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艶刃のワームブレイカー  作者: 綿鍋コットン
EP.11 古代からの種族
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番外編② 遊園地に行こう!

その日、メディアはロイに連れられてレオリス、フェイリスと遊園地に来ていた

「来ぃぃぃぃたぁぁぁぁぁぁ!」

頭に白い浮遊式の環状サークレットが浮び、スリングショット水着のような服とニーハイブーツ姿のメディアが両手を上げてテンション高く喜んでいる

「メディアちゃん楽しみにしてたからね」

とウィッグを使い腰までの長さの青みがかった銀髪をショートヘアー風の髪型にし、肩にフリルのついたキャミソールとGパン姿のフェイリス

「ありがとうー、ロイさん」

ロイに感謝するTシャツと短パン姿のレオリス

「あらあら〜、感謝なんていいのよ。楽しんでくれる事が一番の感謝の形なんだから」

ロイはさあ、遊んでらっしゃいと三人を送り出す

「レオリス〜、フェイリス〜、みんなであそこ行く!」

とジェットコースターを目指して二人の手を引くメディア

「わ、はしゃぎすぎだよメルディアー」

「ではロイさん、行ってきます」

「行ってらっしゃ〜い」

三人に手を振るロイ


「あ〜、楽しかった〜」

ジェットコースターや回転ブランコ、フリーフォールなどを何度も堪能して大満足のメディア

ヘロヘロのレオリスとフェイリス

「次あれ行こうよ」

とメディアが指すのはお化け屋敷だった

「ぼ、僕は遠慮します…」

と顔が強張るフェイリス

「僕もいいかな…」

絶叫系に何回も乗り続けて若干吐きそうなレオリス

「…大丈夫?レオリス?」

「だ、大丈夫だよ!でもちょっとトイレ…」

そう言ってトイレに行くレオリス

「あ、レオリス!僕も行くよ」

とレオリスに付き添いトイレに連れて行くフェイリス

一人になりベンチに座るメディア


そこに

「ママァ〜、パパァー」と泣きながら母親を探す女の子がいた

メディアはいてもたってもいられず女の子を迷子センターに連れて行く

すると子供を探している両親がおり

「ママァ〜、パパァー」

「このみー」

と女の子は親と再会し、親が「ありがとうございます」と頭を下げていた

メディアは親子で手を繋ぎ歩く後ろ姿を眺めながら

(家族か…)

と思いに耽っていると

「こーら」とメディアの頭に手を置かれる

メディアが振り向くとそこにはロイとレオリス、フェイリスがいた

「まったくもう、探したわよ」

「ごめん……ん?みんなもしかして、わたしが迷子になったと思って迷子センターに来たってこと」

ジト目のメディアと黙るレオリスとフェイリスとふぅーとため息をつくロイ

「それは良いとして、たとえ良いことをしてもレオちゃんとフェイちゃんを心配させたのはいただけないわ。罰として観覧車の刑ね」

とロイはレオリスに耳打ちして

一緒に観覧車に乗せられるメディアとレオリス


観覧車のゴンドラの中が沈黙に包まれていた

「レオリス…大丈夫だった?」

「…え?…うん…」

レオリスが下を向く

(最悪だ…せっかくメルディアと遊びに来たのにまたカッコ悪いとこみせて…)

レオリスがズボンをギュッと握ると

「ごめん、メルディア…」

「え?」

「せっかくメルディアが楽しんでたのに…」

「え〜、今日も楽しかったよ?やっぱりレオリスといると楽しい!あ、フェイリスとロイちゃんも楽しいよ」

笑顔のメディアだがふと笑顔が消え

「レオリスはわたしといて楽しい?」

「え?」

「わたし、こんな体だし…レオリスと一緒にいても周りから変だと思われるかもしれないし…」

「そんなことないよ!メルディアはその……可愛いし凄くおっぱいもお尻も大きいから色んな人に見られてるのは気になる…けど、メルディアがどう見られてても、僕はメルディアと一緒にいるのが楽しい。今日だって、楽しそうに笑ってるのを見てるだけで僕も嬉しかった」

その後レオリスはしどろもどろになりながら大声でメディアを褒め続ける

「レ、レオリスの、ヴァカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」

と顔を真っ赤にしながら叫ぶメディア


観覧車近くのオープンカフェでコーヒーを飲むロイ

(漢を見せるのよ!レオちゃん!)

その顔はまるでレオリスがメディアを惚れ直させることを信じて疑わない表情だ

何かを察し苦笑いのフェイリスだった

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