ちょっとあまり難しい話しないでほしい
遅れてすみません。
今回も捏造多々です。
「…三郎殿」
う、うわー。
信長さんじゃーん。
何やった人か全くわからないけど、恐らくすごい人じゃーん。
「殿はどちらへ?」
「厠と言うて抜けてきた」
「厠へ行かれたのですか?」
「行っとらん」
それ大丈夫?
地味に嘘じゃない?
ていうか彦丸顔すごいね。
驚愕!!みたいな。
逆に治兵衛そんなガン見する?
もはや睨んでない?
「お主の父は道三殿の跡を継ぐのか?」
おっとここで信長クエスチョン。
「えーっと…」
「…若、答えなくともよろしいかと」
治兵衛がこそっと言ってきた。
え、まずいかな。
「私どもの味方とも限らないのですぞ」
あ、そっか。
まだ殿も信じてはいなかったぽいし。
「やはりよう頭の回るのを連れとるの、お主」
「…」
治兵衛すっごい渋い顔をしている。
美人が台無しよ。
「で、お主はどう思っとるのじゃ?」
この人すげぇな。
いま治兵衛ガード入ったやん。
「えーっと、その、うーん…」
助けて~治兵衛~彦丸~。
三郎殿の圧が強すぎて二人ともドン引きだよ。
すると突然三郎殿が肩をガシッと組んできて
「…お主の父と道三殿は仲がよくないと聞く。それは真か?」
とか聞いてきた。
すげえデリケートなゾーンに入ってきたぞこの人。
信長ってパーソナルスペース狭いんかな。
「…私には分かりませぬ」
「ただ、父上と殿には仲良うして欲しいです」
これはホント。
そろそろ仲良くしてほしい。
「…フン、つまらぬ」
なんじゃこいつ。
人にあれだけ聞いといて。
じゃあそんなにニヤニヤしながらこちらを見ないでほしい。
…
いつ帰るんだこの人。
このまま居座る気か。
「帰蝶殿…鷺山殿はお元気ですか?」
この人奥さんとか大事にするんかな。
しなさそー。
「帰蝶か。あれは面白い女子よ」
「女のくせに肝が座っておる」
現代だったら一発アウトだよいろいろと。
すると優しそうなお兄さんがこっちに向かってきた。
「殿、こちらにいらっしゃいましたか」
誰ですか?
多分織田家の人かな。
「なんだ万千代か」
「なんだではございませぬ」
お、保護者的な人かな。
連れてってほしい。
「いま喜太郎殿と大事な話をしとったのじゃ。邪魔するでない」
この人すぐ嘘つくな。
さっきまで「つまらぬ」とか言ってたのに。
「そんな事では万千代は騙されませぬ」
「ケッ」
「…道三殿がまだかと聞いておられます」
それはまずい。
俺にまで火の粉が降りかかるのはよしてほしい。
「仕方ない、行くか」
ようやく解放だぜ。
「喜太郎、また会おう」
「…えぇ是非とも」
…
嫌だな…




