表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/106

決着つけようぜ

「で、なぜ校舎から丸見えのこの場所なんだ?」


「その方が、ミリィ様にもお前の惨敗する姿がよく見えるからだ。ふん、俺に呼び出しをくらって怯えない事は褒めてやろう。死ねぇ!」


いきなり剣を構えて切りかかるゴシュナ。まだ燈馬は自分の武器を構えていない。どうやら本気で殺すらしい。滅多な事では驚かない燈馬だが、不意打ちは応えたらしい。顔の前で腕をクロスさせてガードした。しかし、相手は剣。燈馬の腕が切られる事は必須だ。観衆からもブーイングと悲鳴が聞こえる。


「何!?」


しかし、ゴシュナは驚く。燈馬の腕は切られていないのだ。しかも自分の剣をガードしている。


「あぁ、そっか。俺、体に魔力纏えるんだっけ。んじゃ、反撃するか。」


悲鳴が歓声に変わる頃、燈馬はゴシュナの剣をはじき返した。その上で、自分の武器を取り出す。鞘から展開する様に現れた刀身。誰も使えなかったと言うあの大型ナイフだ。ゴシュナが唖然とする。


「そ、それって…。あの武器!?」


「そんなに有名なのか、これ?まぁいいか。ちょうど練習台がほしかったし。」


「え、ちょっと待ってください。そのナイフで俺を刺すんですか?そ、それだけはやめてくれません?」


「心配するな。魔力弾少し打ち込むだけだから。」


ナイフを展開させ、銃の形態にする燈馬。容赦なくゴシュナに打ち込んだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