悪の洞穴6層です1
通路の先に待ち受けていたのは五体のリザードスケルトンリーダーだった。
全員が鎧は着ていないが全身が隠れられるサイズの盾と槍を構えた近接戦闘型。こちらのことを認識するや否や、通路を埋め尽くすように一列に並び、槍の穂先をこちらに向けて一斉に突進してきた。
「通路でそれはひどくない!?」
「まずは足を止めるぞ。『ダークネスシールド』『シールドバッシュ』」
相手の突進にまっすぐ盾を合わせる。リザードスケルトンリーダーたちは向かってくる盾にそれぞれが持つ盾を合わせてぶつかると、骨の尻尾を地面に突き刺して後方に押されないようにしてその場に踏みとどまった。
「足元注意ね! アイスロード!」
足を止めたリザードスケルトンリーダーたちに向かって氷が伸びる。尻尾を突き刺していたから逃げられないだろうと思っていたが、わずかに俺の出した盾が消えるのが早く、突き刺した尻尾を伸ばす反動で宙に逃げられた。
「追い討ち頼んだ」
跳びあがったリザードスケルトンリーダーたちを『グラビティプレス』で地面に叩きつける。俺の『シールドバッシュ』とぶつかった時にも感じたが、見た目よりもずっと重みがあるらしい自慢の盾も地面に向く。隠れていた体も剥き出しになり、即座にユウカの斬撃が襲った。
水平に放たれた斬撃によって、『グラビティプレス』の重力下で頑張って起き上がった二体の体を切り裂いた。地面に伏せたままだった個体は無傷となったが、すぐにマナの追加のアイスロードで地面に縫い付けられる。
「『サンダーナックル』」
アイスロードで地面に縫い付けたリザードスケルトンリーダーたちに雨のように拳を叩き込んでいく。手足が凍り付いていても尻尾で弾いて防ごうとしてくるが、その尻尾ごと打ち砕く。唯一『サンダーナックル』の雨を防ぎきった個体も、みぃちゃんに跨って接近したキャラビーが追撃でとどめをさした。
「……」
リザードスケルトンリーダーたちを倒した後、俺の『探知』には反応はないが、キャラビーは先の方に罠を感知しているらしい。口元が動いているのは見えても音は出ていなかった。
「解除できそうか?」
俺の問いにこくりとうなずくと、みぃちゃんから降りて罠の解除に向かった。警戒と護衛は二人が引き受けてくれたので、俺はユウカが切り裂いたことで比較的ましな二体分の骨と、それぞれが持っていた盾と槍をアイテムボックスに回収した。鉄の槍に岩の盾。鋼とか金属製かと思っていたけど全然そうじゃない。結構重いから重量武器としてなら使えそうだ。
俺とキャラビーで潰した三体は骨がバキバキで素材としては回収できそうになく、『喰らう瞳』で糧としておいた。上位種ではあるし少し新スキルを期待したが、実際には『器用さ上昇・微』。バキバキに壊したのがいけなかったのだろうか……。
追加で敵に襲われたりすることなく罠を解除したキャラビーと合流し、再び通路を進む。『探知』にも反応はなく、そのまま一本道の通路を進んだ先は小部屋になっていた。
「あ、転移陣ですね」
「これはあたりを引いたみたいじゃの」
小部屋の中には敵はおらず、真ん中に転移陣があるだけだった。
「キャラビーが喋れてるし、罠ではないなら一層に戻れるやつかな?」
「これで探索し続けなくてよくなったな」
有効化もかねて全員で一度一層に転移して戻った。一応今日は下手したら一日中探索し続けても見つけられない可能性もあるとふんでいたのだが、想定していたよりもかなり早く戻ることができたので、この転移陣を中心に通路を一通り進んでみることにした。
転移陣のある小部屋から伸びる通路は四本。一本は俺たちが通ってきた通路だし、最低でも一本は先に進む通路があるのだろうから、もしかしたら残りの三本のうちの二本は選ばなかった三択の通路なのかもしれない。
そんなことを考えながら先ほど通ってきた通路から見て左の通路を選んで進んでみた。
選んだ通路を進んでいくと、さっそくモンスターが『探知』に引っかかった。
先ほどの通路とは違い、今度の敵はオーガスケルトンリーダーが五体。盾は持っておらず、岩で作られた棍棒を持っていた。
すぐに戻ることができるという心の余裕があるおかげか、単純に相性が良かっただけなのかそれほど時間もかからずに仕留めきった。
先ほどの盾もそうだが、こいつらが持っている武具は圧縮でもしてあるのか岩でできているにしては見た目よりも明らかに重い。遠距離から俺とマナが仕留めきったから戦闘中はその機会がなかったが、回収した棍棒を持ったユウカは刀で打ち合いたくないと苦笑いしていたほどだ。力でごり押しは魔法を禁止された俺の常套手段ではあるがそれに使いやすい殴打武器が手に入った。オーガスケルトンリーダーもっといないかな?
通路に仕掛けられていた罠をキャラビーが三回ほど解除しながら進んでいくと、五層への階段のところにやってきた。真ん中の通路も転移陣のところに繋がっていたようだ。
「右の通路より戦闘は楽だけど罠が多かったのかな?」
「どちらにしても転移陣にはつながってるみたいだからよかったね」
「それじゃ最後の通路も行ってみるか」
俺たちは残った左側の通路に向かって歩き始めた。
どうもコクトーです。
『刈谷鳴』
職業
『最大
ビギナー(10) 格闘家(50) 狙撃手(50)
盗賊 (50) 剣士 (50) 戦士 (50)
魔法使い(50) 鬼人 (20) 武闘家(60)
冒険者 (99) 狙撃主(70) 獣人 (20)
狂人 (50) 魔術師(60) 薬剤師(60)
神官 (50) 剣闘士(60) 重戦士(70)
龍人 (20) 死龍人(20) ローグ(70)
魔導士 (90) 精霊使い(40) 舞闘家(70)
有効職業
聖魔??の勇者Lv26/?? 大鬼人 Lv29/40
上級獣人Lv20/30 魔人 Lv18/20
探究者 Lv47/99 狙撃王 Lv21/90
上級薬師Lv21/80 上級龍人Lv6/30
死霊術師Lv49/100 アーマーナイトLv14/99
剣闘騎士Lv14/99
非有効職業
呪術師 Lv1/80 死龍王Lv1/30
盗賊王Lv1/100 大魔導士Lv1/100
上級精霊使いLv1/50』
ついに暑くなってきましたね…湿度が高いのがまたしんどい…
ではまた次回




