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原作と改変  作者: ふりまじん


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当たり前

最近、色々と考える。考えすぎると思う。

そんなに色々と考えないで書ければいいのにとも思いけれど性格なんだろうなって思う。

でも、こうして、誰かにお父さんの負の部分を披露していると、今まで考えないような気持ちが湧いてくる。


お父さんは私からみたら嫌なやつだけれど、男からみたらそう言う態度は男らしいと思えることもあるのかもしれないと、そう考えたのだ。

確かに娘を叩いちゃいけないとは思うけれど、でも、手加減していると自分で言っていた。

まあ、自称じゃ、この時代では納得されないとも思う。私も当時、そう言われた時は、殺意に近い嫌悪感に苛まれた。

でも、確かに、私は家を出てゆくまで入院したり、病気になったりはしなかった。

まあ、今の基準では脅かすだけでも虐待だからまあ、ヤバい人には違いないけれど、でも、その後、酷い児童虐待のニュースを聞くたびに、自分はやはり、手加減されていたんだなって、複雑な気持ちになった。


こうして、思い出してみると、ただ、嫌なやつってわけでもなかったな、と、そう思うこともある。そして、自分が必要以上に怖がったり、嫌っていたのではないかとも考える。

これは、父が死んだ現在、どうでもいいことであるが、小説を書くとなると少し考える必要がある気がしてきた。私は女性で、でも、男性にも読まれる小説を書かなきゃいけないのだから、無意識に何かを省いては上手くない気がするのだ。特に、歴史物を書く予定があるから、男が惚れる男を描けないとよろしくない。

そう考えると、お父さんの嫌だったところも、こうして書いて、誰かの前で晒してみると、見え方が違うのかもしれないな、なんて考えもする。


少し、嫌いだったお父さんを参考に物語を書いて見ないといけないなって、そんなことを考える。


そんなことを考えると、昔、手塚先生の『プライムローズ』というアニメが放送された時、ヒロインの攻め過ぎの、今風でいうところの肌色成分が多いコスチュームを見て、子供心にヒロインが可哀想に思えた。

私は手塚先生に聞きたかった。「どうして、こんな可哀想な格好をヒロインにさせるの?」

でも、自分でラノベを描こうと頑張っていると、エロの問題も考える。売れるためにはそれは避けては通れない。当時は、劇画の10代以上の男性が好む漫画が流行っていて、少年誌で人気になるには必要だったのだと思う。

本当に、先生は少年誌のアンケートで一位になりたかったんだろうな、って、そう思う。

先生はなんだか神格化されていて、ついでに医大に行っていたと言われていたから、すごい先生で人格者のように私は刷り込まれていた。だから、先生の作品の裸に えっち とか、そう言った下品な感情を持ってはいけないみたいな気持ちになっていた。それ、今考えると洗脳のような気がする。


とにかく、読者がそんな状態なんだから、先生もスカートを短くするくらいではどうにもセクシーさを表現できなかったのかもしれない。それって、少年漫画家としてはすごく辛い気がする。

そんな時に、『可哀想な格好』なんて少女に言われたら、ショックだろうな、と、今、胸が痛む。

まあ、ファンレターとかを書いてなかったから良かったけれど、自分の感覚が普通だと、そう考えるのも気っmのつなんだろうな、とかそんなことを考える。


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