第197話 『お食事処・酔いどれ』
梶谷猛 ヒューマン 15歳 レベル3
職業 剣士
HP 10
MP 0
力 11
防御外皮 10
知力 9
速さ 11
器用さ 11
スキル 剣術適性1
魔法 なし
装備 片手剣
鉄の盾(小)
皮の胸当て
皮のブーツ
皮の手袋
アイテム なし
金城守 ヒューマン 16歳 レベル3
職業 戦士
HP 11
MP 0
力 12
防御外皮 10
知力 8
速さ 10
器用さ 9
スキル 斧術適性1
魔法 なし
装備 片手剣
鉄の盾(小)
皮の胸当て
皮のブーツ
皮の手袋
アイテム なし
田畑康太 ヒューマン 15歳 レベル3
職業 斥候
HP 9
MP 0
力 9
防御外皮 9
知力 10
速さ 12
器用さ 12
スキル 斥候適性1
魔法 なし
装備 片手剣
皮の肩当
皮の胸当て
皮のブーツ
皮の手袋
アイテム なし
スケルトン・レベル1のステータス
HP 5
MP 0
力 10
防御外皮 5
知力 5
速さ 6
器用さ 5
スキル
気配察知 2(目がないため気配で周りの様子を知る)
ドロップアイテム
毒薬(麻痺毒レベル1) 1
スケルトンレベル2のステータス
HP6
MP0
力11
防御外皮6
知力6
速さ7
器用さ6
スキル 気配察知3
ドロップアイテム 毒薬(麻痺毒レベル1) 1
スケルトンレベル3のステータス
HP7
MP0
力12
防御外皮7
知力7
速さ8
器用さ7
スキル 気配察知4
ドロップアイテム 毒薬(麻痺毒レベル1) 1
スケルトンレベル4のステータス
HP8
MP0
力13
防御外皮8
知力8
速さ9
器用さ8
スキル 気配察知5
ドロップアイテム 毒薬(麻痺毒レベル1) 1
スケルトンレベル5のステータス
HP9
MP0
力14
防御外皮9
知力9
速さ10
器用さ9
スキル 気配察知6
ドロップアイテム 毒薬(麻痺毒レベル1) 1
スケルトンナイト レベル1
HP45
MP0
力70
防御外皮45
知力45
速さ50
器用さ45
気配察知30
大剣
フルプレートアーマー
スケルトンランサー(槍) 同上
グレートスケルトン・レベル1のステータス
HP 300
MP 0
力 250
防御外皮 300
知力 100
速さ 200
器用さ 200
スキル
気配察知 150
グレートスケルトンの大剣
第187話終了時
赤嶺天心 ヒューマン 15歳 レベル11
職業 怪盗紳士
HP 18(+1121793)
MP 0 (+602523)
力 18(+969501)
防御外皮 18(+972931)
知力 16(+1004773)
速さ 18(+1213581)
器用さ 22(+1017900)
スキル
スチール(ユニーク)レベル10(256個)
気配察知(828)
不意打ち(56367)
スライムの胃袋(320024) レベル5
消化液(60040) レベル4
メタル化1(体を金属に変える。消費MP2)
水魔法 スライムバレット(1228) レベル3 (消化液を同時に1~1228発、弾丸として飛ばす。消費MP1~13)
火魔法 ファイアバレット(31377) レベル4
ファイアボール(414) レベル2
ファイアランス(302) レベル2
ファイアウォール(302) レベル2
分割思考
咆哮(相手の戦意をくじき、相手にデバフ効果10パーセントを与える)
渾身の一撃(破壊力倍増)
悪食(何を食べても腹を壊さない)4812
気合貯め(3秒間気合をためて攻撃力5倍の一撃を放つ)
見識眼741
再生力741
風魔法 トルネードカッター720(竜巻を起こし切り刻む。MP10)レベル1)
風雷魔法 サンダーストーム6(雷を伴う嵐で切り刻み雷撃する。MP50)
装備 大剣
アイテム リュックサック 腕時計 召喚カード(人型スライムオレンジ21)
スケルトンナイトの大剣2 スケルトンナイトの鎧1
金 2億5929万円8000円
探索者口座 6億2875万3200百円
証券口座 586万400円
九条 綾華 十五歳 六月生まれ レベル5(137話)
HP 12 (+1200)
