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冒険の再開です3


 マナが復帰し、4人パーティとして『悪の洞穴』に挑みだして三日。これまで通りに休息も挟みながらののんびりとした攻略だが、昼過ぎについに五層への階段を発見した。


「ふむ、ようやくここの最前線に届いたようじゃの」


「上ってすぐ先がボス部屋だっけ? 見ていく?」


「四層の地図も七割方うまってるし、これを機に挑みに行くのもありか」


「どんな相手なのかちょっと見に行くのはありじゃろうな。『アーキテクト』に『白き御旗』のどちらも欠員が出ておらんということは扉が閉め切られるようなタイプではないんじゃろうし」


「転移で離脱した可能性はないのですか?」


「二組とも転移魔法使いもおると聞いておるからそれもありえるのじゃろうが、ボスとの戦闘にあたって逃げるための要員を一人後方で待機させ、そやつを守りながら戦うだけの余裕はないじゃろ」


「逃走用の魔道具って可能性はあると思うよ。最前線まで行けるようなパーティをみすみす失うようなことを許すとは思えないし」


「わしらの場合は物量で押し込んで、その間に逃げる感じじゃな」


「封印とかを考えたら仕方ないけど、俺の従魔たちなら基本死んでも復活できるしゼルセに殿を務めてもらうさ。その分褒美はたっぷり用意する必要はあるけどな」


「その程度で安全に逃げられるなら儲けものじゃろ」


「私が転移魔法を覚えられたらよかったんだけど、どうにもうまくいかなかったんだよね。あの渦も改変はできたけど発動できないし、別のアプローチを試してみようかな」


「適正の有無はどうしようもあるまい」


「俺ももう二度と覚えられそうにないからな。物理で頑張るさ」


「これ以上話してると暗くなっちゃいそうだし多数決と行こうよ。見に行く人!」


 マナがはーいと手をあげる。俺も賛成だったし続けて手をあげたところ、4本の手があがっていた。


「満場一致だったね。それじゃしゅっぱーつ!」


 どんな敵が待ち構えているのか楽しみにしつつ、俺たちは五層へ向かって階段を上った。





 五層に入ってすぐに『探知』に冒険者の反応があった。登り切ってすぐに戦闘している様子を見せないようにという配慮なのか、情報を簡単には持っていかせないぞという意味合いか、分岐はないが曲がり道になっており直接は見えなくなっている。

 『探知』の反応をしっかり調べてみると、『アーキテクト』の面々がいるようだった。人数こそ全員がいるものの、そこから感じ取れる魔力は以前会った時のそれと比べてかなり低かった。


「マナ、回復魔法の準備を頼む! 『アーキテクト』の反応が弱々しい」


「キャラビー、罠ある?」


「……ありません! 大丈夫です」


「おっけ。みぃちゃん乗せて!」


 走るより早いと判断したマナがみぃちゃんの背に跨り、走り出したユウカに続いて通路を進む。周りに壁を越えてくるようなモンスターの反応もないことを確認し、俺とキャラビーもその後に続いた。



「回復します! 『ヒールレイン3』」


 胸の辺りからドクドクと血を垂れ流すリーダーのパラボラを中心に、全員が入るような広範囲の回復魔法の雨が降る。自分の治療も程々に、パラボラの傷を治すべく魔法を使っていたマキナも、薬で自分たちの治療を進めていた他のメンバーも突然の雨にその動きが止まった。


「あ、『マツノキ』の」


「マナです。傷の具合は!?」


「……大丈夫です。落ち着いたみたい」


 マナの魔法で傷口は塞がったようだが、元の傷が深かったのを気にしてマキナがパラボラの様子を調べる。最後に胸に耳を当てて心臓の音を確認した後、安心したと息が漏れた。


「ボスに挑んだのか。随分なやられようじゃの」


「ソレイユさんたちに話を聞かせていただいて、我々も万全に準備を整えたつもりでしたが……このざまです」


 回復はできたが意識が戻らないパラボラを含めて、全員欠損などの再起不能につながるような怪我はない。あまりまじまじと見ないように、安全を確認してすぐに背を向けたから絶対ではないが、命があればやり直しはできる。これが身内ならこうも言っていられないくらいうろたえているのだろうけどな。


「メイ、一分待ってね」


「おう」


 魔法袋に衣類も入れてあるとのことで少しの間待ち、すぐにOKの合図が出された。防具もあるから着替えさせるのは難しかったようなので布で巻いている形ではあるがこれで問題はなさそうだ。


「リーダーに変わりまして感謝を。残り魔力を考えたら後遺症を覚悟しないといけないところでした」


「パラボラさんとはこの間カフェで一緒にお茶した仲だからね。ここで見捨てたら寝覚めが悪くなっちゃう」


「なにそれ私聞いてない」


「リーダーめ……一人だけおいしい思いをしやがって……」


「この間機嫌がよかったのはそのせいですか! これは後で問いただす必要がありますね」


 マナの帰還祝いの買い物の時になにやらあったようだが、軽い一言が思いがけず彼女たちの闇を暴いてしまったらしい。俺には関係のない話だが、こっそり合掌しておこう……。


「しかし、ここのボスは見た目とは裏腹になにやらあるというこのなのじゃろうな」


 ユウカの視線の先にはボスエリアを示す結界の内側、そこに立たずむ二体のスケルトンがいた。この結界越しに『鑑定』はできないが、どちらも返り討ちにしてきた冒険者たちから奪ったと思われる防具を身に纏っている。統一性は一切なく、男用、女用も関係ないあたり、よいと感じた物を都度交換してきたのだろう。


「本体よりあの装備が厄介なパターンです。封印されていたのであればかなり昔のはずですが、先達も余計な置き土産をしてくれたものですね」


「ゆすったようで悪いの」


「命の対価には安いでしょう? まあ全部とは言いませんよ。わからなかった物もありますから」


 リーダーが死にかけるほどの犠牲を払った上で手札すらすべて明かせなかったと悔しそうな表情を浮かべる彼女たちだが、分かる範囲でとその二体のスケルトンの武具について話し始めた。



どうもコクトーです。


『刈谷鳴』

職業

『最大

 ビギナー(10) 格闘家(50) 狙撃手(50)

 盗賊  (50) 剣士 (50) 戦士 (50)

 魔法使い(50) 鬼人 (20) 武闘家(60)

 冒険者 (99) 狙撃主(70) 獣人 (20)

 狂人  (50) 魔術師(60) 薬剤師(60)

 神官  (50) 剣闘士(60) 重戦士(70)

 龍人  (20) 死龍人(20) ローグ(70)

 魔導士 (90) 精霊使い(40) 舞闘家(70)

有効職業

 聖魔??の勇者Lv26/?? 大鬼人 Lv29/40

 上級獣人Lv20/30   魔人  Lv18/20 

 探究者 Lv47/99   狙撃王 Lv21/90

 上級薬師Lv21/80    上級龍人Lv6/30

 死霊術師Lv49/100   アーマーナイトLv14/99

 剣闘騎士Lv14/99

非有効職業

 呪術師 Lv1/80    死龍王Lv1/30

 盗賊王Lv1/100    大魔導士Lv1/100

 上級精霊使いLv1/50』

久しぶりに革新pk立ち上げたら時間が溶けてまして…動画見たらやりたくなっちゃった(笑)


ではまた次回

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