爺に採取の仕方を教わった。


「薬草は根元から引っこ抜かずに根元のギリギリの所で小刀でカットするんじゃ。そうしておけばまた生えてくるからの。それから群生地でも全てを刈り取らずに、必ず2割は残しておくんじゃ。取った後のことも考えないとダメじゃぞ」


「は〜い、頑張りま〜す」


 ドラク爺に言われたように採取していると、ドラク爺から小さな魔力を感じたので、どうしたのか聞いてみた。


「ドラク爺ちゃん、今何かした?」


「気配察知で周りに魔物がいないか確認したんじゃ。桃子も出来るはずだから明日練習してみるか?」


「うん、やってみたい。明日教えてね」


「ドラク爺!俺も教えて欲しい。桃子だけじゃなくて俺にも教えてくれよな!」


「わかったぞい、明日は特訓じゃ!」


「「は〜い」」



 カゴ半分ぐらい採取できたところでお弁当を食べて、その後小一時間ほど採取してから家路に着いた。


 今日は疲れたから、明日ドラク爺から気配察知を習ってから、気力が残っていたらポーション作りもやってみようと思う。


読んで頂きありがとうございます。

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