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エピローグ

エピローグ


 俺は悪い夢でも見ていたかのようにガバッと飛び起きた。周囲を見回すと、そこはいつもの自分の部屋だったので、首を傾げる。


 何でこんなところにいるのだろう?


 俺は確か異世界の宮殿にいたはずだが。そこで胸を貫かれて意識が朦朧としてしまったことまではちゃんと覚えているし。

 

 なのに、なぜその自分がベッドでパジャマ姿のまま寝ているんだ?

 

 俺は何だかよく分からないまま、ベッドから起き上がると大きく伸びをする。それから、窓の外を見るとそこには抜けるような青空が広がっていて、レスティーの家も見えた。

 

 それは紛れもなく平穏な日常を感じさせる光景だった。

 

 俺は何だかもの凄く喉が渇いていたので、台所で水でも飲もうとする。

 

 どれくらい眠っていたのかは知らないが現在の時刻は七時四十五分だ。たぶん今日は平日だろうし、学校には行かなければならないだろう。

 

 でも、その前に確認しなきゃならないことがある。


 俺はレファナートが使っている部屋のドアをノックもせずに押し開けた。が、そこに彼女の姿はなく、部屋もレファナートが来る前のように綺麗になっていた。

 

 これは一体、どういうことだ?もしかして、レファナートは荷物を纏めて、もう異世界に帰ってしまったのか?

 

 そんなことを考えているとピンポーンと玄関のチャイムが鳴った。

 

 俺は急いで自分の部屋を出ると駆け足で玄関へと向かった。それから、躊躇うことなくバンッと勢いよく玄関のドアを開けるとそこにはレスティーがいた。

 

「たまには一緒に学校に行こうと思って迎えに来たよ。テッドは一人暮らしだし、その上、朝に弱いから助かったでしょ?」


 レスティーは普段と全く変わらない笑顔で言った。


「あ、ありがとう」


 俺は何だがデジャビュのようなものを感じだ。先週の月曜日も同じような台詞を口にして、レスティーが迎えに来てくれたような気がする。


「でも、テッドったら、まだパジャマ姿だったんだね。やっぱりおばさんがいないと時間通りに起きられないのかな?」


 レスティーはお洒落な腕時計に視線を落として、そう言った。

 

「ああ」


 いや、目覚ましさえセットしてあれば、そんなことはないんだけど。でも、今日は目覚ましが鳴った記憶がない。


「なら、これから毎日、私が迎えに来てあげようか?そうすればテッドも無遅刻、無欠席を達成できるかもしれないよ」


 レスティーは胸の前で手を合わせて言った。


「それは遠慮しとく。俺は皆勤賞なんて狙ってないし、いくらレスティーでも、そこまで世話を焼かれるとかえって心苦しくなる」


「そっか。なら、早く着替えて支度をしてね。私もシャープペンが壊れちゃったから、コンビニに寄っていきたいし」


 レスティーはテヘッとお茶目に笑った。


「そうだな。すぐに支度をするから待っててくれよ」


 俺は力のこもらない声で言うと踵を返す。


「うん」


 レスティーは相好を崩したような顔で頷いた。それから、俺はかぶりを振りながら、ドタドタと家の階段を駆け上がる。


 ひとまず、レファナートの事を考えるのは止めよう。

 

 そう心に決めて、俺は自分の部屋へと戻ると、手早く制服に着替えて鞄を持ち、レスティーと一緒に家を出る。

 

 そして、肩を並べてうららかな日差しが降り注ぐ通学路を歩いた。

 

 その間、レファナートの話題は不自然なくらい出てこなかった。俺は何だか不穏なものを感じてしまい、レファナートのことがなかなか切り出せない。


 そうこうしている内に学校に辿り着くと、俺はもやもやした気持ちのまま教室に行き、自分の席へと座る。


 レファナートの方も見たが、やはり姿はなく、それどころか彼女の席すら消えていた。

 