MP 0 (+1200)
力 11 (+1200)
防御外皮 12 (+1200)
知力 14 (+1200)
速さ 12 (+1200)
器用さ 14 (+1200)
スキル
気まぐれな天使の加護(時々ラッキー 命拾いとか) ウルトラレア
遠視
装備 バルキリアの首飾り(全てのステータスを200アップ)
アルテミスのロングブーツ(空中歩行)
ニケ―のライフル(気配隠蔽)
精緻な模様のバングルアームレット(全てのステータスを1000アップ)
小野沙織 指導教官、ベテラン特殊探索者
身長は170センチ、タンクトップにカーキ色のズボン
背中までの髪の毛はやや茶色、ポニーテール
均整の取れた体つき、やや筋肉質、(腕とか、力こぶがかなり出そう)
格闘家、 ナックルダスター、 ビキニアーマー(全ステータス+1000) ビキニアーマー(全ステータス+1000)
「ただいまー!」
家に帰ると、とーちゃんが退屈そうにテレビを見ていた。
「おー。天心、お帰りー」
「とーちゃん、まだ家にいたんだねー」
「まあな。晩飯を一緒に食うかと思ってよー」
今、昼飯を食ってきたばかりだな。
でも2時間くらい経てば、少しは食べられるかな。
「実は今日は、学校を休んで探索をしてきたんだ。それで遅い昼飯を食って帰ってきたところ」
「じゃあ、晩飯を一緒にってわけにはいかねーか?」
「7時くらいになれば、一緒に食えるよ」
とーちゃんは、横を向き少し考えてから向きなおる。
「今日はいくら稼いだんだ?」
「今日は、友達の手伝いだったから、稼ぎは0だよ」
「稼ぎは0!
だいぶ話が違うじゃないか?」
「枕元の100万円は分ったでしょう。まだ使っていないよね」
今日の飲み代は、十分あるはずだよね。
「ああ、あるぜ。まだ使ってねーよ。毎日悪いな」
本当に悪いと思ったら、無駄遣いは控えて欲しいわ。
「今日は手伝いだったから0円だったけど、奥まで潜ればまとまった金にはなるよ。ダンジョン内で1泊したりしなくちゃならないけれどね」
「あー、それでこの前帰って来なかったのか」
とーちゃんが、納得したような顔になる。
「そうそう。あの時は2泊したんだよ」
「よく2泊するのか?」
「うん。第6階層まで潜るには、かなり移動時間がかかるからね。
できるだけ第6階層にいる時間を作ろうとすると2泊は必要になる感じ」
「金曜と土曜の夜は、帰って来ないわけだ」
「今のところそんな感じ」
「日曜にサッカーの試合に出たんだろう?」
「うん。サッカーの試合は午後だったから、昼までに地上に戻ってきたんだよ。その分探索時間が減っちゃったけどね」
「お前がプロのサッカー選手になれるとは思えんがな」
まあそうだろうなあ。
俺も、探索者をしていなかったら、なれるはずはないと思うぜ。
「とーちゃんの子供だから、なれるかもしれないよ」
「それを言うなら、かーちゃんの方だろう。知らんけど、……確実に俺の方じゃないな」
どっちでもないな。
スチールのせい。
「なれるかどうかは分からないけど、2試合で9点くらい入れたかな?」
「お前が決めたシュートで9点か? チーム全体じゃなく?」
「俺が決めた点だけでだよ。アシストも入れたらもっとだね」
とーちゃんが固まった。
「とーちゃん? 大丈夫?」
「お、おう」
とーちゃんが再起動して、目をぱちくりさせる。
「お前、本当にプロになれるんじゃないか?」
俺はとーちゃんに笑って答えた。
「そうありたいもんだよね」
「ははは、俺も期待させてもらうぜ。
プロサッカー選手の父親かー。
そうなったら、自慢できるじゃねーか」
恥ずかしいから、自慢すんなよ。
とーちゃんがテレビを見ている間に俺は風呂に入る。
探索してきた後だから、体を洗ってすっきりしたい。
「なんだか分からねーが、俺もいい息子を持ったもんだぜ」
テレビを見ながらとーちゃんが呟く。
俺は風呂から出ると体を拭いてとーちゃんの隣に座った。
いっしょにテレビを見て時間が来るのを待っていると、6時半にとーちゃんが立ち上がる。
「そろそろ飯を食いに行くぞ」
「うん。分かったよ」
「今日は新しい店を開拓してみよう」
あの居酒屋は、飽きたのかな?
