本編① 古代から紡がれる血
メディアにリオンから任務がきた
それは、太古の種族「クロン族」の代表の息子に殺害予告が届いていた
ーークロン族は千年以上前に「神が初めて生み出した」とされる太古の種族。
現存する種族の中で最も格式が高く、「神の代行者」「神の影」とも呼ばれる。その血統と歴史的権威から、星間評議会など政治機関に強い発言権と支配力を持っている、しかしそれを悪用するもの、しようとするもの、快く思わないものが現れ現在は宇宙間の安全平和などの閣議会以外は小惑星に幽閉状態であるーー
メディアはラグシュオンを降り、豪奢な大理石の門をくぐった。
そこはクロン族の大富豪の邸宅。
柱には神代の紋章が彫り込まれ、壁面には「真の神は民である」と記された古代文字が輝いていた。
「……うわぁ、すごいお屋敷。わたし場違いじゃない?」
流石のメディアも自分の格好に少し場違い感を感じていた。
それもそのはず、メディアは頭に白い浮遊式の環状サークレットが浮び、スリングショット水着の様な服にニーハイブーツ姿でエメラルドグリーンの髪を二房の三つ編みにしている普段の姿で奥の謁見室に通されると、玉座に座っていたのはクロン族の代表、「ライル・クロン」がいた。
銀白の髪を持ち、見た目は若々しいが年齢を超越した威厳を漂わせる人物だった。
「……来てくれましたか。ワームブレイカーのメディア殿」
その声は深く、場を支配するように重い。
メディアは慌てて姿勢を正す。
「え、えっと……は、はい!呼ばれたので来ました!」
ライルはゆっくりと頷き、言葉を続けた。
「我らクロン族は神の血を受け継ぎ、この宇宙において調和の責務を担う者。だが、その血統ゆえに快く思わぬ輩も多い」
「……つまり、狙われてるってこと?」
「その通りです。息子が近頃暗殺の標的となっている」
ライルはまっすぐにメディアを見据えた。
「……貴女に頼みたい。息子の護衛を」
「えっ、あたしが?」
「貴女の力は信頼に値する。表向きは新任のメイドとして屋敷に入り、息子を護れってほしい」
メディアは一瞬だけ考え、にっと笑った。
「いいよ! ま、メイド服は動きにくいけど……守るのは得意だから!」
その言葉に、ライルの表情がわずかに緩む。
「……助かります。息子はまだ幼い。だが……貴女も気をつけてください」
「え?」
「そのぉ……息子はクロン族の血を強く継いでいる。幼いながら、時に……神に似た傲慢さを見せるだろう」
メディアは首を傾げる。
「傲慢……?」
その直後、扉が勢いよく開いた。
「パパーっ!新しいメイドを雇うって聞いたぞー!」
小太りで見た感じ下品な子供が登場し、場の空気が一変した
「お前が新しいメイドか?なんだそのエロい格好!背は高いし乳はデカいし尻も…デカっ!てか尻ほぼ丸出しじゃん!かと言って腰は細いって最高じゃないか!採用!採用だよ!」
小太りで見た感じ下品な子供はドアを行儀良く閉めて、メディアの周りをぐるぐる回り舐めるように全身を見る
ライルは頭を抱え、メディアも苦笑いをする