「よっ、テッド、そんなに怖い顔をしてどうした?さては、お化けの夢でも見たんだろう。お前ってホラーとか苦手だしな」


 俺が自分の机に鞄を置くと、さっそくと言った感じで、ミックが話しかけてくる。


 それはいつも通りのことなのだが、俺はミックとは一年くらい会話をしてなかったように感じてしまった。

 

「そんなんじゃない。それはそうとレファナートの席がなくなってるんだが、どうかしたのか?席替えをしたという話は聞いてないけど」


 俺は後ろの方の席を震える手で指さす。


 まさか、俺のいない間に席替えでもしたのかと思ったが、それならミックが俺の前の席にいるはずがない。

 

「レファナートって誰だ?何かすげー変わった名前だけど、外国のミュージシャンか?でも、その手の情報に詳しい俺が知らない名前をお前が知っているのはおかしいよな」


 ミックは興味津々といった感じで言った。


「俺は真面目に聞いてるんだし、惚けるなよ。お前だって、あんなにもレファナートのことを持ち上げていたんだし、知らない振りなんてするな」


 俺は嫌な想像を振り払うように語気を強める。その間も、心臓の鼓動がどんどん速くなるのを感じだ。


「知らない振りなんてしていないって。はっきり言って、そんな名前は初めて聞くし、一体、誰のことを言ってるんだよ?」


 ミックは本当に解せないような顔で言った。


 俺も、そんなことまで忘れるなんてお前は痴呆症かとミックを罵りたくなるが、それができればどんなに幸せか。

 

「レファナートは転校してきたばかりの金髪碧眼の女の子だろうが?これ以上、ふざけたことを言うと本気で殴るぞ」


 俺は殴るつもりなんてさらさらないが拳を振り上げてみせる。


「おいおい、お前、ギャルゲーのやり過ぎで、頭がやられてるんじゃないのか?俺たちのクラスにいつ金髪碧眼の転校生なんて来たんだよ?」


 ミックは大仰に肩を竦めて、言葉を続ける。


「もし、どうしても俺が嘘を吐いているって言うなら、他の奴にも聞いてみろ。それで、そいつらが知っていたら、本当に俺を殴っても良いぜ。ま、そんなのあり得ないことだとは思うけどな」


 ミックはクラスの中にいる生徒に視線を投げかけた。


「本気でそれを言っているのか?」


 俺も今のミックが嘘をついているようには思えなかったので、生真面目な顔を形作ってしつこく尋ねようとする。


「当たり前だろ。お前も冗談なら、もっと面白いことを言ってくれよ。消えた転校生、なんてネタは今時、流行らないぞ」


 ミックはあっけらかんとした顔をしながらも、すぐに面白おかしく言った。


「そんな」


 俺はレファナートのことが完全に忘れ去られているのを知って、愕然とした。


「とにかく、訳の分からないことを言ってないで、テストも終わったことだし放課後になったらどこか遊びに行こうぜ。ついでにゲームショップでドラゴニクル・ウォーⅡも買わないと」


 ミックはいつになくウキウキしたような顔で言った。


「ドラゴニクル・ウォーⅡはとっくに買ったじゃないか。そんなことも忘れちまったのか?」


 これには俺も氷を服の中に入れられたかのような冷たさを感じる。


「馬鹿言うなよ。ドラゴニクル・ウォーⅡは今日が発売日だぞ。どうやってこんな朝っぱらから手に入れることができるんだよ?」


 ミックの言葉に俺は目が点になった。それから、まさかと思ってすぐにポケットから携帯を取り出す。


「えっ?」


 俺は携帯の画面を見ると、思わずゾクッとしてしまう。それから、すぐにこめかみの辺りを指で揉みほぐす。

 

 信じがたいことに日付が先週の月曜日になっていたのだ。

 

