75話 アリス
75話 アリス
私はリリアナをユエルに預ける、支配者層と同じ生活レベルを維持させて欲しいとユエルに命令する
私は暇な時にリリアナに会いに行きリリアナを抱いて練習する事にした…
リリアナは新しい場所でユエルのお人形のゼニスとリラと仲良くしてるみたいだった…
ある日会議室で私とレナとユエルとルカで書類とにらめっこする…
「出来れば中流階級で性格が温厚な方が良いのだけど、まあ、魂を縛るから性格はどうでもいいか……」
私がそう言うとレナが
「今回の入学者の中にはギルダ帝国の第1後継者のルッツ王子がいますからね、私としてはルナ様には入学して欲しくはないのですが……」
「でも、ルナ様楽しみにしてましたよ?この間も友達を作りたいと笑いながら言ってましたし……」
ユエルが難しい顔をしながら言う、正直な所を言うと此処にいる全員がお姉ちゃんが学校に行くのを反対なのだ…
「しかし、学校に通うのはギルダ帝国貴族の義務です、余程の理由がないと行かせないわけには……」
ルカが頭をボリボリ掻きながら答える…
「うーん?まあ、何とかするしかないかな?取り敢えずお姉ちゃんの親友を決めちゃおう!この子なんてどうだろう?」
私は書類の束から選んだ書類を見せる…
「この子ですか?まあ、悪くないのではないでしょうか…」
そう、この会議の議題はお姉ちゃんの親友役を作るための会議なのだ!お姉ちゃんを守る為には変な虫を近づけない方がいい、なので書類選考して付き合う人を厳選してその中から、お姉ちゃんに見繕って紹介して友達の演技して貰って親友役を作るのだ……
皆んなの厳しい書類選考で生き残ったのは2人だった、中流階級の女の子と下流階級の女の子だった……
親を洗脳や人形にして本人も私が魂を縛る、そうする事でこの子達は逆らえない、常にお姉ちゃんを監視してお姉ちゃんの親友役をやって貰う……
成功報酬はギルダ帝国を滅ぼした時に生存させて人間らしい生活をさせてあげる事だ……
「じゃあこの子達で決まりね!早速眷属にしに行きますか、レナ、ユエル付き合ってもらうわ…」
「「はい!もちろんです!」」
私達は最近子爵になったばかりのグラン家に向かった貴族になる前は商人だったらしい、目標はエレンという15歳の女の子だ、何故かレナが一押ししてきた女の子だ……
(レナの一押しってだけで怪しいが面白そうだし、まあ、いいかと思い採用した……)
この家は子爵の位を金で買った成金貴族だ、グラン家の家は位に合わないほどのデカイ屋敷だったレナはついた瞬間に小さな虫を放つ、この家にいる人間を片っ端から麻痺させて今度は大きな虫を出して拘束してこの家の家族は一纏めに集めて、使用人達は別の部屋に纏めて集める……
(流石に私のスケルトン兵は目立ちすぎるし、レナの能力の方が制圧能力が高いからね……)
私達はグラン家の家の人の元にむかう……
部屋に入ると、中の夫婦らしき人達が文句を言う……
「なんだ!貴様らは!こんな事をしてタダで済むと思っているのか!」
「そうよ!私達は貴族よ!早く解放しなさい!」
私は魔力を軽く解放して軽く脅す!魔力を当てられた夫婦は失禁しながら気を失う……
「初めまして貴方がエレンかしら?」
「あ、貴方は……」
「私は魔王よ!今日は貴方をスカウトしに来たの?」
「ま、魔王……私をどうするんですか…」
「私の眷属になって貰うわ、そして私の大事な人を監視して親友役として演技をして貰うわ、もちろん本当の親友になってもかなわないけど、成功報酬は貴方と貴方が選んだ人の命と人間らしい生活を保証するわ………」
「選ぶのは誰でもいいのですか?例えば奴隷でも?」
「へ、ええ、誰でもいいわよ、ん、貴方奴隷を助けたいの?」
そのときレナが転移して男を連れてくる……
「アリス様その子が助けたいのはこの男ですよ!」
「うわっ!痛ったー!何が?」
ボロボロの体に傷だらけの男が転がってくる……
「し、シロー!よく無事で!!」
エレンが涙目になり駆け寄ろうとするが体を拘束されているので動けない、モゾモゾその場では動く、シローと呼ばれている男がエレンに近づいて抱きしめる……
「エレン!会いたかった!もう会えないかと思ったよ……」
「シロー…私も会いたかった……」
私はなんか茶番劇を見せられてる感じがして白ける、だが男の目を見ると赤目だ……
(キリヤ人!へぇ!エレンが好きな男はキリヤ人なのか?そうか…レナが勧めるわけだ……)
エレンは私の方を見て……
「魔王様……私はシローとこの家の使用人達の命
を保証して欲しいです、もし使用人がダメならシローだけでも……」
私は驚いた!親が出てこなかったからだ……
「親は?そこで気を失っている、2人はいいの?」
その瞬間エレンは苦笑して……
「いりません…その人達は私がシローと愛し合っていたのを知って、シローを私の知らない場所に監禁してシローの命を助けたいなら、別の貴族の男と結婚しろと脅して来たんです、私の事を愛していないし、自分の金や位を上げるための道具としてしか見ていない人達だから……私にはシローがいれば後は……」
私はエレンの話を聞いて、自分の親を切り捨てる姿を見て私は……




