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魔王の娘〜元神獣と父探し冒険記〜  作者: 蜂蜜餡子
いざ、ダンジョンのある町へ
85/99

84話 存在を知る者

眠いです。

 騒がしい町の中心部から離れた場所。まともな者ならば自分からは近づこうとはしない、ボロボロの建物が連なっているとある町のスラム。

 脛に傷を持つ者や浮浪者、貧しい生活から抜け出せない低階層の者達が集まる掃き溜めのようなこの場所。

 そんな中を価値がありそうなフード付きのマントに身に包んだ二人の人影が薄汚いスラムの道を歩いている

 迷路のように入り組んだ作りになっているスラムの中を音も無く進んで行く二人は、目的の建物の前で止まると周囲を確認する。

 こちらを伺うような者がいない事を確認すると、一人は金属でできた扉の取っ手に掴み横へとスライドさせて開くと、二人はその中へと消えていく。


 蝋燭から放たれている光が揺らめいている薄暗い部屋の中、二人のうちの一人がの奥に備えられた本棚へと向かって歩いていく。

 蝋燭の灯りが露わにするフードの下の表情から、その人物が男性だという事が伺い知ることができる。


 男が本棚に並べられている一冊を手に取ってそれを開くと、中はくり抜かれたようにスペースが作られており、魔法陣が描かれた石板が収まっていた。

 それに手をかざした男は石板へ魔力を流し込む。

 すると本棚が音を立てて横へとスライドし、その裏には建物の入り口でみたのと同様の鉄製の扉が現れる。


「相変わらず無駄な事に手が込んでるわね」


 男が扉の仕掛けを作動させたのを見て、もう一人が面倒くさそうに言うと、男は隠しと扉へ歩み寄り扉を開く。もう一人もその後ろに追従すると愚痴を漏らす。


「嫌になるわ。これから任務の失敗を報告しなきゃならないなんて」


「・・・だが、報告しない訳にはいくまい。これも仕事だ。早急に済ませてしまう方がいい」


「はぁ・・・役に立たない手下を持つと苦労しちゃうわ」


 二人は扉の向こうに現れた階段を下っていく。

 地下へと降り始めて少しすると下の方から声が聞こえてくる。二人は階段を下りきると、三度現れた扉を静かに開く。


「遅くなってすまない」


 男がそう言って部屋へと入ると、中にいた者達の視線が一斉にフードの二人組へと集中する。



 ここは【黒手袋】と呼ばれる犯罪組織のアジトの一つ。その名の由来は様々に語られているが、元々の暗殺業を生業にしていた頃の出来事が元になっていると言われ、標的の血に染まった手袋が変色し黒くなってしまうくらい、休む間も無く標的を消し続けた組織の創設者から取られているらしいが、本当のところは分かっていない。



 集まった視線に晒されてもまるで物怖じしていない男に声がかかる。


「別に構わねーさ。お前等だって忙しいんだろう」


 階段を下りている最中にも聞こえていた男の声と同一の人物と思われる男が、二人に反応して言葉を返す。

 上の部屋と違い隠れ家としての十分な備えを施されたその部屋の中には言葉を返した男の他にも、フード付きのマントに身を包んでる数名の男女が集まっており、各々が自由な場所で寛いでいた。

 ここは組織の末端には知らされていない各チームを率いる幹部達のみが使っている場所の為、置いてある酒や食料は質が良い物ばかりが集められている。

 だがそれを楽しんでいた者達も、最後の二人が来た事でメンバーが揃うと、幾人かが部屋中央のテーブルへと集まってくる。


「そんじゃー情報の擦り合わせを始めるとするか」


 先ほどの男がまとめ役なのだろう。集まった者達に同意を求めると全員は無言で頷きを見せる。


「まずはそうだな・・・お偉いさんからの要望の件はどうなってる?」


 男の問いに反応したのはフードを下ろした栗色短髪の女で、マントの下から徐ろに取り出した革袋をテーブルへと置くと金属が擦れ合う音が部屋に響く。


「先日手に入れてきた【不死の心臓】を持っていったら満足してたよ。コレクションとして価値があるとは到底思え無いけど、本人は喜んでいたから特に問題はないさね。報酬から経費を差し引いたのがこれ」


「確か所有するのが難しい品の収集だったな。個人取引が禁止されている【ヴァンパイアの心臓】は先方のお眼鏡にかなった訳だ。あんな物を欲しがるなんて貴族様の考える事ってのは理解できねぇな」