 俺は携帯が故障したのかと思って、すぐにネットでニュースサイトを見る。するとそこに書かれている記事も、ちょうど先週の月曜日に起きた事件のものになっていた。

 

 ミックはともかく、携帯は嘘をつかないし、おかしいのは周りではなく自分の方か。

 

 ひょっとして、俺はタイムスリップでもしてしまったのだろうか?それとも、今までのことは全部、夢だったとか。

 

 まあ、夢だったと考えれば全て辻褄が合うが。でも、あれだけのことが全部、夢だったなんて到底、受け入れられるようなことではない。

 

「お前、本当に大丈夫か?体調が悪いなら我慢せずに保健室に行けよ。お前がいない間の授業のノートはちゃんと俺が取ってやるからよ」


 ミックは気遣うように言ったが、俺は取り繕うような笑みを浮かべて首を振る。


「いや、大丈夫だ」


 俺は嫌な汗を顔から流しながら、そう言った。


                   ☆


 放課後になると俺はミス研の部室へと足を運んだ。


 そこには部長がいて先週の月曜日と同じように新聞のネタを考えていた。もちろん、部室に描かれていたはずの魔方陣は影も形もなくなっている。


 この事実に、俺もやっぱり全ては夢だったのでは?という思考に流されそうになる。


 だが、俺の頭の中にはアグナスの記憶が鮮明に刻み込まれているし、すぐにそれを思い浮かべることもできる。

 

 もっとも、全てが夢だったとしたら、これもまた誇大妄想とも呼べるような代物になってしまうが。

 

 俺は現実と幻想の狭間をたゆたうような感覚に悩まされながら、部室でノートパソコンと睨めっこしていた。

 

 それから、しばらくすると、なけなしの勇気を振り絞るように部長へと相談を持ちかける。

 

 もちろん、話すのは俺が実際に経験したと思っていることだ。

 

 どのみち全てが片付いたらレファナートや異世界のことは打ち明けるつもりだったし、今なら例え笑い飛ばされても一向に構わない。

 

 要するに部長には隠し事をしておきたくないのだ。

 

 俺はマグカップに紅茶を注いでいる部長に声をかけると、全ての顛末を語って聞かせた。

 

「なるほど、実に興味深い話ではあるな。はっきり言って、そこらの漫画のストーリーなんかよりも、よっぽどできた話だ。しかも、真に迫るようなリアルさがある」


 部長は紅茶の香りを嗅ぎながら言った。


「じゃあ、信じてくれるんですか?」


 部長が信じてくれるのなら、俺も心強くなる。


「それはまだ何とも言えないな。お前だって、実際にそれが起きたことだと胸を張って断言できるわけじゃないんだろう?」


 部長は神妙な顔で言った。


「はい」


 常識という名の壁が俺の心の前には聳え立っているのだ。


「だが、お前は俺の心の中まで言い当てて見せた。確かに今日の俺は今月号の新聞のテーマを学園の七不思議にするか、それとも異世界のことにするかで迷っていた」


 部長は探偵のように顎に手を這わせると言葉を続ける。


「しかも、お前は俺の親父が書いた論文のことも知っていたからな。まあ、それについては他の方面で知ったのかもしれないが」


 部長の言葉に俺はしょげたような顔をする。


「客観的に見れば、どう考えても夢なんでしょうけど俺はそうは思いたくないんです。もし、そう思ってしまったら何か大事な物まで失ってしまうような気がして」


 アグナスやレファナートとの絆は本物だと思いたいのだ。


「そうか。なら、今日、家に帰ったら親父に変なメールが来てないか聞いてやるよ。お前の話が確かなら、親父は今日は珍しく家にいるはずだからな」


「お願いします」


 俺はお辞儀でもするように頭を深く下げた。


「まあ、そんなに思い詰めるな。少なくとも俺はお前が手の込んだ嘘をついているなんて、これっぽっちも思ってやしない。むしろ、お前はこの世界に秘められた謎に近づき過ぎてしまったとさえ考えている」