「どこか、心当たりでもあるの?」
「まあな。ちょっと良さそうな店を見つけた」
へー、どんなところかな?
俺はとーちゃんに付いて駅近くの裏路地に入っていく。
細く暗い道の両側にわずかに明るい看板が並び、ほのかに辺りを照らしていた。
その看板の一つの前で、とーちゃんは突然足を止めた。
『お食事処・酔いどれ』
薄く光る看板に黒い文字が浮かんでいる。
お食事処って書いてあるけど、ここって絶対飲むところじゃん。
とーちゃんが古風な引き戸をがらりと開けて、一歩中に踏み込んだ。
薄く照らされた室内は、カウンター席と二人掛けのテーブルが二つあるだけの小さな店。
カウンターの奥には30代後半くらいの女性が静かにたたずんでいた。
客は誰もいない。
とーちゃん、この店安全なんだろうね?
とーちゃんは、まっ直ぐ進んで真ん中のカウンター席に腰を下ろした。
俺もとーちゃんの隣に座る。
「いらっしゃいませ」
カウンターの女性が静かに言った。
幸薄そうな声だった。
照明が暗いせいで、俯いた女性の顔ははっきり見えない。
「俺は酒、こいつは飯だ」
親指を立てて俺を示す。
「メニューをどうぞ」
メニューを取ってチェックすると、定食が5種類。
紅鮭焼き、鶏唐揚げ、豚生姜焼き、豚角煮、てんぷらが選べてご飯に香の物、小鉢と果物が付いている。
値段はどれも1000円強とリーズナブルだ。
これでそこそこ美味しければ、この店当たりかもしれないな。
「俺はとりあえず生中に、角煮、出汁巻き卵、切り干し大根、刺身の盛り合わせ、鰆西京焼きで」
「生ビールはキリンの一番搾りになっております」
「それでいい」
とーちゃん、けっこう頼んだな。
「俺は、――鶏唐揚げ定食で」
「はい」
とーちゃんの前に生中が置かれ、角煮、出汁巻き卵、切り干し大根が次々に出される。
そして俺の前には鶏唐揚げ定食が。
鰆西京焼きが焼かれる匂いがし、カウンターの女性は刺身を手際よく切っていた。
刺身の盛り合わせが置かれ、鰆西京焼きも焼けたようだ。
「とーちゃんの頼んだのも摘まんでいいぞ」
「ありがとう」
「出汁巻き卵、食べてみろ。美味いぞ」
「じゃあ、もらうね」
食べてみると確かに美味い。
「うーん。美味いね」
「角煮もちょっと食べてみな」
「うん。それ、美味そうだなと思ってたんだ」
俺は角煮を一つ箸で掴むと口に運ぶ。
おー。
想像よりこくがあって美味かった。
「美味いね。これ」
カウンターの女性が、わずかだが微笑んだような気がした。
「とーちゃんに、唐揚げを一つくれるか?」
「ああ、いいよ」
「悪いな」
「一つと言わず、もう一つ食べれば?
その代わり、俺もとーちゃんのをいただくから。
あ、刺身ちょうだい」
「いいぜ」
俺はとーちゃんの刺身を貰って口に入れた。
悪くない。
この店当たりだな。
俺たちのほかに客はいないが、料理も美味いし、値段も手頃だ。
穴場ってやつかもしれない。
とーちゃんと晩飯をシェアし合えたのもなんだか嬉しかった。
俺は食べ終わったので、店を出ようかと思ったが、とーちゃんは日本酒を飲んでいて、まだしばらく飲んでいたいらしい。
カウンターの女性のことも、気に入っちゃったみたいだし、この店に嵌ってくれた方が、ぼったくられずに済みそうで良い。
ここはひとつ、気を利かせて二人にしてやろうじゃないか。
「とーちゃん、まだここで飲んでるの? 俺は食べ終わったから先に帰っているよ」
俺はとーちゃんにそう耳うちすると、『お食事処・酔いどれ』を後にした。




