48話 アリス
48話 アリス
私はカフ王国の首都に来ていた……目の前にはさ
っき転移させたキリヤ人がいた……
ここはすでに私の物になっている……人は誰もい
ない無人だ……ここに住んでいた人達は皆死んで
死体は片付けられていた……私のスケルトン兵達
約1000体がこの首都を守っている……
「さて、ここはカフ王国の元首都よ……私が壊滅
させた場所なの……貴方達にはここで住んで貰う
わ…それと後からくるアレフ人は貴方達の奴隷
よ、好きにしなさい…あっ、でも、あんまり殺し
たらダメよ…一応労働力として使う予定だから
ね……」
キリヤ人の1番年をとったお爺さんが私に尋ね
る、よく見るとさっきの子供もお爺さんの服にし
がみついていた…
「アレフ人を奴隷ですか?私達が……私達は魔力
を持ちません、彼らは従わないでしょう…逆に殺
されます……」
「ふふっ、確かにそうかもね……でもね、彼らは
貴方達の指示に従うと思うわ……ねぇ、君の名前
は?」
私はお爺さんの後ろに隠れている、先程な少女に
声をかける……少女はびっくりした表情をして答
える
「私はユエルです……」
「ユエルの家族は貴方だけかしら……」
するとお爺さんが答える……
「いいえ…私は違います…私はキリヤ人をまとめ
ているだけです……この子の母はこの子が7歳の
時に玩具にされて殺されました……」
お爺さんが悲しそうに言う…ユエルも軽く涙目に
なる……私はお爺さんに質問する……
「ユエルは性的な暴行や虐待は受けているの?」
「いえ、まだ受けていません…14歳ですがこの小
さい体ですから……労働力としてこき使われてい
ました…」
(14歳?同い年なの10歳ぐらいだと思った……で
もこの体は小さすぎる……もしかしてあんまり食
事を与えられてないのか……性的暴行を受けてな
いなら問題ないかも?レナみたいにあまりにも歪
んでいると困るからね……この子なら…)
「そう、ならユエルで問題ないわね…この子を借
りるわ…」
「な、お待ちく……」
お爺さんの声が聞こえたが、私はユエルの手を掴
んで転移する……
転移先は私の部屋にした……ここにはお姉ちゃん
の体液を入れた小瓶などがある……
「えっ、ここは……あの、魔王様……私を殺すの
ですか……」
ユエルは泣きそうな顔でこっちを見る……
(うーん?この子いい顔するね……イジメたくなる
な……そんな事したら嫌われるからしないけ
ど……)
「うーん?殺しはしないわ……でも貴方を魔王に
してあげる…少し辛いけど我慢してね…」
私はそう言ってユエルの胸に手を当てて魂を無理
やり引き剥がす…
「あ、あぁ、あぐぅ!」
ユエルの死体が私に寄りかかる、そして私はユエ
ルの魂をユエルの死体に入れる……
「あ、私は……魔王様と繋がりを感じます…」
「そう、わかるんだ…貴方は今日から私の物…私
の眷属になったんだ……私の気分次第で貴方をい
つでも殺す事が出来る……そのかわり私の指示に
従って私の為に働けば貴方とキリヤ人には楽な生
活をさせてあげる……どう?わかった?」
ユエルは跪き……
「はい、ご主人様……なんでも従います……」
「いい子ね、貴方にご褒美をあげる…」
私はユエルに液体の入った小瓶渡す…ユエルは頭
を傾けながらそれをみる…
「ご主人様、コレは……何ですか?」
「その小瓶を飲むの……凄く美味い物よ、貴方も
凄く気にいると思うわ……」
私がそう言うと疑いもなく、ユエルは小瓶を開け
て飲む……
その瞬間!ユエルは座り込み、全身を震わせて鼻
水や涙を流してヨダレを流しながら目がトロンと
させながら……
「は、はぅ、う、美味い……こんなの…初めて…
ご主人様…もっとください……はぁ、はぁ、お願
いです……」
「クス、いいわよ、ほら支えてあげる…」
私はユエルを支えながら、お姉ちゃんの体液をユ
エルに飲ませる……
(さすがお姉ちゃん……こんな子供にもガッツリ効
くんだもん…おっ、片目だけ赤目だったのがもう
片目も赤目になってきたね……でも、なんか…犯
罪臭がするわね…幼女に性的な行為をさせてるみ
たいで……)
「あ、あぁ、ご主人様…私、魔王になったみたい
です……人形遣いになった方がいいですか?邪神
様がそうした方がいいとおっしゃっています
が…」
(人形遣いか……まあ、見た目が幼いから似合って
いるからいいかもね……)
「そうね、そうしなさい……おめでとうこれで貴
方は私の物よ、ちなみに人形遣いはどんな能力な
の?」
「はい、魔力を込めて触って相手を操る能力みた
いです……意識を持たせて操る事も出来るし、別
の人格を植え付けて人形にする事も出来ま
す……」
(かなり強いな……つまり私にも通じる能力か…待
てよ?別の人格?お姉ちゃんに使えれば…お姉ち
ゃんを思うままに操れるって事かな?試してみる
価値はあるかも、ユエルはいい拾い物だったか
も……)
「かなり有能ね……ユエルもし私に使おうとすれ
ば私は貴方を殺すから、私には使わない事いいわ
ね……」
私はユエルの頭を撫でながら言う……ユエルは気
持ちいいのか目をトロンとさせながら頷く…
そして、カフ王国の首都に転移する…
ユエルが戻って来たのでお爺さんやキリヤ人の人
達が駆け寄る……
「大丈夫か!良かった…」
「うん!お爺ちゃん!私ね、魔王になったよ!こ
の力で皆んなを守るから、任せて!」
「ま、魔王!魔王になったのかい……凄いなユエ
ルは……」
キリヤ人達は驚いていた…私はキリヤ人達に命令
する…
「基本的にユエルの指示に従いなさい、そうだ…
余興を思いついたわ……ユエルちょっと私ここを
離れるから、皆んな大人しく待ってなさい!」
「はい!ご主人様!…」
私はユエルの返事を聞いて、ユエルの村に転移す
る……
レナの遊びは終わっていた……生存者が自分の荷
物を持って並んでいた……




