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92話 アリス

92話 アリス



私達は、帝国の貴族学校に通う為に帝都カールに着いた、ここまで馬車に乗り辺境伯の領地から4日もかけてきたのだ……


(面倒いわ〜、馬車マジで面倒いわ〜、まあ、お姉ちゃんと一緒だからまだマシか……)


お姉ちゃんと私とそしてメイドとしてレナとユエルに帝都カールに来てもらっている……


私はお姉ちゃんと恋人繋ぎで手を繋いで馬車に乗っている……


お姉ちゃんは外の景色を見ながらワクワクしていた……


お姉ちゃんが興奮しながら……


「これが帝都か!大きいな!」


まあ、確かにカフ王国の首都なんかは平家の建物しか無かった、高い建物は王城ぐらいだった…


だが帝都カールは違う平家建ての建物なんかないみたいだ、最低でも4階建ぐらいある…


馬車が大きな門を過ぎて大きな建物が見える……


「こ、ここが私達が通う学校!大きい!」


(中学校までしか行ってないからな、でも中学校ぐらいの大きさはあるな?あ、体育館もあるし!多分あれが報告のあった寮か……)


目の前には大きな建物が複数あり、寮らしき物がある…


馬車は4つある建物に近づく…


寮の看板を見ると白百合の花と書かれている……


ここのメイド達は既にユエルのお人形になっていた、私達がどこの寮かわかった段階でレナが虫で情報を集めてユエルが片っ端から人形にしていく……


寮の入り口に近づくとユエルの人形のメイド達が並んで挨拶をしてきた……


真ん中にはこの寮を仕切っているミシャが私達に挨拶をする……


「クラエス家のルナ様、アリス様ですね?私はこの寮を仕切っているミシャと言います、以後お見知り置きを……」


後ろのメイド達も一緒に頭を下げる……


(ユエルの能力はやっぱりこういうのにむいてるね……ジワリ、ジワリと静かに誰にも疑われない方法で侵略する!帝国のお偉いさんを人形にしていけば簡単に落とせそうな感じになっている……)


私が考えているとお姉ちゃんがミシャの挨拶に返事をする……


「今日からよろしくお願いします!後この子達は私達専用のメイドなので、よろしくお願いします……」


お姉ちゃんがレナとユエルを紹介して2人が頭を下げる……


「わかりました、これからよろしくお願いね?さあこちらに…」


ミシャが私達を寮の中に案内してくれた、寮の中は1階が食堂で、朝と夕方に食事が用意される、その他にここの寮を管理するメイド達が住んでいる……


この寮の各部屋には風呂トイレなどが完備されていて、私達は隣同士にして貰った…中に入るとメイド用の部屋も完備されていた……


「食事は朝7時から、夕方は6時からになります!そちらのメイドさん達にはこの部屋の掃除やご主人様の着替えなどをお願いします、洗濯などは私達寮のメイドに言って貰えばやらせてもらいます、説明はこのぐらいでしょうか?では夕方に食堂で失礼します……」


ミシャがお姉ちゃんの部屋から出て行く……


「じゃあ荷物整理しようか…」


「じゃあ私この部屋を貰います!♪〜♪♪」


レナは鼻歌を歌いながらメイド用の部屋に入る、ユエルは私の方に行った……


「じゃあ私はアリス様の方に行きますね…」


「じゃあお姉ちゃんまた後でね!」


私が自分の部屋にむかう、部屋は隣だ本当はかなり離れた場所だったが、ここのメイドをユエルが掌握した時に変更してもらったのだ……


正直な話私達の荷物は少ない、何故なら転移魔法があるからだ、私達は毎日夜にクラエス家に戻る予定だ…


一応問題が発生すると、この部屋とお姉ちゃんの部屋にレナの虫を配置して、何か以上があるとレナに教えてくれる予定なのだ……


要はここには食事以外は殆どいない予定なのだ……

ユエルは自分の部屋に行って荷物を降ろす、私も適当に荷物を置く……


「アリス様!人形をここに召喚しても良いですか?何人か呼べればここの生活も楽になりますが……」


「うーん?お姉ちゃんにバレないようにね!あんまり多いとバレるかもしれないし?」


「そうですか!じゃあ3人ほど召喚しようと思います……」


「そう、3人ぐらいならいいんじゃないかな?」


「わかりました!おいで!人形達!」


黒いもやが発生してそこにメイド服を着た女性が3人現れる……


この能力はユエルが新しく手に入れた能力だ、私があげた魂を食べた結果最近手に入れたらしい、自分が人形にした者に念話も出来るし、強制的に転移させる能力らしいユエルは召喚と呼んでいた……


3人の内1人は知り合いだった、元勇者のユエル大好き人形のゼニスだった!他の2人はユエルの奴隷人形だ、確か元同じ村の人達だった……


「ユエル様!会いたかったです!」


ゼニスがユエルに抱きついて抱っこする……ユエルは頭を撫でて……


「国の方は大丈夫?私が抜けてもそれなりに任せても大丈夫かな?」


「はい、リラと人形仲間がいろいろやって統治していますから、私が抜けても全然平気です!だから私を…」


「うん、そのつもりだよ!私とアリス様の身の世話をお願いね?ご褒美に昼は暇だから遊んであげる!そこの2人もね……」


「「ありがとうございます……」」

3人は頭を下げて嬉しそうな表情をする、私はそれを見て違和感を覚えて聞いてみる……


「ねえ、ユエル?貴方もしかして人形の脳をいじってるの?」


「はい!アリス様のやり方を見て私も覚えました…基本的に私の人形は私の事を愛するようにしましたよ、まあ、男には擬似人格を入れていますから安心して下さい……」


その答えに私はドン引きした……


(ただでさえ侵略向きの能力に脳をいじれるなんて…最強じゃないかな?怖!ユエル怖!)


私はそう思った……








話のストックがなくなったので、次からは2〜3日を目処に更新します…申し訳ありません

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