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一日一善?

 帰宅後、楽しい夕食の時にドッドの家に行き仕事を見せてもらったと両親に話した。面白い石を見せてもらったと言ったら良かったねとマザーは微笑んでいた。

 やはり年上の美人は良い。だが俺は年上がいいのであって別に姉スキーではない。その証拠に前世の姉は器量よしな姉であったが普通に姉として接していた。姉は中学初め頃に胸が慎ましやかであった。その事で悩んでいた姉が俺に対して胸を揉んで大きくしてくれないかと持ちかけてきた時も別段気にもせず了承したものだ。『こんな恥ずかしい事は、きーちゃんにしか頼めないの』なんて優しい姉に頼まれたら否やは無い。そして中学中頃から私が施術したが高校中頃には見事な山脈に育った。あの山は私が育てた。それは間違いない。頬を朱に染め『ありがとう』と。お礼を言った姉は他人であれば見惚れること間違いなしの姿ではあったが、やはり俺は少しも揺るがぬ気持ちで医者の様に接していたのだ。……お医者様、変な話の引き合いに出して申し訳ありません。

 ……謝罪はこれくらいでいいか。

 そう今、詳細に思い出しても俺の琴線に触れることはない。まぁ今は詳細に思い出さなくてもいいか。話がそれたが、年上好きと、姉スキーは似ているようで明確な違いがあるのだ。ロリババアなる存在はどうかと聞かれれば。あんな起伏のない存在をどう愛でろと言うのか。この一言に尽きる。そして幼女も駄目だ。そんな事を言えばロリコーンには譲れぬ事があるだろうが、ここは互いに住み分けがなされたとして不文律を置こうではないか。マザーも肉親だろって? 今のマザーに抱く気持ちは感謝と敬愛と目の保養だ。ぶっちゃけダディの物だもの人の物には手を出す趣味はない。やはり純粋なる愛ですよ愛。だから純粋に愛しますので早くエルフに会えないかなー。なんて取り留めない事を考えていたら寝る時間になった。

 また両親と一緒に寝るのか。

 一人部屋が欲しいね。

 一つダディに提案しよう。

 そうしよう。


 「お父さん」

 「なんだい? クラウス」

 「僕、お部屋が欲しい」

 「どうしてお部屋が欲しいのかな? クラウス」

 マザーも話に加わったか。ちょうどいい。


 「あのね? 僕には弟とか妹っていないでしょ?」

 「…そう…だね」

 「…そうね」

 「そのことを村のおじいさんに話したら一人で寝れるようになれれば兄弟ができるんだって言ってたの」

 まあ実際、過去に本当に言われたことだ。

 「だからお部屋が欲しいの」

 などと無邪気を装いながら提案してみる俺。


 「そうね…そろそろ良いのかもしれないわね」

 「そうだな。男の子ならもういいかもしれないね」

 などと頬を染めながら照れている夫婦は絶対別の事を考えているだろう。


 「今日はもう遅いし。明日から空いてる部屋を子供部屋にするか」

 「そうしましょうか」

 良し。二人のお許しが出た。

 これで部屋が出来る。

 色々試してみたいから見られない個室が欲しいんだよね。

 試すと言えば一つ試したい事があった。

 駄神に連絡する時どうすればいいのかね?

 寝る前に念じてみようか。

 夢にお出で下さいませ~。

 では寝るとするか。


――――………・………――――


 「呼んだか? 我が下僕よ」

 「いきなりの登場だな神さまよ?」

 「呼んだのは、おぬしじゃろ?」

 「そう簡単にポンポン呼べるとは思わなかったんだけどな」

 「そうよな。もうそろそろ簡単には答えてやれぬ」

 「そうなのか?」

 俺の疑問に鷹揚に答えてきた。


 「うむ。我も少し力の消費を抑えようかと、な」

 「そうなのか…じゃあ頼みは聞いて貰えないのか」

 「なんぞ問題でもあったかのか?」

 「ああ、供物がどのくらい溜まったかが分からないから仕様変更をして欲しいな~とね」

 あれじゃ分かりにくいんですよ。


 「そうか…そのくらいなら変えてやれるかな。で、どのように変えて欲しいのじゃ?」

 「デジタル表示で分かりやすくお願いします」

 「…ゲームか何かか? まったくおぬしらの様な人種は変な考えを出すものじゃな」

 「へっへっへっすぃませんねぇ旦那」

 「…妙な所で謙る奴じゃな。それくらいなら造作もない。許可しよう」

 案外頼んでみるもんだな。


 「…そうじゃな。ついでじゃこちらも頼みがある」

 「へぃ! なんでございやしょう?」

 「供物を貯めるには、まだ時間がかかろう? 代わりの物で埋め合わせをしてもらおうかの」

 供物の代わりって何よ?


 「そう難しいことはない。おぬしに徳を積んでもらうだけじゃ」

 「徳を積む?」

 「そうじゃ人の為になる事をすれば供物の僅かばかりの足しになろう」

 人の為…ねぇ。

 確かに今の歳じゃ狩りは出来ないからな。


 「分かった。どれだけ足しになるか分かんないけどやってみるよ」

 「うむ。頼んだぞ」

 「これで当分の間、会うことも出来ないんだな」

 「なんじゃ? 寂しいのか?」

 「いや、清々する」

 俺は満面の笑顔でそう返してやった。


 「ふむ。おぬしには女難の相を授けようかの」

 「嘘です。冗談です。やめてください。死んでしまいます」

 冗談でもそんな物よこさないでくれ!

 背中から『ブスーっ』と刺されて死ぬのは勘弁。

 事情がもつれて痴情のもつれになるのは結構です。


 「では、精進致せ」

 「…授けてませんよね?」

 「…どうかな?」

 なんて腹黒い笑顔なんだ…。





 やはり幼女は信用ならん!

女性は怒らせたら怖いです。

そして個室確保です。


今日は21時頃もう1話投稿しますね。

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