「はははっ!違いないね!でもね?あんな物に大金を出してくれる物好きはそう多くないんだから、お得意様は大切にしないとだめよ?くくくっ」


 女は楽しそうに笑ってみせる。


「それは別件だがアメジスタ。お前に任せていた【従属の首輪】もどきの能力確認はどうだったんだ?」


「あぁそうだったわね」


 アメジスタと呼ばれた女は太腿に装着されたポーチから黒色の輪を取り出してテーブルへと放る。


「大したもんよ。精神支配に高い耐性を持つ【エルダーヴァンパイア】相手でもしっかり効果を発揮したわ。これを時間さえあれば自分の魔力で錬成できるなんて凄い能力だと思うわ」


 そう言ったアメジスタは部屋の隅でひっそりと佇んでいる仮面をつけた小柄の人物に目を向ける。

 アメジスタに視線を向けられた事で仮面の人物も寄りかかっていた壁から離れると、静かに中央のテーブルに向かって歩いて来る。


「どうやら満足してもらえたようですね。これで僕の有用性は理解して貰えましたか?」


 仮面の人物から発せられる声から、子供のような印象を感じることができた。


「・・・アメジスタ。その報告に偽りは無いだろうな?」


「あら、私を疑うなんて酷いわね。何ならその余ったやつを使ってご自分で試しなさいな」


「いや済まん。念の為確認しただけだ」


 まとめ役の男は仮面の少年を一瞬怪訝そうな表情で見据えはしたが、すぐにその表情を消すと周りの者達に言い聞かせるように喋り始める。


「能力が有用なのは確かだ。新顔ではあるが俺は物の価値を分かっている。ゼファーの名の下にお前を幹部の席に着く事を認めよう」


 その言葉を受けた仮面の少年は喜ぶ様子も見せず、ただ黙って元居た位置へと戻っていく。能力に影響が出るという理由から組織内で誰も、まとめ役であるゼファーすら見た事がない仮面の下で、少年がどんな表情を作っているのかを知る余地は無かった。


「薄気味悪い奴だぜ全く」


 ゼファーがポツリと言葉を漏らす。


 その後も中央テーブルへやって来た数名が簡単にチームの入手した情報や成果の報告を繰り返すが、流れが途切れた事を確認してある男が口を開く。


「こっちも耳に入れておいて欲しい話があるんだがいいか?」


「諜報チームからの報告か。何かあったのか?」


 男は自分のチームで掴んでいる情報を話し始めるのだが、その表情はやや曇り気味という感じだった。


「ここ数日、この国の衛兵がかなり活発な行動を見せている。既にチームからも捕縛者が何人かでている始末だ。しかもこの動きは確かな情報を元に行なっているらしい」


「・・・そいつは面白くない話だな。情報が漏れているとなると早急に対処する必要がでてくる訳だが、裏切り者の可能性は?」


「それは今のところ不明だが・・・今回の奴等の動きについて探ってみたところ、どうやら任務をしくじったチームが大勢捕まる事態が起きていたらしい。その点から判断して捕まった奴等が口を割ったのが原因じゃないかと考えているがどう思う?」


 諜報チームの男の話を聞いて、最後にやって来た二人組、男の方が割って入ってくる。


「・・・その件に関してこちらも報告しないとならない事があるんだが良いだろうか?」


「うん?なんだ?」


「以前からバランディアの南西に位置する森に住むエルフ共の話しが上がっていただろう。そこにチームを送って攫ってきて貰う予定だったんだが・・・ほぼ全滅と言っていい結果になった」


「なんだと?」


 フードの男の話を聞いたゼファーは取り乱した様子こそ無いが、その表情には険しいものが宿っている。


「奴隷の長耳共の癖して舐めた真似してくれるじゃねーか」


 この手の犯罪を生業にする者から見れば、エルフという種族を奴隷や商品としてしか見ていないという事がよく分かる言葉だった。


「しかし・・・長耳共に優秀な者が多かったのか、それとも想像以上にチームの質が悪かったのか・・・どちらにせよこのまま黙って引くわけにはいかんよな?」


 口調はそうでもないが、ゼファーの言葉にはフードの男に対する皮肉が混じっている。


「本来なら問題ない筈だったんだ。クライネの奴を頭に据えてチームに同行させエルフの強力な術師に備えもしていたんだ」


 男は言葉を続けるが、聞いてる者にはただの言い訳にしか聞こえなかった。それはゼファーも同様の思い出はあったのだが、済んでしまった事を問い詰めたところでいい結果は訪れない事を理解している為、何よりもまず理性を働かせる。


「それで?何があったのかは調べはついているんだろうな?」


「言いにくいんだが・・・正直そこまで詳しい事はわからない。予定の時間になってもチームが戻って来なかったんで俺とグレーテルもその村へ出向いたんだが、俺達が村に着いた頃には既にバランディアから衛兵達が集まった後だった。それでも何とか情報を得ようと試み、一人だけ捕まらずに逃走を続けている奴がいるのを知り、そいつを見つけて情報を聞き出す事にしたんだ」


