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63話 レナ

63話 レナ




私は商業都市フーラに降下する……スケルトン兵が城壁を登ろうとしているが城壁の兵士達が槍を突いてスケルトン兵を落とそうとしていた……


私は兵士達の近くに降下して、私の影から5センチくらいのゴキブリを大量に出す……


「な、空から……魔王の仲間か!」


兵士達は私の方を見る……武器をこちらに向けて私に攻撃を仕掛けるが…ゴキブリは城壁を守る兵士達の鎧の隙間に入っていく…


「な、なんだ……ゴキブリが隙間に…痛!ヒィ!辞め……痛い!助けて!」


「痛い!誰か!助けて!グア!いだいよ!」


「ギャァーー!!助けて!痛い!」


ゴキブリ達は次々と兵士に襲いかかる……兵士達の鎧隙間に入り込んで体をかじる……兵士達は地面を転げまわり、のたうちまわる……その内に全身をゴキブリが覆い兵士達が動かなくなる……ゴキブリが人をかじる音がその場を支配する…


[グチャ…グチャ…ゴリ…ググチャ…ボリ…ボリ…グチャ…]


その様子を見ていた、他の兵士達がドン引きして私から離れる……


「ヒィ!」


その隙にスケルトン兵が城壁を登ってくる……


「な、しまった!モンスターが登って来るぞ!迎撃を!」


兵士達は壁に行こうするが、ゴキブリが次々と兵士達に襲いかかる……


「くそ!連携しているのか!不味いぞ!あ…ヒィ!来るな!辞め…ギャァーーー!痛い、痛い!」


[グチャ…ボリ…ボリ…グチャ…]


兵士がゴキブリの群れに呑まれる……


私は更に5メートルくらいの大きなムカデを影から出す……このムカデは足の先端が剣の様になっており串刺しが得意だ…おまけに外骨格が硬い…

肉体強化で強化しても勝つのは難しい……


それを40体ぐらい出して兵士達を襲わせる……


「蹂躙しなさい!」


私がそう命令すると…ムカデ達は次々と兵士達に襲いかかる……


[[ガササササササ!]]


「デカイ!ムカデが……い、嫌だ!くる……ギャァーー!!」


[バギィ!グチャ!グチャ!]


兵士達の鎧や兜がムカデの強靭な顎に砕かれて肉を食われていく…


兵士達が剣や槍でムカデを攻撃するが外骨格に全て弾かれる


[ガキィ!]


「剣が弾かれて効かない?ウギャーーー!!」


[ドス!ドス!]


足の先端が剣になっているので串刺しになる


私が降下した場所が陥落して、ここからスケルトン兵がワラワラ登って城壁に広がって行く……


(ふむ…これで穴が空いた……この商業都市の守りを決壊する第一歩になる……ふふっ、さあイッツショータイム!!)


スケルトン兵達は次々と横に広がりながら城壁を守っているの兵士達を殺していく……


「糞!城壁の外と中からスケルトンが…どうすれば……」


「隊長!どうすば……ウグゥ!」


スケルトン兵達は次々と兵士達を殺していく……


私はゴキブリを大量に出して次々と兵士達をゴキブリに食わせる…兵士達はゴキブリの群れの黒い波にのまれて悲鳴や人が食われていく音が周りにこだまする……


ゴキブリの海を私が通ろうとすると、ゴキブリの海が割れて行く……


目の前に魔法の杖を持った男が立っていた……


「貴方が勇者ね…初めまして私は虫使いの魔王よ?貴方は?」


「私は氷結の勇者エルイだ……神から頂いた勇者シリーズの杖の力を受けるがいい!!」


勇者が杖を空高く上げると氷魔法が発動して私の可愛いゴキブリ達は凍っていく……


「ひっどーい!ゴキブリ達を育てるのも楽じゃないんだよ?でも、魔法使うのが優秀な勇者か……なら早めに殺さないとね……」


(広域殲滅魔法でも持っていたら厄介だし……遊びは無しで行くかな?)


私は刀を抜く……勇者エルイは杖を空に掲げる…デカイ氷の塊が生成されて


「くらえ!アイスジャベリン!!」


[ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!]


氷の塊が私めがけて飛んでくる……私は未来予想で簡単に躱して、間合いを一気に詰めて刀を振るう……


「な、早い!くっ、……」


[ザシュ!]


「くぁぁぁーーーー!!腕が!腕がーー!」


勇者エルイの杖を持っていた腕を切り落とす……勇者エルイは魔法を使ってくる様子がない……そして私は気づいた……


「貴方、勇者シリーズが無いと何も出来ない?そうか…私と同じなんだ……なんだ警戒して損したよ……」


この男も、私と同じで勇者シリーズの能力に頼ってるだけで本人の力はほぼ無いのだろう…


「た、頼む!杖が無いと何も出来ないだ!助けて!お願いします!なんでもするから…お願いします!」


勇者エルイが命乞いをしてきたので、私はため息まじりで刀を振るう……


[ザシュ!]


「ギャアアアーー!」


もう片方の腕を切り飛ばして回復魔法をかけて血止めをする


(後で遊ぶ為に転移させるか……)


勇者エルイを私の遊び場の秘密の場所に転移させる…


(よし……コレで暫く遊ぶ玩具が出来たぞ……さてと人を殺して遊ぶか……)


「あ、そうだ!ユエルちゃんはどうなったんだろう?」


私は気になり空を飛んでユエルちゃんを探す……


ユエルちゃんは女の人に抱っこされながらアリス様のとこに向かっていた……


(ふむ、あの女性は確か勇者だよね?つまり人形にしたのか……まあ、悪く無いかもね……となるとユエルちゃんの仕事は終わったと、私も遊んでもいいという事だよね……)


私は殺気を撒き散らしながら、ムカデやゴキブリを大量に影から出して、商業都市フーラの住民達を虐殺していく……


「ホラホラ!早く逃げないと死んじゃうよ?ハハハ!!」


「ヒィ!逃げろ!」


「待って!この柱が邪魔で動けないの!助けて…あ、嫌だーー!」


[グチャ…ボリ…グチャ…ボリ…ボリ…]


悲鳴や叫び声、虫たちが人を食べる音が其処彼処に聞こえる……


私は鼻歌を歌いながら進む……








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