70話 ルナ
70話 ルナ
私は今揉みくちゃにされてベッドで寝ていた
最近寝るとき4人で寝るのだが、アリスとユエルとレナが毎晩交代で私の上で寝ている…
ユエルの場合は私の上で静かに寝ているだけなのだが、アリスとレナが上に寝るときはいつもこれだ…
(今日はアリスの日か…やっぱり動けない)
私は服を揉みくちゃにされアリスは私の胸に手をかけながら寝ている、横を見るとレナがニマニマしながら私を見ていた…
(しまった!今日は左かマズイ!)
レナは私の顔を左手で押さえて
「おはようございます!ルナ様」
「ちょ、待って……」
そう言いながらレナは私の腕を抑えながら私にキスをする、舌を絡めるキスだ私はアリスが上にいるので抵抗出来ずにされるがままだ。
ユエルが上だと簡単に動かせるのでキスを逃げれるのだが、アリスだと違ってくる…同年代の女性が体をがっちり固定して反対の腕にはユエルが抱きついて離さないのだ
「えへへ……ルナ様撫でてください」
そう言いながら私の腕で頬ズリをしてくる、私はため息をしながらレナの頭を撫でる
最近、レナは毎日朝起きた時にキスをしようとしてくる
毎朝されるので出来るだけレナの方を見ないで起きようとするのだが、レナは能力を使って思考を読んで朝から心理戦をしてくるのだ…
今日は右を見て起きようとか、明日は左とか考えながら起きるのだが、正直レナの勝率が高い…
最近こういう事をされるのに慣れてきたと言うか、諦めたと言うかなんかよくわからない感情になってきたのだ…
(おかしいな、私、男の人が好きだよね……まあ、この人生では男の人あんまり会ってないから恋もした事も無いけど)
ルナになって15年、男の人は鍛治師のゲン爺とお父様と戦争に行った時の兵士ぐらいしか会った事がないのだ
私は完全な箱入り娘になっていた、アリスが目を覚まして私の胸を揉みながら起きる
「おはよう、お姉ちゃん……まだ眠いやもう少し良いよね」
そう言いながら私を抱きしめて寝ようとする、私はそれを止める
「もう!早く起きて!コニーが待ってるから、それに今日はご飯を食べたら皆んなにプレゼントがあるの!だから起きて!」
「「プレゼント!!何ですか!嬉しいです!」」
3人がいきなり起きて私に顔を近づけて一斉に質問してくる
私は少し引きながら…
「答えは朝食の後で!さあ食べに行こう?」
「「はい!今すぐに!」」
レナとユエルはその場で着替え始める、アリスは外で待っているコニーに声をかける…
「コニー、お願いー!!急いで!」
「は、はい!おはようございます、着替えをお持ちしました」
コニーはアリスの急かす声で急いで部屋に入り私達の着替えをお手伝いしてくれた
朝食を皆んなで取り、私の部屋に行ってアリスとレナとユエルに小さな箱を渡す
「お姉ちゃんコレは?」
「皆んな開けてみて、私とアリスはこれから学校に通うことになるわ、その時に貴方達がイジメや偏見を受けないようにする為のアクセサリーを作ったの多分大丈夫だと思うけど使ってみて」
3人は箱をあけて、中の指輪を見て嬉しがる。
この指輪は装備者の目の色を変える、アリス達はキリヤ人とアレフ人のハーフだ、普段は一般的なアレフ人の瞳の色である青色だ、指輪の能力は瞳の色を青色に変える3人とも魔力持ちなので魔力を補給する必要がないので安心して使えるだろう
「ありがとうございます!ルナ様!大切にします。」
「嬉しいです……私の宝物が増えました」
レナとユエルが嬉しそうに言う、アリスは私に抱きついてきて
「ありがとう!お姉ちゃんこれで学校でも魔力を少しなら使えるよ!」
「これで学校でも、魔力が使えるよ貴方達は魔力を使うと目が赤目に光るからね」
私はアリスの頭を撫でる
3人とも指輪をはめて、魔力を解放する
(凄い圧だ……3人とも魔力量がハンパない普通の人なら耐えられないだろうな)
目の色が青い目のままだ
「成功だね……でも、学校ではこの魔力は解放はダメだよ…私なら耐えられるけど他の人だと無理だと思うから」
「わかってます、ルナ様やアリス様に迷惑はかけません安心してください」
レナが頭を下げる、それを見たユエルも頭を下げる
「迷惑なんて、貴方達は良くやってくれているからもし何かあったら必ず私やアリスに言うんだよ?絶対に貴方達を私とアリスが守るから」
私はレナとユエルの頭を撫でる
「「はい!ありがとうございます!」」
こうして私達の学校に行く準備が整った
学校では寮生活だ、メイドを何人か連れて行っても良い事になっている
なので、私とアリスは同室にしてもらい、レナとユエルを連れて行く事にした、コニーには家に残ってもらうが、私は転移魔法があるので毎日会いにくる予定だ
(友達が出来るといいな、後は恋人かキリヤ人に偏見がない人がいいな)
そう思いながら私は湯船に浸かりながら考える。
次はアリス編です




