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婚約者に嫌われているようなので私も別の恋を探してみようと思います  作者: 西園寺百合子


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25 異性間交流会に参加してみました

アルベルトにはやめたほうがいいと言われたけど、来ちゃった。


だって、友達が私のためにと開いてくれた会なのだもの。

私が不参加なのは申し訳ない。

そんなわけで、一応、パジャマも持ってきた。

ちょっとだけ、パジャマパーティーも期待している。


会場は遠いと思ったけど、車で15分のところだった。

これで1泊になるとは思えないけど…

会場の前で待っていると、友達がぞろぞろとやってきた。

「え?クラウディアさん、その荷物どうしたの?」

そう言われて、他の皆が身一つで来ていることに逆に驚く。


「え?…その、泊まりになるかもって言われたから着替えとか…」

そう言うと「やだぁ、クラウディアさんったら」「お持ち帰りされる気満々じゃない」と言われてしまった。

お持ち帰り?

テイクアウトができるのかしら。


よくわからないまま会場に入る。

荷物は入口で預けることができた。

「あ…けっこう、大きいお荷物ですので。こちらに置かせていただいてもよろしいですか?」

お店の人が申し訳なさそうに入口近くの台を指差した。

「はい。すみませんがお願いします」

そう伝えて、友達のあとに続いた。

みんな、それほど荷物を持ってきていないみたいだ。


会場には男女12人ほどがいて、もう交流を始めているみたいだった。

もともと交流が広いわけではないから、こういうときどうすればいいかわからない。

飲み物をいただいて、壁際で様子をうかがうことにした。

ときどき友達が呼んでくれて、紹介してもらう。

全員と挨拶が終わると、やることがなくなってしまった。


「ん…?」

最初に会場に入ってきたときは12人いると思っていたけど、6人になってる。

もしかして、自由に帰っていい会だったのかしら。

「…なんだ」

そうならそうと、教えてくれればいいのに。

友達もいなくなってるみたいだし、私も帰ろう。


そう思ったときに、声をかけられた。

「あ、もしかしてもう帰ります?…実は一緒に来た奴が先に帰っちゃったみたいで」

そう言って、男性が困っている。

「ああ…私も。友達が先に帰ったみたいで。私も帰ろうかなって思ってたんです」

そう伝えると、それなら少しお話でもということになった。


いつの間にか、ほかの人達も居なくなっていた。

「自由に帰っていい会だったんですね」

私がそう言うと「初めてですか?こういう会は」と尋ねられた。

嘘を言っても仕方ないので「はい」と答える。

「へえ…そうなんですか」

男性がそう言って微笑んだ。

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