表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/97

解きかけの問題の答え。

今日は17時投稿で時間通りです。

 人は問題の解決策が出たら、何故か新しい問題を作り出してしまいます。まだ解決も見ていないのにね。これは日本人によく見られる人種の癖とでも言おうものかもしれない。業の深い事で。問題が解決してから次の問題に移ろうぜ。まあ俺も人の事は言えないんですけどね!



 「竹問題もどうにか出来そうだし、魔力操作に専念するかな」

 まだ、やりかけの魔力操作の訓練もあったしな。

 紫外線と可視光線の魔力操作だ。

 紫外線は波長の短い強い光。

 可視光線は紫外線より波長の長い光だな。

 これは人の目で視認できる波長だ。

 可視光線より短くても長くても人は視認できないんだよな。

 最後に赤外線。

 可視光線よりさらに波長が長く人の目では見ることが出来ない。

 まあザックリ言うとこんなとこだ。

 これを利用して魔法に流用できないか? が、今回のテーマだ。


 「やっぱ紫外線って言えばアレかな」

 そう、お肌の大敵! …じゃなくて…。

 やっぱ殺菌かな。

 でも、どうやって検証するのか? そこが問題だ。


 「まあ解決策はあるんだよ。うん。それが…これだ!」

 1、2、3個の水が入った桶である。

 この水の入った桶でどうやって調べるのか?

 簡単である。

 この水は随分放置されていた水だ。

 要は水が腐った状態。

 雑菌やらが、うようよしているのだ。

 古くなってボロっちいからか、捨てる予定だった桶を放置していたら、雨で水が溜まってしまったのだ。


 「処分しても何も問題あるまい」

 故に俺の魔法実験の材料に選ばれたのだ。光栄に思いたまへ。

 さて、早速やるか。


 実験場は村の不用品置き場だ。

 うちの家から道を挟んで向かい側にあるのだ。

 後で纏めて処分するのだろう。


 「まずは、魔眼と魔力フィールドを発動」

 ん~見えますな、感じますな。

 水の中に、ウヨウヨ居るぜ。

 こいつら生きてやがる。


 「さてさて、紫外線を魔力で感じる事ができるかな?」

 魔力フィールドが広がっていくな。

 暖かい日差しだ。

 太古より、生き物を照らし続けて来た力強い日差しだ。

 はたして、これを人の身で操りきれるのだろうか? だがやるしかあるまい。




 な~んて大層な事言ったけど直ぐ操れた。

 ごめん。

 気を取り直して、さっそく紫外線だけを集めて桶の中に照射中だ。



 「んーこれでどうだ?」

 少し当てる時間が短いけど様子を見てみるか。

 んー…駄目だ。

 生きてやがる。

 早過ぎたんだ。

 まだ活発に動いているな。

 魔力も注いで、紫外線の波長を変えてみるか。


 その後色々試した結果、最適な波長を見つけ出した。

 意外にも直射日光の紫外線をそのまま当てるより。

 波長を更に短くした時に劇的に数が減ったのだ。

 短すぎても駄目。

 長すぎても駄目。

 中々に我がままな太陽だ。

 真っ赤に燃えて照れているように見えて言う事を聞かない。

 ツンデレさんめ!



 『魔力よ、陽の恩寵を賜れ、菫光きんこうけがれを焼き払へ!』



 見事、魔法が発動して対象の除菌に成功ですよ。

 ご大層な詠唱だけど除菌って…。

 まあ水の無い時とかに重宝しそうだよな。

 魔力消費も格段に低いし。

 やってる事と言えば。

 太陽光線の中から紫外線を選択し集めて波長を変えて対象に照射だもんな。


 「浄化魔法の完成だ! 吸血鬼にしてみれば最悪の魔法か?」

 この世界に居ればの話だけどな!

 しかし夜だと微妙だ。

 出せるか解らない。



 「次は可視光線か。何に使えるのかね?」

 人の見ることが出来る波長帯の光線だ。

 んー微妙だな。

 何も思いつかない。

 だいたいさ~夕日を遮ったくらいしか無かったじゃん。

 あれで真っ暗になった時は、まさにお先真っ暗でしたよ。

 俺の周りが見れないんじゃ意味ないじゃん!


 「うん? 見れない? …見えない…そうか!」

 あっはっはっ! ジャパニメーションは偉大なり!

 アニメが俺にもっと輝けと囁いている!

 これはアニメ文化に感謝ですよ。


 「うっふっふっ。光学迷彩か。こりゃ良い。」

 可視光線を魔力フィールドに沿って逸らしてしまえばいいんだよ。

 レッツ、チャレーンジ!


 「見える範囲の光を魔力フィールドで逸らして~」

 おおっ! 徐々にだけど周りが見えなくなってきたぞ。

 これを魔力フィールドの範囲を狭めて、狭めて、薄く肌に沿うように展開だ。


 「んーこれで良いかな? うん目の部分だけは見れる様にできたな」

 だけど、他人から見えないか実験のしようがないな。

 お? 誰か来たな。

 待ち受けますか。




 「ふう。重かったわ。」


 いつだか、調査に協力してくれたお姉さんですか。

 壊れた桶に、色々と不要になった物が詰まってますな。

 錆びて使い物にならない包丁ですか。

 あ~刃が欠けて使えないのね。

 放置してたら錆びたのか。


 「早めに気付いていたら直せたかもしれないのに…」


 残念ですよねー。うんうん。

 ってか、本当に見えていないみたいだな。

 こんな直ぐ側に居るのに。

 ハロー? お姉さん。

 僕が見えますかー?


 手を振ってみる。

 「勿体ないけど、仕方ないわね」

 気付かないね。

 「見えないみたいだな」

 「え?」

 やばっ! ついボソッと出てしまった。


 「ん? 誰も居ないわよね。片付けで疲れたのかしら? 早く帰りましょ」


 ふう。危ない危ない。

 気付かれたらどうなることか。

 お姉さんは、気付かずに行ってしまわれた。

 お姉さんの頭の上には、感嘆符が浮かばなかったみたいだ。


 「ふう。バレずにすんだか。ミッションクリアだ!」

 何の潜入捜査だ? スニークミッションか?

 大佐。俺だ。

 大佐って誰さ?

 冗談はここまでだ。


 「うん。しっかり消えていたみたいだな」

 だが問題点もある。

 今は魔力操作で手がいっぱいで一歩も動けやしない。

 今居る場所から一歩でも動こう物なら直ぐ解けてしまいそうだ。



 「うむ。更なる精進が必要とされる。日進月歩で進もうか」

 俺は心を新たにし…最近新たにし過ぎじゃね? 真っ新になって綺麗さっぱり初心を忘れてやしないだろうな?

 洗いすぎて真っ白になったジーンズの様には成りたくないですよ?

 俺の本懐は師匠との結婚。

 その後ラブラブな結婚生活ですよ。

 よし、確認完了だ。

 俺の心は、うらぶれて寂れては居ないようだ。


 「この錆びた包丁の様に寂びたくはないね!」

 お? 錆びた包丁ですか。ふむ。

 錆も使いようか。

 これも魔力操作の訓練に使おう。





 そして俺は師匠に会えない寂しさを魔力操作で忘れるのであった。

 古くなって錆びた包丁も勿体無いから使おう。

 まさにわびさびですね。

 ホントかよ。

現代じゃ光学迷彩とか犯罪にしか使われそうにありませんね。

特に被害者は女性に集中しそうです。

電車などで使われそうですね。

性犯罪ダメ。ゼッタイ。

痴漢プレイ? ああ。アレはいいんです。

双方合意の上ですから。


次回もお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