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47話 アリス

47話 アリス





私とレナは暇つぶし兼、人体実験のモルモット集

めに出かけた……プラリア王国とカフ王国の国境

付近の小さな村を襲う……


感情コントロール実験の為、若い女の子を何人か

さらっていく予定だ……


小さな村をスケルトン兵1000体ぐらいで囲む……

私とレナは村の住民達が村の中心に集まり皆武装

してバリケードを張っているのを上から眺めてい

た……


赤目のキリヤ人が10人ぐらいいて、働かされてい

た……


「アリス様、どう攻略します?スケルトン兵で蹂

躙も良いですし、私達が直接手を下す方法なども

ありますけど……」


レナは嬉しそうに言う……


「レナ、貴方はキリヤ人についてどう思う?なん

でこの世界に存在していると思う?」


「えっ!難しい質問ですね……私はキリヤ人は神

様から嫌われた存在だと教えられてきたのでそう

思っていますが……」


「そう、これは私の私見なんだけど……この世界

は女神ユニオンの玩具箱とか遊び場なんだと思うのよね……」


「えっ、女神ユニオンの玩具箱ですか?なんかこ

の前邪神カルクにもそんな事言われましたね、魔

王になった時にこの世界は君の玩具箱だと……」


「そう、つまりキリヤ人は虐待されて迫害される

為に存在する種族なんだと思う……考えてみれば

おかしいからね、ユニオンの果実はキリヤ人じゃ

ないと食べてもただ美味しいだけなのよ、魔力を

多少増えるけど、魔王ほどじゃないの…つまり迫

害を受けたキリヤ人がユニオンの果実を食べて世

界に復讐する……それを見て楽しんでいるのが女

神ユニオン……」


「つ、つまり…私達の行動は女神ユニオンの手の

ひらで踊っているだけですか……」


「ふふっ、だけど、私は転生して前世の記憶を持

っている……それは大誤算だと思うけどね……」


レナは私の話を聞いて、唾をのむ……


「まあ、貴方の勇者シリーズの剣がどこかに転移

したから、この話が出来るんだけどね…勇者シリ

ーズがある場合は敵に情報が筒抜けと言う事にな

るしね……」


そうなのだ…レナの剣が魔王になり私の眷属にな

り3日ほどだった時に急に消えたのだ……今まで

ならレナが来い!と念じるだけでも目の前に転移

してきたのにだ……やはり勇者シリーズは女神ユニオンに繋がっていると思ってもいいと思ってい


「さて、どうやってあの村を攻略しようか……」


「アリス様少し遊びませんか?私に考えがありま

す……」


「えー!レナの遊びエグいからね……本当に私楽

しめる?怪しいな……」


「ふふっお任せください!」


レナは私にこれからする遊びのルールを説明して

きた……


(まあ、暇つぶしだし…いいか……)


私とレナは仮面をつけて村に降りる……


「な、なにあれ人が降りてきた!」


「もしかして!あれが魔王か!この間町に行った

時に魔王を探してると言っていたぞ……」


「殺されるぞ!どうすればいい……」


レナは魔法で村中に聞こえるようにして、喋り出

す……


「はーい!皆さん元気!こちらは最近誕生した新

たな魔王です!パチパチ拍手ー!!」


誰も拍手しない……レナの拍手だけ響く……


「さあ、村人の皆さん!魔王様が余興に参加して

くれます……魔王様に剣で一太刀でも当てれたら

その人勝ち…なんと魔王様が命を助けてくれま

す、しかもその家族もです!人数制限はありませ

ん!こぞって参加しましょう!」


村人達の、父親や若い男達が武器を持って並ぶな

か子供の黒髪女の子がナイフを持って並ぶ……


(あんな子供でも参加するのか……父親がいないと

かそんなとこかな?)


私は広場でお姉ちゃんに作ってもらった刀を抜

く……


「さあ、余興開始!」


レナが余興の開始の合図をする!私は魔法を使用

せず、刀一本だけで戦う……相手の村人が弱すぎ

て話にならない…私は一太刀で真っ二つにす

る……


「な、早すぎる……」


「あ、アンターー!」


「ぐぁ、痛い!痛いよ!」


私は男達を切っていく……小さい男の子も切りか

かって来たが峰打ちをして気絶させる……


「ねぇ、少し飽きたよ……レナ変わって…」


「あら?ダメでした?わかりました……じゃあ私

が……」


レナは舌舐めずりをしながら刀を抜く……


「はーい!注目!私も魔王です、一太刀浴びせれ

ば助けますよ!」


村人達はレナの方に切りかかる……私はキリヤ人

の元にむかう……


キリヤ人達は私が近づくと怯えていた……年をと

ったキリヤ人のお爺さんが


「私達もこれまでですか……残念ですね……」


「ふふっ、キリヤ人は抵抗しないのですか?せめ

て命乞いとかするものかと……」


「私達は疲れました……毎日、毎日アレフ人にい

いように扱われ、若い娘は玩具にされ…私の娘も

玩具にされ殺されました……仇は貴方が取ってくれた…出来れば苦しまないように殺して下さ

い……」


「そう、でも殺しません……貴方方は私の民にし

ます…」


そう言って私はキリヤ人を転移させる……


後ろを振り返ると、ナイフを持った黒髪の少女が

いた……10歳ぐらい女の子だ私を見て震えてい

た…


「クス、お嬢ちゃんそのナイフでなにをするのか

な?」


私はついイタズラ心が出てしまう……私はその子

供に近づきしゃがみこむ……そして魔力を軽く解

放する…


「ひぃ!ご、ごめんなさい!」


その少女はナイフを落として、しゃがみこんで失

禁する……


よく見ると片目が赤目だ…そう言えばさっきの転

移させたキリヤ人に若めの女がいたな……


「さっきの転移した人達に親がいるの?」


私は優しく話しかける……その子は頭を横に振

る……


「そう、とりあえずさっきのキリヤ人と同じ場所

に転移させてあげる…」


私はその子を転移させる……


「レナ!私はちょっと行ってくる…あんまり殺し

たらダメよ!」


レナは人を刀で何度も刺して遊んでいた…


「はーい!任せて下さい!!ほら、どうしたの?

皆んな殺しちゃうよ?」


私はレナの声を聞きながら転移する……







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