道場
僕こと黒川誠一は自己嫌悪している
あれほど恋愛はしないと誓っていたのにまた人を好きになろうとしている・・・・・ああああ、駄目だ駄目だ考えるな精神を統一するんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
よし落ち着いた。
おっと、もう時間か、さて稽古だ。
「オス」「オス」「オス」
今日もオスから始まる。さて柔軟でも始めるか。
「オス、今日も元気そうだな」茶帯の山田さんが話しかけてきた
「オス、山田さんこんばんわです」
「おお〜黒川君は次茶の試験るのか?」
「オス、そうですかが何か?」
「おお〜いやなにな、黒川君の実力なら茶と言わず黒でもいけるのにな、黒川っていうくらいだからな、わはhっははは」と笑いながら話しかけてきた
結局、山田さんはその親父ギャグを言いたかっただけのようでした、山田さん顔はどうみてもその筋の人にしか見えないが実は花屋さんで親父ギャグの好きな良いおじさんなのだ。
そして稽古は終わり、また山田さんが話しかけてきた
「ところで、中学のクラブどうしたんや?」
「中学でも空手部があったので空手部に入りました」
「よかったやないか、うらやましいのう、毎日空手ができるなんてうらやましいわ。わし等みたいに社会人になったら、内弟子にでもならん限り、毎日稽古できひんからな」
内心・・・・・同好会ですけどと思いつつも、まあ〜強い人が入ってきたら稽古になるよなと一応前向きに考えることにした
そして、家に着いたら一人で基本稽古と筋トレ、これは毎日二年前から続けている、自分は体格的に恵まれてないだから人の倍は稽古するこれが彼の考え方だった
だがけして黒川誠一は体格的に恵まれていないわけではない、もともとあの道場は社会人ばかりの道場だっただけで、当時小学生だった彼と比べて体格差があって当然なのだ、
だが彼の技量はもはや社会人の有段者相手に互角以上戦えるほどになっていた。
黒川誠一にとっての一日の稽古は完全に終わりベットについた
明日は白井部長と空手の稽古か・・・・・・白井部長って組み手できるな?・・・・・・・。
大丈夫だよな・・・・・・・




