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ポーションで頑張ります。  作者: 白百合・N
異世界での新生活
13/40

第9話 ポーション作ってみた。

 ドラク爺と一緒にダイニングテーブルにつくと、パンとシチューが置かれた。

 頂きます、をしてからシチューをフーフーしながら「美味しいね〜」と食べた。


 食事が終わり食後のお茶を飲みながら、カリン婆が魔力をどう感じるのか聞いてきた。


「あまり良く分からないでしゅ。

 昨日も痛いの痛いの飛んでけ〜したら、回復魔法になってたでしゅよ。

 その時は手から何かがブランのところに行ったでしゅ。

 びっくりしてたら、ドラク爺ちゃんが回復魔法だから、心配するなって言ったでしゅ」


「ふん………桃子は感覚派かね………じゃあさっき言ってたクリーナーだけど、身体よ〜綺麗になれ〜バイキンよ〜なくなれ〜って思ってごらん」


(身体よ〜綺麗になれ〜、バイキンよ〜なくなれ〜)と思うと体を何かが包み込み、カリン婆がやってくれたクリーナーの魔法のように、体がさっぱりとした。


「綺麗になった様な気がしましゅ」


「うん、ちゃんとクリーナーの魔法だったね」


「ほ〜出来たでしゅか〜嬉しいでしゅ〜ありがとうでしゅ〜」


「どういたしまして……と言ってもヒントしか言ってないんだけどねぇ、桃子にはこんな風に魔法をやってもらう方が良いかもしれないねぇ。

 で、これからどうする?クリーナーは覚えたろ?」


「ブランが来るまで、錬金術ブックを読んでるでしゅ」






 リビングのクッションに座って錬金術ブックを開いてみる。


 1ページ目は目次みたいだが、ポーション関係からその下がずっと?が続いている。

 最初はポーションだけってレティシア様も言ってたし、自分のレベルを上げないといけないのだろう。

 2ページ目にはポーションの材料が載ってあり材料の絵と出来上がりの絵が載っていた。

 ポーションは薬草とお水で出来るみたいだ。

 薬草の絵と水の絵と出来上がりのポーションの絵が載っていた。

 作るときは両手を合わせ魔力を込めて、錬成を思い浮かべ用意した材料に両手で魔力を通すようにする。

(なんだか某鋼の人みたみたいなやり方のような気がする。でも分かりやすいかも)


 こういうのを見ると作ってみたくなるが、薬草ってどうすれば手に入るんだろう。

 ラノベなんかでは、森に取りに行くクエストがあるとかだったけど、ここでも森まで取りに行かなければならないのかなぁ。

 3歳児には厳しいことだ。後でドラク爺に連れて行ってもらおうかなぁ。

 連れて行ってくれるだろうか?


 ウンウン唸っていると、カリン婆が聞いてきた。


「読めないのなら読んであげようか」


「読めたんでしゅが、読んでたら作りたくなったでしゅ。

 薬草って森に取りに行かなきゃいけないでしゅか?」


「薬草なら倉庫にいくつか置いてあるよ。新鮮なのが欲しけりゃ取ってきてあげようか?」


「自分で取ってみたいでしゅ…………でも試しに作ってみたいので、ひと束だけくだしゃい」


「良いよ、待ってなさい」


 そう言って倉庫に取りに行ってくれた。


 持ってきてくれた薬草と、お水も用意してもらって、材料を床に置く。


 一息ついてから、両手の手のひらを合わせ魔力を込める。

 そのまま床に手をつき、材料に魔力を流しながら錬成を思い浮かべると、材料が光りながら形を変えていく。

 気がつけば、錬金術ブックに載っていたポーションが5本出来上がっていた。




読んでいただきありがとうございます。

これからも宜しくお願いいたします。

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