 男は見聞きしてきた事を説明しているが、周囲の者の反応は芳しく無い。


「だが、ようやくその生き残りを見つけられたのは良かったんだが・・・誤算だったのはそいつが情報を語ろうとしなかった事だ」


「自分のチームの人間をまとめる力すら無いのかしら?その程度で私と同じ椅子に座るなんて笑っちゃうわね」


 先程、仕事の報告をしていたアメジスタが二人を馬鹿にするかの様な言葉を吐き捨てる。


「・・・殺されたいの」


 報告をしている男の片割れであるグレーテルは、アメジスタに向けて殺気を放ちながら、自身のマントの下に手を滑り込ませる。


「落ち着けグレーテル。アメジスタも茶化さないでくれ」


「ヘンゼルと違って冗談が通じない子。この程度の戯れで平静を乱すんじゃ、やっぱり幹部の椅子に座るのには向いてないんじゃない?」


 アメジスタから続けられた言葉を受けて、弾かれた矢の如く地を蹴ったグレーテルは、マントの下から抜き放ったナイフをアメジスタ目掛けて投擲する。

 投げられたナイフは命中こそしなかったがアメジスタの顔を掠め、その栗色の頭髪を微かに散らす。しかし、いつの間に移動したのか、既にグレーテルはアメジスタの背後へ回り込んでおり、投擲されたナイフを空中でキャッチするとそのままその手をアメジスタの脳天目掛けて振り下ろす。

 その一連の動きは暗殺者として洗練された見事な物という他ない。だが――



 ―――ギャリリッ!



 アメジスタもまた組織の人間としてくぐって来た修羅場は生半可なものではなく、その経験は死角から繰り出されたグレーテルの攻撃にも反応し、その身を翻すと自身の命を奪わんと迫ってくる刃を、腕に着けたガントレットを使って匠に受け流してみせる。


「ふふふ、それで終わりかしら?身のこなしの方は認めるけど、それじゃちょっと威力が足りないんじゃない?」


「・・・殺す!」


「やってみなよ!」


 攻撃を防がれたグレーテルは腰のポーチに手を伸ばすアメジスタから影のような動きで距離を取ると、何も持ってない方の手をアメジストへと向けて次の攻撃に移ろうとする。


「止めろグレーテル!!アメジスタも頼むからそいつを挑発しないでくれ!」


 間に立ち塞がったヘンゼルは二人から繰り出される攻撃をその身に受ける可能性があったが、二人が本格的に殺し合いを始めるのを止める為にはやむを得なかった。

 手元でナイフを曲芸のように回しているグレーテルに、握り込んだ拳を持って迎え撃つ構えのアメジスタ。

 そんな二人の様子を面倒くさそうな顔で見ている者から面白がって見ているものまで、周囲の反応は様々であった。


「・・・命拾いしたな」


「どっちがなのかしらね?」


 幸いと言うべきか二人の攻防の続きを見る事態には発展せずに済み、事無きを得ることができたヘンゼルはホッと息を吐く。


「さて、茶番も終わった事だし続きを聞かせてくれるか?」


 面白いものを見たといった感じを見せながらも、ゼファーはヘンゼルに話の続きを催促してくる。


「・・・一向に口を割る気配がないんでそいつを生かしておく理由は無いと判断した俺達は口封じを優先したんだが、やってるうちに追っ手もその場に現れてな・・・」


「言っておくけど私は相手をしても良かったんだ。ただお前に止められたから引き下ったに過ぎない。私は悪くないわ」


 言い淀むヘンゼルに向けて自分に非がない事を強く主張しているグレーテル。


「本当に撤収を判断するほどの相手だったのかしら?グレーテルの口振りだとそうとは思えないわよ?」


 アメジスタが興味ありげにヘンゼルの言葉を待つ一方で、まだ不満の抜け切らないグレーテルがブツブツとアメジスタに向けた呪詛の言葉を呟いている。

 ヘンゼルはその様子を見てもう一度ため息を吐くと、自分達の仕事に水を差した人物の名を口にする。


「相手は【断罪(ダムナーティオー)】だ」


「成る程、かの有名なバランディアの衛兵長か・・・そいつは随分と分が悪い相手だな」


「奴の能力は私達にピンポイントで刺さるのよね・・・目の上のたんこぶって言葉がぴったりでホント忌々しい存在だわ」



 犯罪に手を染める者達にとってクラウスという人物は厄介極まる存在だった。その為、この道に精通する者の間でクラウスは【断罪】を呼ばれ、正面きっての戦闘は避けるべき相手と認識されているほど。

