73話 アリス
73話 アリス
私はお姉ちゃんに新しいメイドの紹介があるといい部屋で待って欲しいと連絡する
私はユエルがメイド服に着替えている場所にむかう
「準備は出来た?準備が出来たなら行くよ」
「あ、はい!出来ました」
(小さい子がコスプレしてる感じがするわね)
私はユエルがメイドの格好をしているのを見てそう思った
私はユエルとお姉ちゃんの部屋に行きお姉ちゃんに紹介する
ユエルが頭を下げて自己紹介をする
「あ、あの…初めまして私の名前はユエルと言います…14歳です、よ、よろしくお願いします」
お姉ちゃんはユエルに近づいて
「初めまして…私の名前はルナって言うんだ、これからよろしくね」
「は、はい……」
ユエルはモジモジしながら頷く、小学生ぐらいの女の子がモジモジしながらそういう行動を取るのは卑怯だと思う可愛いのだ…お姉ちゃんもそう思ったのかユエルを抱きしめる
「えっ、あ、あの」
「あ、ごめんね…つい」
お姉ちゃんは焦って離す、お姉ちゃんはいきなり抱きついたのでマズイと思ったのだろう
私はお姉ちゃんが犯罪臭い事をしたので冗談混じりで抱きつきながら
「お姉ちゃん?何してるんですか」
「あ、うん、ちょっと前世の娘を思い出してね、珍しい髪の色だったから」
お姉ちゃんは少し凹む
(そうか!お姉ちゃんは前世で娘がいたんだ!黒髪で小さい子だとそんな反応にもなるか……この世界では黒髪の人なんて少ないからな、私もユエルしか見た事が無いのだ失敗した…)
そんなお姉ちゃんを見て私はお姉ちゃん頭を撫でて
「お姉ちゃん元気出して!ユエルはお姉ちゃんと私のメイドにする予定なんだ、まだ小さいから普通のメイドとして雇う訳にはいかないからさ、なんだったらユエルをベッドでたっぷり可愛がっても良いんだよ?」
私はお姉ちゃんを笑わそうと冗談を言う
「ふふっ、なにそれ?確かに懐かしい感じがしたけど、そんな事しないよ?あ、もしかしてユエルもトラウマ持ってるの?」
(お姉ちゃんの指摘は正しい、この世界でキリヤ人でトラウマやアレフ人に嫌な感情を持って無い人なんていなんじゃないかなと思う……)
「うん、そうだよ、多分お姉ちゃんと私とレナとユエルの4人で寝てもらうかも?ユエルは母親を目の前で拷問されて犯されて殺されたの、だから…」
「そうなんだ…」
お姉ちゃんの顔が歪む
(お姉ちゃんはアレフ人の蛮行をレナが教えている、キリヤ人がどんな酷い目にあっているか知っているのだ……)
「ユエル、こっちに来て…」
「は、はい……」
お姉ちゃんは近づいて来たユエルを抱きしめる
「ねぇ、ユエル私が抱きついて嫌じゃない?」
「ううん、嬉しいですそれに落ち着きます、お母
さんを思い出して懐かしい感じがします」
「そうなんだ…もし甘えたくなったら、いつでも良いからね、私できる事ならしてあげるから…」
「はい…ありがとうございます、ルナ様…」
ユエルは泣き出した、お姉ちゃんはユエルが落ち着くまで抱きしめるあげる
お姉ちゃんとユエルの初めての対面は成功のようだった
ユエルは見た目が子供なのでお姉ちゃんの受けはいいみたいだった、お姉ちゃんはよくユエルの頭を撫でたり、抱きしめてあげたりしているのをよく見る……
レナがお姉ちゃんがユエルを抱きしめてあげたりしてるとこを見て嫉妬しているのをよく見る
「レナ仕方ないわ…だってユエルは見た目は子供だもん!お姉ちゃんと同年代の見た目の私達が叶うわけないじゃん」
「でも、悔しいです!私も見た目が幼ければああして甘えても問題ないのに」
「なら、魔王の力を使って歳をとるの辞めて15歳を維持したら?そうすればお姉ちゃんは貴方より歳をとり、貴方が子供でいらるわ」
「うーん?でもユエルが今の状態を維持したらどうするんですか?」
「それは…勝てないわね!諦めたら?」
「はぁ、やっぱりそうなりますよね、まあ、私はもう年齢を止めているので、永遠の15歳ですが、アリス様はどうするんですか?」
「私も止めているわ!お姉ちゃんは多分18歳ぐらいで止める予定よ、私達は魔王だから永遠に近い時間があるんだもん、お姉ちゃんのいない永遠なんてレナもいらないでしょう?」
「そうですね……ルナ様がいない世界なんて死にたくなりますね」
「私も同じ気持ちよ!まあ、私達は世界を敵に回してしまったから永遠の時間より、世界に勝たないとね?」
「はい、そういえばリリアナ姫はいい感じで調教出来ました!多分アリス様に忠誠を誓いますよ、私はかなり恐れられてますが…」
「そう、ならそろそろ行動に起こしますか?レナこれからも貴方の力が必要よ、こらからもよろしくね!」
「アリス様、私はもうアリス様と一心同体みたいなものです、目的も同じですから私にとってルナ様が全てですからね?全力で貴方について行きます!」
「そう、ありがとう!やる事が山ほどあるわ、行くよレナ!」
「はい!不死王アリス様!」
私達は廊下を歩き出す……




