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34話 アリス

34話 アリス




それから2ヶ月ぐらい経ってある日、私がお姉ちゃんの部屋で本を読んでいたらサリーが産気づきルカが慌てて私に念話を送ってきた


《大変です!サリーが、サリーが子供が生まれるみたいです》


《はぁ、ルカ落ち着きなさい!ヤバくなっても私の回復魔法なんとかなるし、大丈夫よ、直ぐにそちらにむかうから》


私はサリーの元へ転移する、サリーは何人かのメイドと医者に囲まれていた


(おっと、転移したところ見られてないよね?危ない、危ない)


「サリーさん大丈夫?」


私が話しかけるとメイド達はびっくりした声で


「アリスお嬢様?何故ここに?」


「お嬢様にはまだ早いです!お部屋から出てください」


その時サリーは消耗した声で


「あ、アリス様、申し訳ありません、こんな姿を見せるつもりはなかったのですが…」


私は止めるメイド達振り払い、サリーに近づく、魔法でスキャンをかける、かなり消耗しているサリーの母体がかなり消耗していたので回復魔法をかける


「ありがとうございます」


「ふふっ、外で父さんと待っているわ頑張りなさい、父さんと私とお姉ちゃんに元気な赤ちゃんを見せなさい」


サリーは軽く泣きながら…


「はい、頑張ります」


私は外に出る、ルカは部屋の外でウロウロしていた


「ルカ、大丈夫だから安心しなさい、何かあっても目撃者のメイド達をなんとかすればどうとでもなるわ」


「はい…すいません」


その時、部屋から赤ちゃんの産声が聞こえる


「オギャー、オギャー!」


「産まれたか!」


[ドッゴッオン!]


ルカは部屋の扉をぶち壊して部屋の中に入る


(こんなんだとサリーも大変だね?まあ、いいけどね)


私はゆっくり部屋に入る、中ではルカが赤ちゃんを抱き上げ喜んでいた


「おめでとう2人とも、よかったね?」


「「アリス様、本当にありがとうございます」」


2人とも涙ながらに言う、他のメイドや医者はポカーンとなっていた


この2人がこんなに嬉しがるのは無理もないのだ、何故ならこの2人は300年前に死んでいる、ユニオンの果実のゴタゴタに巻き込まれて愛し合うが離れ離れになり殺されたのだ。その2人が子供を授かったのだ、生前のやりたかった事を今やっとやれているのだ


(ウンウン、この2人を生き返らせたのは正確だったね?なんかいい事をしてる気分だよ!となるとエマが邪魔になるな、そろそろ殺してあげるか?)


赤ちゃんは男の子だった、名前はアウルとルカが決めた。サリーに抱かせてもらったがなかなか可愛い一応血の繋がった弟でもあるのだ


サリーはお姉ちゃんに合わせて欲しいとお願いしてきた、私はお姉ちゃんの性格を知っているので許可した


お姉ちゃんとサリーは仲良くなり、アウルとも仲良くなった


私とお姉ちゃんはそれからちょくちょくアウルに会いに行った。お姉ちゃんはサリーさんにアウルを抱っこさせて貰ってアウルをあやす


「やっぱり赤ちゃんは可愛い、ほらお姉ちゃんですよ〜〜」


(むっ!お姉ちゃん、アウルばかり構わないで私もいるんですよ!)


「む〜!お姉ちゃん、ほらほら私も可愛いですよ?私も構って下さい!」


私がそう言うとお姉ちゃんは笑いながら、私の頭を撫でる…


「もう、赤ちゃんに嫉妬しないの!本当にアリスは可愛いな」


お姉ちゃんがそう言いながら私の頭を撫でる


「えへへ…お姉ちゃん大好き!」


私はお姉ちゃんに抱きついて甘えながら考える


(そろそろエマをやるか、サリーと正式に妻に迎えればルカも安心するだろうし?)


私は次の日に久々にエマの元にむかう


「ヤッホー!エマ様元気?」


私は嫌味たらしく言う、エマはもうボロボロになっていた


(考えてみたらここに監禁して1年近くになる、毎日拷問と性的拷問を受けているのだよく生きているものだ)


私は感心した、エマは私が姿を見せた瞬間に私の元に泣きながらすり寄ってくる


「アリス様!お願いです殺してください!お願いです」


「ハハ、もうプライドも無くなってしまったのね、いいよ貴方を許してあげる!それと拷問する男達もご苦労様です」


拷問する犯罪者も私が声をかけるとビクッと反応する、私がニヤニヤ笑う


エマは嬉しそうにして、男達はビビって失禁する犯罪者の男は私に交渉しようとする


「なぁ、アリス様!俺たちは言う事を聞いたじゃないか、頼む助けてくれ!」


私はにこやかに微笑んで


「安心して?ちゃんと殺してあげるから」


私は指を鳴らす!


[パチン!]


男達は牢屋の中で燃える!


「「うぎゃーー!熱い!熱い!熱い!」」


牢屋の中で男達が暴れる、エマは牢屋の隅にいるがエマにも男達が暴れて抱きつかれてエマも燃える


「ひぃ、嫌!熱い!お、お願いです!ひと思いに殺して!熱い!熱いよ!」


私は魔力をだんだん込めて火力を上げていく…


「熱い!熱い!助けて!助け…」


「さようなら、エマ、お母さんの仇はとらせてもらったわ」


私は最後にかなりの魔力を込める一瞬にして骨になった


私はそれを見て涙出てきた


(母さん、仇はとったよ!母さんは悲しむだろうな、ゴメンね…)




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