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33話

まさかの2話投稿です〜よろしくお願いします!

 時は流れ、リンク達は夏季休校に入り、リンクとアリスはクーリン・ノイズの元へ訪れていた。


「師匠、久しぶりだな」


「叔父さん、久しぶり〜」


「おう!元気そうだな、まあ家に入れ!」


 師匠に言われ、家に入ると昔と全く変わっていなかった。懐かしいな〜最後に来たのは‥‥いつだったけ?


「何も変わってないな」


「懐かしい〜!」


「ハッハッハ!リンクはともかくアリスちゃんは変わってないな〜!まあ、良い。今日は大事な話があるんだ」


 急に真剣な声で話されるとビックリするからやめて欲しい。それはそうと何の話だろうな。手紙で教えてくれても良かったのに。


「何の話?」


 アリスが聞くと、とんでもない事実が発覚する。


「お前らは記憶を封印されている」


「「え?」」


「ちょっと待ってくれ、どういう事だ?」


「そうだよ!急に言われても!」


「落ち着け。リンク、お前は昔魔法が使えた気がしないか?」


 使えた気がするけど、両親とアリスに夢じゃないのって言われて納得するしかなかったな‥‥


「使えた気はするけど‥‥」


「それって夢じゃないの?だってずっと一緒にいたけど魔法を使った時なんて見た事ないよ?」


「だから封印したって言っている。封印というよりは少し記憶を操作したのほうが正しいがな」


「‥‥‥話が本当だったとして何で記憶を操作したんだ?」


 もしかしたら師匠が敵になるかもしれない‥‥勘弁して欲しいな。


「リンクが言った事だ。お前は覚えてないけど、そうしないとアリスちゃんが耐えられないかもしれないとな」


「リン君が?何でそんな事を‥‥」


「アリスちゃん、君は特に落ち着いて聞いてくれ。これはリンクが魔法を使えない事に関係している」


「リン君が魔法を使えないことに‥‥」


 何でアリスが特に落ち着く必要があるんだ。そして、やっぱり俺は魔法が使えたんだな‥‥‥


「じゃあ言うぞ‥‥昔、リンクとアリスちゃんはよく一緒に遊んでいた。そして、2人は魔法を使えるようになった頃、お前らは2人だけでモンスターを狩りに行った。ここまでは良いか?」


 まあここまでは特に問題がないな。


「叔父さん‥‥続きを‥‥」


「ああ、その時に限って2人の前にゴールドランクが5人くらいでやっと倒せるモンスターが現れてしまった。その時に、リンクはアリスちゃんを庇って魔蔵を失ったんだ。幸いにも俺が直ぐに助けたおかげで命は取り留めたけどな」


「「‥‥‥」」


 俺とアリスは驚愕のあまり言葉が出なかった。俺が魔蔵を失った‥‥?じゃあ今あるのは一体何なんだ‥‥


「じゃあ俺の中にある魔蔵は何なんだ‥‥‥」


「俺が作った人工魔蔵だ。魔法によりほぼほぼ再現されているから、医者もリンクを見て、何で使えないか分からなかっただろうな。今言った通り、俺が作った魔蔵は未完成だ。魔力を練る部分がまだ完全じゃないから魔力の質が中途半端になり、乱れていると言うわけだ。これが真実だ」


 驚きすぎて、一周回って冷静になっちまったな。しかし、なんてこった。俺の魔蔵は人口だったんだな。身体強化を使ったら魔蔵が痛くなる謎も解けた‥‥


「今言った話が本当なら私のせいでリン君が‥‥‥あ‥‥ハァ‥ハァ‥」


 アリスがやばい!少し過呼吸気味になっているな。俺が魔法を使えない原因がわかって、責任を感じている。


「アリス!大丈夫か?落ち着け、師匠がこのタイミングで呼んだって事は何か解決策があるかもしれない。安心しろ」


 俺はそう言ってアリスを抱きしめる。数分くらいして漸くアリスは落ち着いてきた。


「ありがとう、リン君‥‥ごめんね‥‥私のせいでリン君が‥‥ごめんねぇ‥‥」


「良いよ、今こうして生きてるんだ。問題ないさ」


「うん‥‥」


「急に重い話をしてすまないな。さて、さっきリンクが言ったように解決策がある。この前エンシェントドラゴンを倒したな?」


「ああ、素材も鱗だけだが持ってるぞ」


「!!十分だ。その鱗を使ってお前の魔蔵を強化する。これでお前はこれから魔法を使えるようになるはずだ」


「本当か!?」


「!!‥‥良かった」


「ああ、その前にやって欲しいことがある」


「何をしたら良いんだ?」


「まずは2人の封印している記憶を解放する。アリスちゃんはしなくても良いんだがリンクは絶対だ」


「何でやらなきゃいけないんだ?」


「魔蔵を抜く時か、魔法が使えるようになった場合、魔力が脳に回らなくなって最悪俺の魔法が誤作動を起こし、記憶が失われる可能性がある。それを避けたい」


「成程、わかった。アリスはやらなくても良いんだよな?」


「ああ‥‥」


「やるよ!」


「アリス、無理をするな」


「ううん。これは無理をしてもやらなくちゃ行けないよ。それに、罪をしっかりと背負いたい‥‥私が原因だもの‥‥」


「アリス‥‥わかった。ただし辛くなったら俺がいる。何かあったら俺を頼るんだ、良いな?」


「うん‥‥ありがとう、リン君」


「よし、精神がおかしくなるかもしれないから1人ずつやっていく。まずはアリスちゃんからだ」


「俺からじゃダメなのか?」


「お前‥‥あまり言いたくないが魔蔵を失った痛みも思い出すんだぞ?確実に1番辛いのはお前だ。だからゆっくり解除したい」


「わ、わかった。俺は何かすることがあるのか?」


「アリスちゃんの頭に魔力を流してくれ。俺も魔法を解除するために魔法を使う」


「でもリン君の魔力で魔法が乱されて使えないんじゃ‥‥」


「心配するな、これでもクリスタルランクだ。魔法に魔力で壁を作る」


「「え!?」」


 師匠もクリスタルランクだったのか!最近似たようなことが多い気がするな。


「ん?ああ、多分言ったけど記憶を操作したせいで覚えてないのか。だから驚いたんだな」


「確かに、プラチナより上のランクがある気がするってぼんやり覚えてたくらいだな」


「まったく覚えてないや‥‥」


「しょうがねえさ。ほら、やるぞ。アリスちゃん覚悟はいいか?怖かったらリンクに触れてろ」


「は、はい‥‥リン君、良い?」


「おう、これで良いか?」


 暴れるかもしれないので念の為、アリスを後ろから抱擁する姿勢になった。


「うん。凄く安心する‥‥」


「イチャイチャしやがって‥‥じゃあやるぞ。リンク!」


「お、おう!」


 俺はアリスの頭に、魔力を流し込む。


封印解除(パージ)!!」


 アリスの頭に魔法陣が浮かぶ。こんな魔法陣見たことないぞ‥‥


「アリス、大丈夫か?」


「う、うん。今のところ頭がフワフワするだけ‥‥うっ‥‥!」


「アリスちゃん!ここから正念場だ、リンクは魔力を止めるんじゃねえぞ!」


「わかった!頑張れ、アリス!」


「ア"ッ!!!イヤァァァァ!!!」


 アリスの悲痛な叫びが木霊した。

伏線回収できました。ちょっとやってみたかったんですよね(*´꒳`*)


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