35話 アリス
35話 アリス
エマの葬儀は寂しいものだった、お姉ちゃんと私とルカと使用人ぐらいのものだった、エマの実家からは誰も来なかった
理由は簡単だ、私とルカはエマに無実の罪を着せた、カフ王国と繋がっていてエマは敵と繋がっていたとでっち上げたのだ、エマの実家は侯爵家だが家族は最初信じなかったが証拠を偽造しまくって信じさせた。
これが皇帝にバレるといくら侯爵家でも首が飛びかねない、だから、エマの実家の侯爵家の連中は犯罪者の葬式には来なかった、必然的に寂しい葬儀になった
(エマ、悲しいね?貴方、犯罪者に無理やりされて、家族にも信じてもらえなくて、ププッ…ダメだ!可笑しくて、笑える)
お姉ちゃんの方を見るとお姉ちゃんは悲しむそぶりも見せず淡々と葬儀をこなしていた
(まあ、そうだよな、自分の事を愛してくれない人の葬儀で悲しむ訳ないよね?)
今回の事でサリーが愛人から本妻にランクアップした
「おめでとう、サリー、これで貴方も辺境伯の妻になったわね?私のお母さんになったんだしこれからもよろしくね?」
「アリス様、あんまり虐めないで下さい、辺境伯の妻としては頑張ろうと思います!」
「そう、いろいろ面倒い事もあると思うけど私やルカに相談しなさい、皆んなで解決するから」
「ありがとうございます」
しばらく平穏な日が続き私とお姉ちゃんは13歳なった
お姉ちゃんは相変わらず剣を打ちまくる、私的にはお姉ちゃんのショーツをしゃぶれるので嬉しいがお姉ちゃんの剣がヤバイ出来になってきた。
ある日お姉ちゃんが自信作を私に渡してきた日本刀だ。私は刀を抜く、魔力を通してみると刃が虹色に輝く
(な、なんじゃこりゃ?凄く綺麗!!これがお姉ちゃんの刀か)
「凄いよ!お姉ちゃん、こんな刀始めてみたよ!魔力を通すと虹色に輝くなんて、綺麗…」
「でしょう?これなら私やアリスみたいな魔力が莫大な人が使っても砕けない、まだまだ研究するつもりだから強い刀が出来たらアリスにまたあげるよ?」
「本当?ありがとう、お姉ちゃん!大好き!」
私はお姉ちゃんに抱きつく、お姉ちゃんは私の頭を撫でる
私はお姉ちゃんの部屋を出てお姉ちゃんがくれた刀を試し斬りをしに部屋をでる、その時頭の中に声が聞こえる1年ぶりの声だ…
〈ち、ちょっと待ったーーー!ねぇ、ねぇ!アリスちゃんマズイよ!!〉
(あら?カルク久しぶりね?私から連絡しない限り連絡しないじゃないの?)
〈久しぶりじゃないよ!あれから連絡くれないんだもん、今回もヤバイ事になるから連絡したけどさすがに凹むよ〉
(だって私、貴方の事信用してないもん…)
〈うわ、凹むわー!マジ凹むわー!と、そんな話をしてる場合じゃない!アリスちゃん君がユニオンの果実からもらった刀だっけ?それはユニオン合金できた物だよ〉
(ユニオン合金?なにそれ?有名なの?)
〈有名も有名だよ!勇者の武器って言えばわかる?〉
(ゆ、勇者シリーズの事?確か女神ユニオンから授かった伝説の武器の事よね?)
〈そう!勇者が誕生すると勝手に転移して自分が所有するにふさわしい人の元に転移する武器さら女神ユニオンしか作れない合金を君のユニオンの果実は作ってしまったのさ〉
(お姉ちゃんがくれた武器が?待てよ?お姉ちゃん沢山作っていた気がする?不味くない?確かルカにもあげてたよね?)
〈そう!だからマズイの!まだ破壊不能しかついてないからいいけど、勇者シリーズに刻まれている文字を真似ると勇者シリーズと同じ物が大量生産されてしまうと世界が壊れる!いいかい?勇者シリーズは勇者しか使えない、しかし、君のそれは……〉
(誰でも使える、カルクありがとう!いい事聞いちゃった!)
〈あっ。しまった!今の無し!無しにして!〉
(ププッ、もう遅いよ!じゃあまずはルカに命令してお姉ちゃんを説教してもらって私達家族だけに配る様にして貰って、勇者シリーズを集めようかな?そうすればお姉ちゃんは勇者シリーズを大量生産できるよね)
〈あんまり、世界を壊さないでね?頼むよ?〉
(努力はするわ、ふふっ、楽しくなってきたわね!)
私はルカに指示を出してお姉ちゃんはルカに説教された、これで武器は私達家族だけの物だ
私は刀の試し斬りにむかう、もちろん物を切るなんて無駄な事をしない!人を斬るのだ、むかったのはカフ王国だ、スケルトンの居場所でどこらへんに町や村があるのか分かる
私は転移して飛行魔法でその場所にむかう、人口は60人ぐらいの小さな村だった。周りにスケルトンを配置して誰も逃げれなくして私1人で村の真ん中におりる
「な、なんだ?お前は、このスケルトンの親玉か」
「化け物め!殺してやる!」
男達は武器を持って私に斬りかかる!数は20人ほどだ私はお姉ちゃんの刀を抜き魔力を通す!刀が虹色に光り私は刀を振るう
[ズバン!]
「がはぁ!」
相手の剣ごと真っ二つに切り裂く
(凄い!魔力を通すと重たくも無いし!斬れ味も最高!!)
私はその村の住人を鼻歌を歌いながら皆殺しにする
死体だらけの広場で私は鼻歌を歌いながら上機嫌で刀を見る、刀は刃こぼれ無しだ…
私は伝説級の武器を手に入れた