 その言葉に俺は武者震いのような物を感じだ。


「もう、何も起こりませんかね?」


「さあな。だが、お前の話から推測するに、全てをなかったことにできるような力を持っているのは一人だけだ」


 部長の知性を感じさせるような瞳が眼鏡のレンズ越しに光った。


「誰なんですか?」


「イビルナートとかいう邪神だよ。奴が全ての鍵を握っているのは間違いないだろう。俺の読みが正しければ、そいつはおそらくサタ・・・」


 途中まで言いかけると、計ったようなタイミングで部長の携帯が鳴る。


 部長は渋々、ポケットに手を突っ込んで携帯を取り出すと耳に当てた。それから、三十秒ほど話した後、部長はフーッと大息を吐いた。

 

「誰からの電話ですか?」


 俺は生徒会からかなと思った。


「親父からだよ。何だか話したいことがあるから早く家に帰ってこいとか言ってきやがった。でも、これでまた一つ、お前の言ったことが当たったな」


 部長は洒脱を感じさせるような笑みを浮かべた。


「何の話でしょうね?」


「分からん。だが、親父の機嫌を損ねるのは怖いから、俺は帰らせてもらうぞ。お前がしてくれた話については、もう少し検討してみよう。今月号の新聞のネタにも使えるかもしれないからな」


 そう言うと、部長は気を落とすなと言って、俺の肩を叩いた。


「はい」


 俺が塞ぎ込みたくなるような気持ちを入れ直して頷くと、部長はそそくさと部室から出て行った。


 一人、残された俺は項垂れるようにして目を伏せた。だが、すぐに俺の心臓を鷲掴みにするような声が聞こえてくる。

 

「やはり、全てをなかったことにするなどできるはずがないか。ま、そうでなくてはこちらとしても面白くない」


 俺がザワッとした心で視線を上げると、部長の座っていた机の上には小さな羽の生えた蛇がいた。


「お前は」


 一瞬、趣味の悪い置物かと思ってしまった。


「こんな小さいナリをしているが、私はイビルナートだぞ」


 イビルナートはひょいっと首を竦めた。


「お前がいるって言うことはやっぱり夢じゃなかったんだな?なら、何がどうなっているのか説明して貰おうか」


 俺は流行る気持ちを抑えきれないといった感じで言った。


「そう焦るな。私はこの世界の時間を巻き戻したのだ。だが、異世界の方の時間はそのままだからお前は胸を突かれて死んだままだ」


 世界の時間を巻き戻しただと?


 それが真実だとすれば、この邪神の力はまさしく本当に神の領域に到達していると言っても過言ではないだろう。

 

「じゃあ、何で俺は生きている上に、異世界で起きたことの記憶まで持っているんだ?それってかなりおかしいだろ」


 そこら辺は腑に落ちない。


「私は異世界で死んだお前をアグナスと同じように魂だけの存在にしたのだよ。そして、その魂を今日の朝、お前の体に入り込ませた」


 それを聞き、俺も合点がいったような顔をする。


「だがら、魂に刻まれた記憶が、今の俺にあるわけか。でも、自分が魂だけの存在になったなんて全く実感できないよ」


 それなら説明がつくが、自分が魂だけの存在になったという感覚は今の俺には乏しい。


「いずれ実感できる日も来る。とにかく理屈としては実に簡単なことだろう?」


 簡単なものかと、俺は言いたくなる。


「少なくとも、破壊された町を何もなかったように修復するよりは、単純に世界そのものの時間を巻き戻す方が私にとっては容易いことなのだ」


 イビルナートは気取ったように言った。


 自分のやったことがどれほど驚嘆すべきことか、こいつには自覚がないようだな。

 

