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80話 ルナ

80話 ルナ




貴族学校入学1ヶ月前にこの私達が住んでいるカルガ大陸中にとある兄妹喧嘩が生配信される大事件が起きた……


突然このカルガ大陸中の都市や町や村など、人がいる沢山住んでいる場所の上空にいきなり映像が写したざれたのだ……


私はそれを自宅の部屋で見た、見た時に3Dのホログラムかと思ったが、これはそんなものじゃない魔法や能力によるものだ!映像には音声も付いており、この音声はそこに住んでいる者に直接頭に響いてくる……


(凄い技術の魔法だ…凄いな…)


綺麗な女性が映し出され、その女性が演説を開始した……


「私はプラリア王国の第1王女のリリアナです!私が行方不明になったと皆さんは思っているのかも知れませんが実は違うのです!私は実の兄であるヒース王に命を狙われて身を隠すしかなかったのです、皆さんはこの映像を見て恐怖や混乱をするかもしれませんが、どうか聞いて欲しいのです……」


私は空の映像を見ながら思う……


(こんな事をして何がしたいだろう?世論を操作してるのか?でもこの世界でこんな事をするなんて?こんな発想するなんて前世の記憶持ちかな?)


「私は、現プラリア王国の王、我が兄であるヒース王を認めません!兄はプラリア王国を私物化して国民を騙して戦争を起こしてこのカルガ大陸を支配しようとしているのです……

私はこの現状を憂い行動を起こします!私は兄とプラリア王国に宣戦布告をします!まず手始めに商業都市フーラを陥落させて民を新しい私の領地に元カフ王国に移動させました、民達は私の国で幸せに生きています、カフ王国は私が滅ぼして私の国になりました……」


(カフ王国が滅んだ!いつのまに?確か戦争した後動きがないとお父様が言っていたから、大丈夫かなと思ったけど……)


「私の国の名前は聖ヴァルキリア王国にします…まずは兄であるヒース王を打倒して国民を守り、国民が誰もが幸せになれる様な国を作ります、そしてカルガ大陸を救おうと思います!私は理想を求める単なる無力な女です!ですが私には心強い仲間がいます!紹介しましょう!」


リリアナ姫が手を向けた方に黒い全身鎧をきてフルフェイスの兜をつけた3人の騎士達が立っていた……


「この方達は隣の大陸!キュール大陸の魔導師の方達です、皆かなり強い力を持ち私の理想に恭順してくれた方達なのです!私はプラリア王国を倒して必ずや皆が幸せになる世界を作ります!皆さん協力して下さい………」


(キュール大陸って確か船で4ヶ月くらいかかる大陸だよな?魔導師って噂だと凄い力を持った人達だと聞いたな……)


「ヒース王に告げます!無条件降伏をしなさい!そうすれば命だけは助けましょう……」


そう言うと映像が終わり、リリアナ姫は消えていく……


私はアリスを探して部屋を出る……


(兄妹で戦争かなかなか酷いな?巻き込まれる国民は可哀想だが、姫様の言う通りならカルガ大陸を支配しようとしているなら仕方ないか?帝国も無事では済まないかも知れないし……)


廊下をアリスを探しながら歩く、するとアリスが私を見つけて抱きついてきた……


「お姉ちゃん!さっきの見た?凄くない?」


「うん、でも戦争が始まるかもしれない、まあ、帝国は関係無いけどね…」


「えっ?なんで関係無いの?」


私はアリスの頭を撫でながら説明しながら自分の部屋に行く……


「これは単なるプラリア王国の王座争いだからだよ、帝国もユニオン国も動けないと思う、どちらかの政権に手を貸しても泥沼になるかも知れないしね?だったらどちらかが倒れるまで待ってそれから行動すると思うよ……」


私達は私の部屋で説明していたら、アリスが私の肩を揉む、私は気持ちよくてうっとりする……だが…


(何故かムラムラする!アリスを見ていると……アリスを無理やり自分の物にしたくなる、いや!でも、私達は女だし、そんな事をしたらアリスに嫌われるかも?ヤバイ我慢できそうにない……)


私はアリスの前で唾を飲む、アリスは私を見て頭を傾げて…


「お姉ちゃん?どうしたの?」


(あっ、もうダメだ!可愛い……)


心臓がバクバク鼓動してアリスをめちゃくちゃにしたいと思ってしまう!私はアリスにキスをして舌を絡めて襲ってしまう!


次に気がつくと、2人とも裸でベッドでアリスにキスをして寝ていた!私はアリスを無理やり強引に行為をしていた、私はすぐにアリスから離れる!


「あ、アリスその…ゴメン私どうかしてた!なんでこんな事をしたのか分からないんだ!」


(マズイよ!私は…なんて事を?あ、なんかウルウルしてるアリス可愛い……また、したくなってきた…って違う!)


「ううん、良いよ、私お姉ちゃんが好きだもん…こんな関係になるのはちょっとびっくりしたけど私は幸せだよ……」


アリスは私を抱きしめる、私はアリスに抱きしめられて嬉しくなる!鼓動が速くなる!


(ヤバッ!これは経験がある!間違いない恋だ!私はアリスに恋をしているのだ…)


私はこの恋に初めて自覚した日だった……



次はヒース王編です

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