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23話 ルナ

23話 ルナ




私は今アリスとお父様と3人で馬に乗り移動している


(お尻が痛い!練習では結構乗ったけど、こんな遠出は初めてだなのでお尻が痛い!タイミングを合わせないと馬に負担がかかるし、以外と意識しないと面倒い乗り物だね)


私は回復魔法をお尻に使いながら馬を走らせる


「ルナお姉ちゃんお尻大丈夫?私なんかさっきからお尻が痛くて、痛、痛い!」


「アリスこっちに近づく事が出来る?回復魔法をかけてあげる」


「本当?待ってて!お姉ちゃんお願い痛いや…」


アリスが馬を上手く操って近づく、私はアリスのお尻をさすりながら回復魔法をかける


「あー、いい…楽になったよ、お姉ちゃん」


「ふふっ、そう良かった、地図で見るともう少しで国境付近だから後少しみたいだから、アリスもお姉ちゃんと一緒に頑張ろう」


私とアリスは馬に乗りながら話しをしながら行く


しばらく進むとお父様が止まる、周りを見るとだだっ広い平原だ、お父様は馬を降りて


「よし、ここで陣地をはる!資材を持ってこいやるぞルナとアリスはそこら辺で時間を潰しておけ、3時間ぐらいかかるから、しばらく帰ってこなくてもいいぞ」


「わかりました、アリスあそこに川があるからそこに行こう」


「うん、行こう!」


私はアリスに手を引かれて川の方にむかう、綺麗な川だった。私とアリスは靴を脱いで足を川に入れて涼む


「お姉ちゃんは体調大丈夫?家に一回帰るの事も出来るよ?」


(はぁ、い、今なんて?家って言ったよね?聞き間違いかな?)


「あ、あのアリス、どうやって家に帰るの?また馬に乗っていくの?」


「ふふっ、馬なんか使わないよ?魔法だよ!転移魔法だよ、もう失伝した魔法らしいけど、この間急に頭の中に使い方が入って来たんだ。家に一旦帰ってお風呂に入ろうよ、そうすればリフレッシュにもなるしね」


(て、転移魔法!確か伝説の魔法だよね?それをアリスは使えるんだ!凄いな!)


「ほ、本当に使えるの?見せて!お願い!」


「うん、いいよ!じゃあお姉ちゃん私の手を握って?握ったら直ぐに転移するよ」


「わかった」


私は緊張で唾を飲む、アリスの手を握る


「転移!」


アリスが転移と言った瞬間、視界が暗くなり気がつくと私の部屋にいた!


「こ、コレが転移魔法!凄い!アリス凄いよ!私も使えたらな、本当に凄い!」


私はアリスに抱きつきアリスとクルクル回る


「ふふっお姉ちゃん嬉しそうだね?お姉ちゃんにも教えてあげたいけど、正確な魔力操作が必要なんだ、だから…」


アリスが私に申し訳無く言う。私はアリスとクルクル回るのを辞める、こればかりは仕方がない私は諦める


「そっか、それじゃあ仕方ないね。いつか私も魔力操作が出来るようになったら教えてね?」


「うん、ゴメンね、でもお風呂入ろう?今のうちにに入っておかないと明日とかは戦争になっているかもしれないから」


「ハッ、そうだね!女の子なんだからお風呂は入れる時に入らないとね」


私はアリス意見に賛成して、2人でお風呂にはいる。その後陣地に戻るとテントが設営されていた、私とアリスは同じテントに入り、ホットミルクを飲んで寝た


次の日はカフ王国の騎馬隊もこの平原に集まってきた。カフ王国は遊牧民族の国なので騎馬隊が有名だ!8千の騎馬隊の大軍が並んでいる


(凄い数だ!こっちは2千しか集めてないのに、勝てるのかな?確かカフ王国は人を食う習慣があるって聞くけど、アリスは私が守らないと!)


私はお父様に相談しに行く、お父様は部下達とテントで軍議をしていた


「ふむ、任せて欲しい!上手くいけばこちらの被害は少なくむこうには甚大なダメージを与えられるかもしれない!では、それで行こうと思う。明日の朝に私が挑発する、それで戦争開始だ!」


「「ハッ!」」


お父様の部下達がテントから出て行く、お父様が私に気づいて手招きをする


「なんでしょうか?」


「ふむ、ルナお前には俺と一緒に行動するように、何かあれば大変だからな?」


「はい、アリスはどうなさるのですか?」


「ああ、あの子はかなり強い!自由に行動させるつもりだ」


(そんな、あの子だけで行動させるのか!辞めさせないと!)


「お父様待って下さい!あの子にはまだ早いと思います!お願いですから考えなおして下さい」


「ルナ、悪いがあの子は強い!皇帝はこの数で対処しろと命令されているのだ!私は貴族だ皇帝の命令には逆らえん。正直な話しをすればあの子は殺しの経験があるんだ、お前には内緒にして欲しいと言っていたが…」


(アリスが人をもう殺している?まさかエマが?無理矢理とか…)


私はいろいろ考ええてしまった。あり得る話だ


「私はむしろお前が心配だ、だから私と一緒行動しろ、いろいろフォロー出来るからな」


お父様が私を気にしていた、私はビックリした


(変だ?なんで私の事を気にする?この最低な人が?そういえばここまで来る時もちょくちょく私の方を気にして見ていた気がする…そういえばコニーが最近お父様の様子が変わったと言っていたが、なんかおかしい?まるで人が変わったみたいだ)


「気にして貰い、ありがとうございます。わかりました、お父様の指示に従います」


私はお父様のテントからでる、アリスを守る事が出来なかった。残念な思いをしながらアリスのいるテントに戻る









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