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第十三話-【第四幕:職人としての葛藤。埃を被った図面が「新しい扉」を開く】

 しかし、工房の空気がそれですぐに熱を帯びることはなかった。


 アイリーンが注文書と前金の銀貨を机に置いた時、トールとブレイクはただ顔を見合わせ、その目には疑惑が満ちていた。

 トールはその羊皮紙を手に取り、何度も裏返して見た。


「車椅子?」


 トールはその単語を繰り返した。


「刀じゃなく? 盾でもないのか?」


「車椅子よ」


 アイリーンは静かに言った。


「必要としている人がいて、しかもお金を払ってくれるの」


 トールは無意識に隅の刀の粗型に手を伸ばした。

 それは彼の習慣であり、彼の安心感だった。


 刀剣は彼の本業であり、十数年打ち続けてきたものだ。

 しかし車椅子は武器ではなく、戦場にあるものではない。


「こんなもの……本当に金を出して買う奴がいるのか?」


 彼はついに疑問を口にした。

 その声には疑いと共に、一縷の希望も混じっていた。


 ブレイクは傍らに座り、何も言わず、ただその前金の入った袋を見つめていた。

 彼の指は机の上を軽く叩いており、何かを計算しているようでもあり、何かを思案しているようでもあった。


 アイリーンは急いで彼らを説得しようとはしなかった。


 彼女はただ、その注文書と前金を机の上の最も目立つ場所に置いた。

 そして彼女は、アーガスとトールがかつて車椅子を設計した時に描いた図面を探し出した。


 部屋の隅に追いやられ埃を被っていたラフスケッチを一枚一枚広げ、きれいに拭き、壁に釘で打ち付けた。


「これはあなたとアーガスが一緒に設計したものよ」


 彼女はトールに向かって、静かだが一語一語重みのある声で言った。


「あなたたちが私のためにこの椅子を作ってくれたから、私は自分で歩けるようになった。今度は、私たちがこれを家族を養う仕事にする番よ」


 トールはそれらの図面を見つめた。

 そこに記された自分と弟の筆跡、一筆一筆、そして修正された痕跡を見た。


 彼らが一緒に角度を議論し、重量を計算した日々を思い出し、「姉さんが自分で歩けるようにしてやるんだ」とアーガスに言った時の、自分の目に宿っていた光を思い出した。


 それらの記憶が潮のように押し寄せ、彼の心にある疑いの壁に亀裂を作った。


 それからの数日間、トールはずっと迷っていた。


 彼は鉄床の前に立ち、刀剣を見ては、壁の車椅子の図面を見た。

 手はハンマーに伸びては縮み、図面に伸びては宙で止まった。


 アイリーンはそれを見ていたが、言葉で催促することはしなかった。


 彼女はただ毎晩車椅子を押して工房へやって来て、隅に座り、静かに待っていた。

 時折トールが道具を必要とすれば渡し、寸法を記録する必要があれば記録した。


 彼女は何も言わなかった。

 ただ、寄り添うように座っている。だがその揺るぎない沈黙は、どんな言葉よりも強い「無言の強迫」となって、この空間を支配していた。


 三日目の夜、トールはついにため息をついた。

 彼は手にある刀の粗型を置き、図面の前へと歩み寄り、長い間じっくりと見た。


 そして彼は振り返り、定規を手に取って、木材の寸法を測り始めた。


「分かった、一台作ってみよう」


 彼はとても小さな声で言った。


「本当に欲しがる奴がいるか、試してやる」


 アイリーンの目は輝いたが、歓声を上げることはなく、ただ頷いた。


「試してくれてありがとう」


 その次の一週間、工房には今までと違う音が響いた。


 刀剣がぶつかり合うカンカンという音ではない。

 木材を研磨するサラサラという音、そして金属部品を組み立てるカチャカチャという音だった。


 トールはアーガスが指定した寸法に従って金属部品を少しずつ打ち出し、図面に従ってより細かい接続方法を学んだ。

 最初はとても不器用だった。刀剣を打つのに慣れていたため、そういった精巧な構造には適応できなかったのだ。


 何度も手元を狂わせ、車軸を曲げてしまったり、木を薄く削りすぎたりし、組み立ての段階で寸法が合わないことに気づいて、全部バラしてやり直すこともあった。


 失敗するたびに彼は小声で悪態をついた。

 そして壁の図面に書かれたアーガスの「寸法と遊びに注意」という筆跡を見て、深呼吸をしてからやり直した。


 アイリーンはずっとそばに座り、毎回の失敗と毎回の改良をノートに記録していた。


 すべての失敗が、トールを成功へと一歩ずつ近づけていった。

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