↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
627/628

悪の洞穴6層です8


 キャラビーを腕の中に抱き込んで座り込むこと数分。始めのうちはわずかながら抵抗しようとしていたキャラビーも途中からは抵抗を止めて大きな深呼吸送り返すようになった。『クリーン』は都度使っているけど昨晩はハウステントで風呂も入れてないしやめようか。


 マナとユウカが進んでいった広場では戦闘が続いていた。先ほどのリッチ相手と違って近接戦闘を繰り広げているのか、刀と爪かなにかが当たるキンという音がかすかに聞こえてくる。実際には笑っていないんだろうが、そのうちユウカの楽しそうな高笑いも聞こえてきそうだ。


 そうこうしているうちに、『探知』から一体の反応が消えた。そしてほどなくしてもう一体の反応も消えた。戦闘終了だな。


「キャラビー、二人が戻ってきそうだ。そろそろ起きてくれ」


「……」


「おーいキャラビー?」


 俺の胸に顔をうずめるキャラビーの頭をポンポンと叩いて声をかけるが一向に離れる気配はない。揺すってみてもそのままゆらゆらと揺れるだけだ。


「戻ったよー」


「無事モンスターは仕留めてきたのじゃ。先に進むぞ」


 意識がないキャラビーを揺すっていると二人が戻って来た。


「キャラビーが全然起きなくて……」


「ん? どしたの?」


「いや、『探知』でモンスターの反応なくなったの見えてたから、キャラビーを起こそうとしてたんだが……この様子で」


 どことなく満足そうな表情を浮かべたキャラビーはどれだけ揺すっても目を覚ますことはない。


「……午前十時三十分、死亡確認」


「縁起でもないことを言うな!」


「安心せい、ちゃんと生きておるわ。……ところでメイよ」


「ん?」


「もしかしてずっと抱きしめておったのか?」


「ああ。後を追おうとしてたからな。途中から諦めたみたいだが」


「んー、それはだめだね」


「過剰摂取で意識を手放したようじゃの。わしは今晩に頼む」


「あ、私お風呂の時でもいいよ」


「一緒に入るわけないだろうが。ユウカも何言ってんだ」


「なんにせよ今は幸せそうに寝ておるようじゃからそのままみぃちゃんに乗せて行くとするのじゃ。怪我なり魔力切れなりで動けなくなった仲間を庇いながら逃げる訓練ということで」


「確かにそういう状況がないわけではないからな……。こういう時って背負っていった方がいいんだろうか?」


「うらやましけいってことでみぃちゃんの背中に括り付けるのじゃ」


「ほら見てこの幸せそうな寝顔。せめて起きた時にびっくりしてもらおうよ」


「幸せそうならむしろ安静にしてやろうとは思わないのか……」


 結局俺が背負っていくという案は却下され、みぃちゃんには極力揺らさないように頼んで、意識のないキャラビーを運んでもらうことになった。シチュエーションとしては俺が不意打ちで光属性をくらったり、マナの魔力切れ、キャラビーが怪我などいろいろと考えられると言えばそうではあるが、そういう状況を想定するのであればなおのことちゃんと運んだ方がいいのだろうが、二人に押し切られてしまった。



 その後、二人に戦闘の様子を尋ねながらも広場を抜け、奥の通路を進んでいくと、その先は転移陣のある広場に繋がっていた。


「おー! 帰ってこれたね」


「一応次の層への階段と手前の層への階段、そして転移陣に繋がる道が確保できたわけだ。帰ったら地図に起こさないとな」


「頭に入れなおさないとね。ひとまず帰ろうか」


「できれば冒険者ギルドに寄っておきたいところじゃな。進み具合や能力を考えて伝える、伝えないという判断は任せたいが、ボスを越えた後、転移陣まで通路を進む必要があるというところは早めに共有しておきたいしの」


「それなら俺が行こうか? ついでに情報報酬で何か食べ物でも買ってくるよ」


「んー、メイだけに任せると何かトラブルに巻き込まれそうだし、ユウカと一緒に言って来てもらえる? 『マツノキ』としての情報よりもユウカからって方がSランクの権力的にギルドも受け入れてくれそうだし」


「……俺を何だと思ってんのさ」


「念のためだよ念のため。……悪い虫がつかないようにね」


「そういうことじゃな。あ、情報ついでにあの圧縮岩石の装備もいくつか売ってしまうのじゃ。普通に売るよりは高く売れるはずじゃし」


「一応俺の武器として使うつもりだったんだが」


「また集めればいいじゃろ。次の層の階段に向かうためには戦闘通路を進まねばならんからの。罠通路を進むのはキャラビーの負担がでかすぎる」


「それもそうか。それじゃあマナはキャラビーを部屋に寝かせてやってくれ。できれば風呂の準備も」


「一緒に」


「入りません」


「ちぇー」


 軽口を叩きながら転移陣を使って『悪の洞穴』から外に出る。無事地上に帰還した俺たちは、二手に分かれて町の方へと歩き出した。

どうもコクトーです。


『刈谷鳴』

職業

『最大

 ビギナー(10) 格闘家(50) 狙撃手(50)

 盗賊  (50) 剣士 (50) 戦士 (50)

 魔法使い(50) 鬼人 (20) 武闘家(60)

 冒険者 (99) 狙撃主(70) 獣人 (20)

 狂人  (50) 魔術師(60) 薬剤師(60)

 神官  (50) 剣闘士(60) 重戦士(70)

 龍人  (20) 死龍人(20) ローグ(70)

 魔導士 (90) 精霊使い(40) 舞闘家(70)

有効職業

 聖魔??の勇者Lv26/?? 大鬼人 Lv29/40

 上級獣人Lv20/30   魔人  Lv18/20 

 探究者 Lv47/99   狙撃王 Lv21/90

 上級薬師Lv21/80    上級龍人Lv6/30

 死霊術師Lv49/100   アーマーナイトLv14/99

 剣闘騎士Lv14/99

非有効職業

 呪術師 Lv1/80    死龍王Lv1/30

 盗賊王Lv1/100    大魔導士Lv1/100

 上級精霊使いLv1/50』

連休ももう終わりか…うたた寝してたら日付超えてました。書きあげられててよかった…


ではまた次回

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。