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私を助けてくれたのは人間嫌いの野狐でした~交差する黒と薄茶の瞳~  作者: 間波 結衣実


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3章 ー11


 項垂れていた透子はムッとした顔を白拓に向ける。


「ん?」


 白拓は何かに気づいたようで、透子の側にしゃがむ。


「おい、この傷、朱奈か?」


 え?と、声を出す透子の喉に白拓の指が触れる。


 赤い一本の線が首には出来てる。


(朱奈さんが弾き飛ばされた時に出来たのかな?)

 

 白拓が透子の首の傷を見ている為、透子の目下に彼のつむじが見えた。


(綺麗な髪)


 透子は光輝く月のような白拓の髪を指で掬った。


 白拓はびっくりしたが、嫌がる様子もなく、チラッと目だけを透子に向けた。


「……この傷、痛いか?」


 そう言って白拓が顔を上げると、透子は彼の顔が近いので動きを止めた。


「ううん」


 ぎこちなく首を振る。


「そうか。だが、消しておくか」


 そう言ってもう一度、首に顔を近づけた。


 痛くもない傷を治してくれるなんて……と思っていたが、白拓が傷を舐め始めたので透子は「ちょ、ちょっと!」と、彼の肩を掴む。


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