 彼の犯罪者に対する執念もさる事ながら、最も恐れられているのは、彼の持つ特殊能力が犯罪者にとって特効薬のような力を発揮するからだった。



「あんな奴大した事ないでしょ。ヤられる前にやってしまえば良いだけの話じゃない」


「馬鹿ね。それであんたがしくじれば代償を支払うのは残った私達よ。あんたが捕まれば周りに迷惑を掛けるって事を理解しなさい」


「私はそんなミスはしない!!」


 グレーテルは咎められた事に不満を爆発させると早足でその場から離れ、壁際の棚から酒瓶を手に取るとそのまま別の部屋へと入って、勢いよく扉を閉める。


 嵐が去った後のような静けさの中、アメジスタは閉じた扉を指差して肩をすくめてヘンゼルに問い掛ける。


「放っといていいの?」


「そう思うなら余りあいつを揶揄うのはやめてくれないか・・・只でさえあいつの感情は不安定なのに、イタズラに刺激してるのを見るのは気持ちのいいものじゃない」


 アメジスタに向けられているヘンゼルの視線は、強い非難の色を含んでいた。

 本人もその意図を理解し、やり過ぎた事を謝罪する。


「・・・悪かったわよ。ちょっとやり過ぎたわ。許して頂戴」


「組織として影響が出ない程度なら俺は何も言わないがね。それでヘンゼルよ。その生き残りがどうなったか調べはついてるのか?そいつがどの程度内情について知ってるかにもよるが、場合によってはこちらも追っ手を出さなきゃならん」


 ゼファーにとって、組織とって重要な事は情報の漏洩を防ぐ事がまず第一であり、逃亡中の者が生きている事でこちらの不利益がどの程度の物になるのかはっきりさせておきたかった。


「名前は確かベジャールだったか。腕の方は悪くないが、組織の内情という点では捕まった者達より少し多い程度だろう。こちらから新たに追っ手を出すまでもないと俺は考えている。ただ・・・」


「何か気になる事でもあるのか?」


「“狐の化け物に追われるくらいなら組織の人間に追われた方がマシ”、ベジャールが言っていた言葉なんだがどういう事なのかとな・・・」


「狐?」


「・・・やばい魔物にでも襲われたのかしら?」


 ゼファーを初めにアメジスタも、ヘンゼルの語った言葉の意味に疑問を浮かべるしかなかった。



「・・・アレの事か」



 壁際に佇む仮面の少年の思考は答えに辿り着き、一人小さく呟いた。






 街道から少し離れた場所で忙しそうに作業しているリエルとミヤビ。


「ミヤビ、こっちのお肉をタレの入ってる器に入れてよく馴染ませて頂戴」


「ま、まだやらねばならんのか?」


「だって、作れる時に沢山作っておけばチェストリングのお陰で保存は効くから後々便利じゃない。ちょっと小腹が空いた時なんかにも食べられるわよ?」


「むっ!そ、それなら仕方がないのぉ」


 食べたい時にいつでも食べれるという響きに心を惹かれたのだろう、ミヤビは切り分けられている肉を黒っぽい色をしたタレの中に次々と放り込むと、それを両手でよく揉み始める。

 リエルはというと、町の市場で大量に買い溜めした肉類を、次から次へと矢継ぎ早にチェストリングから取り出して一口大の大きさへとカットして別の器へと移していく。


 そこへやって来たのは、魔物の血に染まった斧を肩に乗せて何か大きな物を引きずっているナシタと、両手で抱えるようにして香草類を運んでいるブランが生茂る木々の間から揚々と歩いて来る。


「リエル様!見てください!大物ですよ!」


「大した物は見つかりませんでしたが、料理に使える香草が見つかったので採って来ましたよ」


「お帰りナシタ、ブランさん。何が――」


 リエルは作業に手を止めて声のした方へ振り返るが、ナシタの引きずっている獲物を見た途端、顔を引きつらせて言葉を失う。


「な、なにそれ・・・」


「分かりませんが肉厚で食べがいがありそうなので運んで来ました!」


 一体何を狩ってきたのかと気になったミヤビがリエルの後ろからひょっこりと顔を出すと、ナシタが引きずっている物体を見てその正体を口にする。


「ふむ、【ゼリースラッグ】か。これは中々の大物じゃな。でかしたぞナシタ」


 尻尾と耳をパタパタさせながらナシタの元へと近づいていく御機嫌のミヤビなのだが、リエルの方は離れた位置から動こうとせず、その巨大なナメクジを眉のあたりに嫌な線を浮かべなが見ている。


「どうかしましたか、リエルさん?」


「うっ・・・ちょっと」


 不思議に思ったブランが声をかけると、リエルはさらに一歩下がってナシタ達から顔を逸らし後ろを向いてその場に座り込んでしまう。

 その行動を目撃したナシタは慌ててリエルの元へと駆け寄って来る――


「どうされましたか!?ご気分でも悪いのですか!?」


 ――巨大ナメクジを引きずりながら。



お疲れさまでした。


ここまで読んで頂いてありがとうございます。

楽しんで頂ければ幸いです。


ナメクジって美味しいのだろうか?

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