「でも、何で俺を助けてくれたんだ?俺の力になってくれるのは一度きりのようなことを言っていたのに」


 願い事は一つしか叶えないとか言っていたはずだし、俺自身もこいつに助けを求めた覚えはない。


「特に理由はないが、その方が面白そうだからだ。他に何か理由が必要か?」


「いや」


 俺は失笑しながら首を振る。


 とにかく、俺のためだけにこの国どころか、宇宙全体の時間すら巻き戻されたかもしれないこと考えると、驚きを禁じ得ない。

 

「なら、いちいち細かいことは気にするな。もし、お前がまだ異世界のことに関わりたいというなら再びゲートを開いてやろう」


「本当か?」


 その思いがけない言葉に俺は食らいつくような反応を示した。


「嘘は言わん。ただし、そうなればお前は本当に平穏な人生は送れなくなるかもしれないぞ。もちろん、それはあのレファナートも望んでいることではない」


 イビルナートの言葉に俺も胸が締め付けられるような痛みを感じた。


「そうなんだ」


「ああ。彼女は今のお前が置かれている状況も含めて、全て知っているからな。それを知った上で、お前とはもう二度と会わないと決めているのだ。もっとも、お前がいなくなったことで無理をしているのはバレバレだが」


 とはいえ、彼女らしい自尊心に満ちた選択だとは思うし、そこが健気でいじらしい。


「だけど、俺はどうしても会いたいんだ。何かあったら駆けつけるっていう約束は破れるものじゃないし」


 俺は窓から見える晴天のような澄んだ眼差しで言った。


「ならば、つべこべ言わずに会いに行くしかあるまい。だが、異世界に行けば、お前はまた否応なしに厄介事に巻き込まれることになるだろう。言っておくが、私はこれ以上、お前を助けてやるつもりはないからな」


 イビルナートはあくまで念を押すように言った。だが、俺もそんな脅し文句に負けてはいられない。


「それは承知の上だし、もとより邪神のお前の力に頼り切るつもりはない。けど、今は彼女のところに行かせてくれ」


 例え、どんな困難が立ちはだかろうと、彼女との絆は失いたくない。いや、失ってはいけないんだ。


「そうか。ま、お前も良い面構えをするようになったな。ザナルカダスの弁ではないが、これだから私も人間という生き物には興味が尽きないのだ」


 そうは言っても、イビルナートはザナルカダスのように悪辣ではないし、同じ言葉を聞いても心に響くものが違う。


 それよりも、何でこいつはその言葉を知っているんだろう。やはり世界の支配者を名乗る邪神だけあって千里眼の一つでも持っているのか?


 一方、イビルナートはクイッと頭を持ち上げると、サイコキネシスでも使ったかのように邪魔な長机を部室の端に寄せる。


 それから、スペースができあがると、部室の中央には光を放つ魔方陣が浮かび上がった。

 

「これでゲートは開いてやったぞ。何だかんだ言って、彼女はお前を待っているはずだから行ってやるんだな」


 イビルナートは胸が透くような笑みを浮かべながら言った。やっぱり、何者であれ、こいつは良い奴だ。


「ありがとう、イビルナート」


 俺は微笑しながらお礼の言葉を口にした。するとイビルナートは意外にも照れたような顔をする。


「礼には及ばんよ。私は自分の楽しみのためにお前という駒に期待をかけているに過ぎないのだからな。だから、その期待は裏切って欲しくないものだ」


 イビルナートはゴホンと小さく咳払いをしてから、そう言った。

 

 結局、今までのことは全てこいつの思惑、通りに動かされていただけなのかもしれない。でも、俺はそれを知りつつも、感謝をせずにはいられなかった。

 

「そっか。まあ、何でも良いさ」


 そう短く言うと、俺は沸き立つような心で、魔方陣へと足を踏み出す。

 

 それは、俺の人生にとっては大きな一歩となり、再びアグナスティア王国の命運をかけた闘いへと俺を誘うことになるのだった。


                 (END)


 



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